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【中心性頸髄損傷+四肢麻痺】レポート・レジュメの作成例【実習】

2022年1月2日

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師を目指す学生に向けた、レポート・レジュメの作成例シリーズ。

今回は、「中心性頸髄損傷+四肢麻痺」の患者のレポート・レジュメです。

実習生にとって、レポート・レジュメの作成は必須です。

しかし、書き方が分からずに寝る時間がほとんどない…という人も少なくありません。

当サイトでは、数多くの作成例を紹介しています。

紹介している作成例は、すべて実際に「優」の評価をもらったレポート・レジュメを参考にしています(実在する患者のレポート・レジュメではありません)。

作成例を参考にして、ぜひ「より楽に」実習生活を乗り切ってください!

 

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今回ご紹介するレポートの患者想定

 

今回ご紹介する患者想定

  • 病院に入院中
  • 中心性頸髄損傷の患者

  • 四肢麻痺を呈する

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「中心性頸髄損傷+四肢麻痺」の患者のレポート・レジュメ作成例

はじめに

今回、中心性頸髄損傷による四肢不全麻痺を呈した症例について術前および術後の評価および治療の経験をし、理学療法評価から歩行能力の改善を目標としたプログラムを立案し、能力の向上を認めたのでここに報告する。

 

症例紹介

1)一般的情報

年齢:60歳代

性別:男性

身長:[cm]

体重:[kg]

BMI:23.3

キーパーソン:姉。車で20分程度離れたところに在住しているが、仕事をしているため介助は不可能。

発症前の生活:4年前に離婚しているため現在は一人暮らし。普段は車で40分程度の職場に8時~17時まで勤務。立ち仕事が主であり、勤務中も2時間程度は歩いていた。

発症前身体機能:特に問題となる身体機能の低下はなかったようであるが、歩行時に時折つまずきそうなことがあった。

職業:金属加工業 

趣味:油絵 

利き手:右手

家屋環境:借家の一戸建て、和室で生活し玄関には段差が20cm、トイレは洋式。

本人のhope:一人での生活、職場復帰。

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2)医学的情報

診断名:中心性脊髄損傷(C4)、後縦靱帯骨化症(文節型)

現病歴および経過:発症は縁石につまずき前額部より転倒し受傷。四肢不全麻痺出現し救急車にて搬送され入院し保存的加療となる。発症3日後よりベッドサイドリハ開始となる。発症後30日目に第2~7頸椎椎弓拡大形成術施行され、術後4日目よりリハ再開となる。

既往歴:左肩五十肩

画像診断:MRI(発症翌日)

<矢状面>T2強調画像においてC3/4、4/5、5/6、6/7椎間に狭窄を認めており、頸椎広範にわたり脊髄中心部に高信号領域を認める。

<横断面>最も狭窄が認められるC3/4においても前方からの高度な脊柱管狭窄を認めている。

服用薬品:

①テルネリン錠(塩酸チザニジン):骨格筋弛緩薬

②酸化マグネシウム(制酸剤):胃潰瘍などの酸を中和作用

③セフゾンカプセル(セフェム系薬剤):細菌による感染症

④ボルタレンゲル(非ステロイド抗炎症外用薬):症状の鎮痛・消炎

 

3)他部門からの情報

<Drより>頸椎の融合、後縦靱帯骨化症があり、今回の転倒による外力が加わった。上肢の機能回復は厳しいが下肢は歩行可能になるであろう。再び転倒すると命の危険性がある。

<OTより>術前に比べ術後は筋力や痙縮が上がり、夜間には筋緊張が高くなり、肩や肘の疼痛がみられるようになった。利き手交換を実施している。

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理学療法評価

①全体像

リクライニング式車椅子、頸椎カラー(ソフトカラー)にてリハ室に来室。穏和でリハに対しても意欲的で我慢強いところがあった。

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②バイタルサイン

 

BP [mmHg]

HR [beats/min]

SpO₂[%]

臥位

115/66

73

99

座位

75/56

78

97

立位

112/81

89

97

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③MOTOR

・S1(足関節底屈)は立位ができないので臥位のみ実施した。実際は表記以上の筋力がある。

髄切レベル

Rt

Lt

髄切レベル

Rt

Lt

C5

2⁻

2⁻

L2

4

4

C6

2⁻

2⁻

L3

3⁻

3⁻

C7

2⁻

2

L4

4

4

C8

2-

2⁻

L5

4

5

T1

1

1

S1

2⁺

2⁺

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④MMT

・大殿筋(Rt/Lt):3/3、下肢内転筋:4/4、中殿筋2⁺/3、ハムストリングス:4/5、腹筋2

・extension lag 15°

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⑤BIODEX

(術後11日目)

120DEG/SEC:伸展 最大トルク/体重(Rt/Lt)0.25/0.31 

 

⑥筋緊張

臥位―大胸筋、背筋の筋緊張亢進。

MAS(Rt/Lt)―股屈筋:1/1、股伸筋:1/1、内転筋:2/2、膝屈筋:1/1、下腿三頭筋:1/1)

端座位―頸部屈筋群、大胸筋、背筋、腸腰筋、ハムストリングス、前脛骨筋の筋緊張亢進。

立位―頸部屈筋群、大胸筋、背筋、ハムストリングス、下腿三頭筋、前脛骨筋の筋緊張亢進。

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⑦深部腱反射

・膝間代(Rt/Lt):+/+

・足間代:+/+

部位

Rt

Lt

部位

Rt

Lt

上腕二頭筋

+++

+++

膝蓋腱

+++

+++

上腕三頭筋

+++

++

アキレス腱

++

+

腕撓骨筋

+++

+++

ハムストリングス

+++

++

回内筋

+++

+++

下肢内転筋

+++

++

大胸筋

++

++

   

⑧病的反射

Babinski反射(Rt/Lt):-/-

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⑨SENSORY

・肛門括約筋の随意運動はある。

・肛門周囲の知覚は温存されている。

 

LIGHT TOUCH

PIN PRICK

髄切レベル

Rt

Lt

Rt

Lt

L1

10

10

2

2

L2

10

10

2

2

L3

8

8

1

1

L4

7

8

1

1

L5

6

6

1

1

S1

6

6

1

1

S2

10

10

1

1

S3

10

10

2

2

S4-5

10

10

2

2

⑩深部感覚

1)振動覚:上肢、下肢ともに正常

2)位置覚:上肢(母指)―Rt:中等度鈍麻(3/5)、Lt:重度鈍麻(2/5)

     下肢(母趾)―Rt ,Lt:軽度鈍麻(4/5)

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⑪ROM-T

・肩関節屈曲(Rt/Lt(°)):80/70、外転:80/60にて疼痛あり。

・SLR:70/50,股関節伸展:0/0,外転:25/20,足関節背屈:10/10

・その他の関節に明らかな可動域制限は認めない。

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⑫姿勢反射、座位バランス

頭部、体幹の立ち直り反応は低下していた。前方への抵抗に対しては背筋、後方への抵抗に対しては腹筋の筋収縮により耐えることが可能であった。左右の抵抗に対しては右側より左側からの抵抗に耐えることが弱く、両方向とも耐えうること可能であった。

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⑬姿勢分析

1)端座位:近位監視

前額面―重心は右側にありアライメントは左側に偏位している。両上肢は肩関節内転、肘関節伸展、前腕回内位である。左下肢は股関節外旋、足関節内反位である。

矢状面―頸部屈曲位で下を向き、骨盤は軽度前傾している。背筋にて骨盤と体幹を固定し一枚板様になっている。前後への重心の動揺があり、前方への移動は速く自分で静止することは困難なため監視が必要である。

 

2)立位:中等度介助

前額面―重心は右側にありアライメントは左側に偏位している。骨盤が右側に移動しており、くの字になっている。左肩は挙上し、両上肢肩関節内転、肘関節伸展、前腕回内位である。

矢状面―頸部屈曲位である。重心は後方にあり重心が前方に移動すると背筋の筋緊張は亢進する。骨盤は軽度前傾し体幹と一枚板様になっている。右下肢は股関節・膝関節軽度屈曲、足関節背屈位で体重を支え、左下肢は股関節屈曲・内転・外旋、膝関節屈曲、足関節背屈・内反位である。殿部が後方に引きずり込まれ、膝折れするので介助が必要である。

 

⑭基本動作分析

1)寝返り(背臥位→右側臥位):軽介助

背臥位より左下肢を股関節・膝関節屈曲位にし、そこから股関節内旋、膝関節伸展により踵にてベッドを押し付ける。右下肢は股関節屈曲・内転、膝関節屈曲する。これにより骨盤が右回旋するが、両下肢は股関節内転の筋緊張が強く出現する。左上肢は後方に残っているので、介助者は左上肢を体幹の正中に移動し、下肢からの右回旋が骨盤・体幹に連動して起こり右側臥位となる。

 

2)起き上がり:中等度介助

側臥位の状態から端座位になるときの体を起こす動作を上肢にて体を支えることができず介助を必要とする。また、背筋・下肢の筋緊張は亢進し、体幹は一枚板様になり両下肢は股関節屈曲、膝関節屈曲、足関節背屈の運動パターンが出現し、下肢内転筋の筋緊張も亢進する。

 

3)立ち上がり(55cm台):中等度介助

端座位より殿部離床しようとすると骨盤が前傾して体幹と一枚板様になり、両下肢股関節屈曲、膝関節屈曲、足関節背屈の動作が連動して下腿が後方に移動しベッド下に入る。両下肢股関節伸展、膝関節伸展の筋力が弱いため介助をして殿部離床すると、重心は後方に残ったままで骨盤は左後方に回旋し、足関節は背屈する。なので、重心が前方に移動するように介助をして立位となる。

 

4)移乗:全介助

起立をした後、重心は後方にあり、股関節を伸展して骨盤を前方に移動することができない。方向転換をするときに側方に重心を移動できず、下肢を外転することができない。荷重側下肢には膝折れが起こり、非荷重側下肢は股関節屈曲・内転・外旋、膝関節屈曲、足関節背屈・内反の運動パターンが出現する。座るときはゆっくり殿部を降ろすことができないので、これらに介助を必要とする。

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⑮歩行分析:全介助(免荷式歩行にて)

歩行全般において腕の振り出しはなく、両上肢とも下垂したままである。また、右立脚期よりも左立脚期の時間は短い。

左下肢立脚期に重心は右前方にあり、アライメントは右側に傾いている。左殿部は後方に引き込み、膝関節は膝折れし、足関節は外反するため体重を支持できず、骨盤は左側にくの字に折れる。立脚後期には骨盤が右後方に回旋する。

左下肢遊脚期に重心は左前方にあり、アライメントは左側に傾いている。左股関節、膝関節、足関節が屈曲して一連のパターンとなり、屈筋の筋緊張が亢進している。そのため、toe off時に背屈して蹴りだせず、尖足をひきずり、踵接地時に膝関節の伸展がスムーズに行えないため尖足接地している。

右下肢立脚期に重心は左前方にあり、アライメントは左側に傾いている。右殿部は後方に引き込み、膝関節は膝折れしている。立脚後期には骨盤が左後方に回旋する。

右下肢遊脚期に重心は右前方にあり、アライメントは右側に傾いている。遊脚初期に内転筋の筋緊張が亢進し、はさみ足歩行となり、右下肢にぶつかり思うように下肢を振り出せない。また、右股関節、膝関節、足関節が屈曲して一連のパターンとなり、屈筋の筋緊張が亢進している。そのため、toe off時に背屈して蹴りだせず、尖足をひきずり、踵接地時に膝関節の伸展がスムーズに行えないため尖足接地している。

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⑯Barthel Index

(0/100点)

食事,整容,移動,更衣,移乗:全介助。食事は口まで運んでもらえば、摂食以降は可能である。

排尿自制,排便自制:不可。尿意や便意を感じること、我慢することは可能である。

トイレ動作,入浴,階段昇降:未実施。

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ICF

 

統合と解釈

 本症例は転倒による急性発症の中心性頸髄損傷で、発症から30日目に頸椎椎弓形成術(C2~C7)を施行した。年齢は60歳代、借家の一戸建てに一人暮らしで金属加工業を職業としていた。理学療法開始時より意識清明で、ASIAやMMTにおいては運動麻痺が下肢よりも上肢が強く中心型の様相を呈していた。日中のほとんどは臥位で生活しており、介助なしに基本動作や日常生活を送ることは不可能であった。また、座位では臥位より血圧が30mmHg以上低下することに注意する必要があった。

活動目標として歩行能力の獲得を目標とした下肢機能の向上を図ることにした。なぜなら、急性発症であり中心型を呈しており、発症前に後縦靭帯骨化症の症状をほとんど認めていないことから下肢仙髄側より体幹・上肢の順に回復が考えられること、年齢が比較的若く意識清明であること、本人が独居、職場復帰を望んでいていることからであった。だが、実用的な歩行能力の獲得には体幹安定性、上肢の支持機能の向上も必要と考えた。まだ急性期であり画像所見だけからでは運動麻痺がどこまで回復できるか予想できないことから歩行自立を最大目標とし、そこに向けた段階的な目標を下肢機能の向上による起立、移乗動作の安定性獲得と設定した。施設での生活では上肢機能が弱いと転倒予防が低下し、本症例は体格もいいので、介助者の負担は大きくなる。そのため、起立ができないと寝たきりにさせられることが多いので、介助者でも安全に行える起立や移乗能力が必要であると考えた。

起立動作では殿部離床時に殿部をベッドから浮かすことができずに重心が後方に残り、骨盤は前傾して体幹と一枚板様になっていた。立位になってからは膝折れが見られ、骨盤を前方に移動できずに重心は後方に残ったままで、体幹は一枚板様のままで前後に動揺していた。また、重心を側方に移動させると非荷重側下肢は股関節屈曲・内転・外旋、膝関節屈曲、足関節背屈・内反の運動パターンが出現していた。これらの原因として、股関節・膝関節を伸展する筋である大腿四頭筋、大殿筋のMMTが3~3⁺であること、BIODEXにおいて右が0.25、左が0.31であること、下肢の筋緊張がMASで1~2であること、背筋の筋緊張が亢進していることを考えた。ここでは、背筋の筋緊張が亢進することは座位保持が可能となり正の要因と感じるが、腹筋のMMTが2であることなど不安定なものを代償しているだけで、動作の切り換えを効率よく行うことを阻害しているので改善すべき点と考えた。

また、移乗動作では起立動作の要因の他に方向転換の動作が必要となる。現状では側方に重心を移動できず、下肢を外転できなかった。これは、バランス能力が低下していること、荷重側下肢の大腿四頭筋、大殿筋が低下していること、非荷重側下肢は股関節伸展・内転・外旋、膝関節伸展、足関節背屈・内反の動作パターンが出現することや中殿筋のMMTが2⁺~3であること、上肢のMMTが1~2と弱く両肩に疼痛があるため上肢の位置を随意的に移動できないのでベッドに手を着いて体幹を支えられないことを原因と考えた。

したがって、上肢の機能も必要となる部分はあるが、前述したように下肢からの回復などを考慮して、下肢の支持性と体幹の安定性の向上を要素的目標として理学療法を実施することにした。これらを実現するために麻痺の回復過程が下肢からであること、神経の可塑性を考慮して高頻度で反復した練習が望まれること、血圧が静的よりも動的な動作において安定していることから歩行練習を中心に実施することにした。上肢の機能や体幹の安定性が低下していることから平行棒内歩行や歩行器歩行などは困難が予想されたので、免荷式歩行装置を用いた歩行練習を中心に行うことにした。ただ、下肢機能の低下は廃用性の筋力低下や運動パターン、運動麻痺が要因と考えられるので、筋力強化に対して起立練習、運動パターンの学習に対して起立練習と歩行練習、運動麻痺の回復に対して歩行練習を考えた。また、体幹機能の低下は重心の移動パターンや腹筋、背筋の筋力低下が要因と考えれ、安定性向上とコントロールの改善として座位バランス練習を考えた。

 

ゴール設定

<活動目標>

STG

1)起立介助量軽減

2)移乗動作介助量軽減

 

LTG

歩行能力の向上

 

<要素的目標>

1)下肢・体幹筋の筋力向上

2)下肢・体幹筋の痙縮軽減

3)運動パターンの学習

 

治療プログラム

①歩行練習

 体幹の安定性や上肢の支持性が低下しているため、Unweighting systemを用いる。これにより体幹を支持し、下肢にかかる負荷量を調節することが可能となり、下肢の筋力強化や運動パターンの学習を可能とする。まずは歩行の安定性向上を目標とし、立脚相の支持性を高めるために膝の屈伸運動を高頻度行えるように歩行速度や免荷量を設定する。これと平行に他の練習により体幹の安定性が向上したら、歩行器や平行棒内での介助歩行に内容を変化させる。

 

②起立練習

 大殿筋や大腿四頭筋の筋力強化、殿部離床時の両下肢股関節屈曲、膝関節屈曲、足関節背屈の連動した運動パターンの出現軽減を図り、重心の前方への移動を可能とする。体幹の安定性よりは下肢の支持性を中心に練習し、運動パターンを改善する。始めは55cm台の高さより行い、軽介助にて殿部離床を行えるように実施し、台の高さは低負荷・高頻度行えるように設定する。歩行可能には20cm台からの起立を可能とする必要があるので、これを目標とする。

 

③座位バランス練習

 抗重力位での腹筋の収縮を学習し、背筋の代償を軽減することで体幹の安定性向上とコントロールの改善を図る。そのために背筋の代償が入りにくい骨盤後傾位にて腹筋の収縮の学習を行う。具体的な練習方法としては座位の前方にバルーンを置き前かがみになる、背臥位にして筋緊張を落としてから上部体幹からゆっくり丸めながら起こす、息をはきながら座位をとる、バルーン上にて骨盤の前後傾の練習、スリングエクササイズセラピーなどを実施し理解しやすいものを取り入れる。また、静的な座位が骨盤前傾位でなく姿勢の保持が可能となったら、動的な座位を取り入れる。重心の左右への移動においても体幹の姿勢保持を可能となるようにする。

 

④ストレッチ

 両肩関節屈曲・外転の阻害因子となっている肩甲下筋や下肢内転筋、ハムストリングス、下腿三頭筋を中心に実施する。

 

経過

27日間実施した変化

術後13日目

術後40日目

歩容(速度、免荷量、歩幅)

0.2km/h,30-45kg,25.6cm

0.6km/h,8-14kg,27.8cm

MMT(大腿四頭筋、中殿筋)

3⁻/3⁻(extension lag 15°)、 2⁺/3

3⁺/4、 3⁺/3⁺

Biodex(膝伸筋力)

0.25/0.31

0.25/0.33

MAS(膝屈筋、下肢内転筋)

1⁺/1⁺、2/2

1/1、1⁺/1⁺

免荷式歩行練習を28日間行った経過を記した。

歩行速度は向上し、免荷量は体重の50%だったものが数%程度に軽減していた。膝の前後動揺はなくなり、膝関節を伸展して支持できるようになった。これはMMTにて大腿四頭筋の筋力が向上し膝のextension lagは消失していること、膝屈筋の筋緊張が軽減していることからだと考えた。また、骨盤の側方移動は軽度減弱していた。これは中殿筋の筋力が向上し、下肢内転筋の筋緊張が軽減してることからだと考えた。下肢の内転方向への移動は減弱し、立脚下肢にぶつかることはなくなった。また、膝関節が軽度伸展できるようになり、下肢屈筋パターンの亢進も減弱してつま先から接地していたものが、足底にて接地できるようになった。

 

理学療法最終評価

(手術後37~41日目)

①全体像

 著変はないが、特に右足が思い通りに動かないことに悔しさを感じていた。

 

②バイタルサイン

臥位、立位において著変はなく、座位においても変化はなかった。

座位―BP:108/66[mmHg]、HR:77[beats/min]、SpO2:97[%]

 

③MOTOR

・S1(足関節底屈)は立位ができないので臥位のみ実施した。実際は表記以上の筋力がある。

髄切レベル

Rt

Lt

髄切レベル

Rt

Lt

C5

2⁻

3

L2

4

4

C6

3⁺

4

L3

3⁺

4

C7

2

2

L4

4

4

C8

2-

2⁻

L5

4

5

T1

1

1

S1

2⁺

2⁺

④MMT

大殿筋(Rt/Lt):3⁺/4、中殿筋3⁺/3⁺、腹筋2

 

⑤BIODEX

(術後40日目)

120DEG/SEC:伸展 最大トルク/体重(Rt/Lt)0.25/0.33 

 

⑥筋緊張

臥位―大胸筋、背筋の筋緊張軽度亢進。

(MAS(Rt/Lt)―股屈筋:1/1、股伸筋:1/1、内転筋:1⁺/1⁺、膝屈筋:1/1、下腿三頭筋:1/1)

端座位―背筋、ハムストリングスの筋緊張軽度亢進。

立位―背筋、ハムストリングスの筋緊張軽度亢進。

 

⑦深部腱反射

・膝間代(Rt/Lt):-/-

・足間代:-/-

部位

Rt

Lt

部位

Rt

Lt

上腕二頭筋

+++

+++

膝蓋腱

++

++

上腕三頭筋

+

+++

アキレス腱

++

++

腕撓骨筋

++

+++

ハムストリングス

++

+++

回内筋

+++

+++

下肢内転筋

+++

++

大胸筋

++

++

   

⑧SENSORY

 

LIGHT TOUCH

PIN PRICK

髄切レベル

Rt

Lt

Rt

Lt

L2

8

8

2

2

L3

8

8

2

2

L4

8

8

1

2

L5

8

8

1

2

S1

8

8

2

1

S2

8

9

2

2

⑨深部感覚

位置覚:下肢(母趾)―Rt,Ltともに正常(5/5)

 

⑩ROM-T

股関節伸展:5/5,外転:35/30,足関節背屈:15/15

 

⑪姿勢反射、座位バランス

頭部の立ち直り反応は左右ともに出現していた。だが、体幹の立ち直り反応は初期評価よりも向上していたが、右側よりも左側からの抵抗に対して減弱していた。また、前方への抵抗よりは後方への抵抗に対して耐えることが弱かった。自動では体幹を前屈は15°、後屈は5°まで動かすことが可能であった。

 

⑫姿勢分析

1)端座位:近位監視

前額面―重心は右側にありアライメントは左側に偏位している。四肢に目立った異常肢位は見られなかった。

矢状面―以前よりも骨盤の中間位に位置し円背をとれるようになった。前後への重心の動揺はなくなった。

 

2)立位:軽介助

前額面―重心は左側にありアライメントは左側に偏位し、骨盤も左側に移動している。介助がないと左前方に倒れる。上肢は筋緊張がなく下垂し、両下肢ともに内転位である。

矢状面―頸部屈曲位である。骨盤は中間位であり以前より体幹とも分離している。また、殿部が後方に引きずり込まれ、膝折れするが以前ほど著しくはない。

 

⑬基本動作分析

1)寝返り(背臥位→右側臥位):自立

背臥位より両下肢を股関節・膝関節屈曲位にし、頸部を右回旋する。左肩関節内転して左上肢を体幹の正中位に運ぶ。そこから左股関節内旋、右股関節外旋して骨盤・体幹を右回旋する。両下肢ともに下肢内転筋の筋緊張が強く出現するが、左股関節屈曲、膝関節伸展することで右側臥位となる。

 

2)起き上がり:中等度介助

著変なし。

 

3)立ち上がり(50cm台):監視

端座位より体幹を前傾して重心を前方に移動する。殿部離床時には重心は左下肢にあり、両下肢内転筋の筋緊張は亢進する。右側よりは左側の大腿四頭筋がより収縮し立位となる。だが、大殿筋と大腿四頭筋の筋力が弱いため股関節、膝関節は軽度屈曲位で体幹を前傾することでバランスを保っている。

 

4)移乗:中等度介助

車椅子から起立し立位になったときに重心は左前方にある。両下肢ともに下肢内転筋の筋緊張が軽度亢進するが、一方の下肢に重心を移動させると非荷重側下肢の股関節屈曲・外転することが可能となる。座るときは両股関節屈曲、膝関節屈曲をし、体幹を前傾してゆっくり殿部を降ろすことが可能である。

 

⑭歩行分析

歩行全般において腕の振り出しはなく、両上肢とも下垂したままである。また、右立脚期よりも左立脚期の時間は短い。

左下肢立脚期に重心は左前方にある。左膝関節は膝折れし、足関節は外反するため体重を支持できず、骨盤は左側にくの字に折れる。立脚後期には骨盤が左後方に回旋する。

左下肢遊脚期に重心は左後方にある。骨盤は右側より左側が低くなり左股関節、膝関節を軽度屈曲、足関節を背屈し左下肢を振り出す。

右下肢立脚期初期に重心は左後方にあり、右下肢に十分に乗らない。右下肢股関節、膝関節は軽度屈曲位で大殿筋や大腿四頭筋の筋力低下により伸展することができず、右下肢立脚期後期には殿部の後方引き込みや膝折れが起こることもある。

右下肢遊脚期に重心は左前方にある。右股関節、膝関節を軽度屈曲して右下肢を振り出すが、足関節背屈が十分出ないため足趾から接地する。

 

⑮Barthel Index

(5/100点)

移乗:全介助(5点)。基本動作分析に記した。

食事:全介助(0点)。リハ場面ではPSBを用いれば可能であるが、病棟では全介助である。

移動:全介助。介助歩行にて15m程度可能である。 

整容,更衣,:全介助。

トイレ動作,入浴,階段昇降,排尿自制,排便自制:未実施。

 

考察

本症例では歩行能力の改善に向け、免荷式歩行を実施した。その結果、大腿四頭筋や中殿筋の下肢筋力は向上、内転筋や膝屈筋の痙縮は軽減した。また、運動パターンの学習は他の要因が関係しており効果の判定は困難だったが、筋力の向上や痙縮の軽減により学習できたこと、免荷式歩行練習は反復した動作が獲得しやすく、負荷量を調節できることから学習できたと考えられた。その結果、下肢の支持性が向上し、歩行能力の改善が見られた。

今回のような中心性頸髄損傷例では、上肢による歩行補助具の支持が困難であることや体幹・下肢の不安定性により早期からの歩行練習導入が困難であり、免荷式歩行練習を利用することで、体幹をサポートし、下肢への負荷量を軽減しながら練習を行うことができたと考えられる。免荷式歩行練習では、通常歩行に比べ下肢への負荷量を軽減することで高頻度の下肢反復運動が可能となり、中枢性の筋力低下の改善を促すとともに、過剰な下肢への負荷にともなう、下肢痙縮の増悪を抑制もしくは軽減することが可能であったと考えられる。また、適切な運動を行いやすくすることで運動パターンを学習しやすいことも考えられたが、今回の結果からは運動パターンの学習自体に効果があったかの判定は困難だった。

起立能力においては50cm台からは立位時の転倒を監視、40cm台からは重心の前方への移動のバランス介助が必要と術後より変化した。これはMMTにて腹筋の筋力は変化していないが、座位保持にて体幹の前屈が15°まで出来るようになったことなどが要因と考えた。この改善点としては、背筋の筋緊張が軽度軽減していることから、腹筋を代償することが少なくなっており、背筋と腹筋の強調した運動が可能になっていると考えた。これより、体幹の安定性に向上が見られたと考えた。また、体幹が前屈できるようになったことから、骨盤を過度に前屈する必要がなくなったことが、下肢の屈曲動作パターンの改善した要因の一つであると考えた。

 以上のことより、本症例において下肢の支持性や体幹の安定性は向上した。しかし、施設で生活する際に起立動作がまだ不十分であることなどから、さらに理学療法が必要であると考えた。体重を下肢に負荷したときに下肢内転筋や屈曲動作パターンが著明に歩行の阻害要因ではなく、下肢の筋力不足があるため立脚相が不安定なこと、また、体幹の安定性が向上していることから、歩行練習は介助歩行を中心に練習していこうと考えた。

 

まとめ

今回、歩行能力低下を下肢筋力低下、下肢筋の痙縮、運動パターンの未学習の3つを原因と考え、歩行練習を中心に行った。歩行能力は改善し、3つの要素についても変化が見られた。免荷式歩行練習は下肢への体重負荷量を軽減し、痙縮の増悪を抑えながらの下肢筋力の回復が可能であった。

 

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疾患名
特徴
脳血管疾患

脳梗塞

高次脳機能障害 / 半側空間無視 / 重度片麻痺 / 失語症 / 脳梗塞(延髄)+片麻痺 / 脳梗塞(内包)+片麻痺 / 発語失行 / 脳梗塞(多発性)+片麻痺 / 脳梗塞(基底核)+片麻痺 / 内頸動脈閉塞 / 一過性脳虚血発作(TIA) / 脳梗塞後遺症(数年経過) / トイレ自立を目標 / 自宅復帰を目標 / 歩行獲得を目標 / 施設入所中

脳出血片麻痺① / 片麻痺② / 片麻痺③ / 失語症 / 移乗介助量軽減を目標

くも膜下出血

片麻痺 / 認知症 / 職場復帰を目標

整形疾患変形性股関節症(置換術) / 股関節症(THA)膝関節症(保存療法) / 膝関節症(TKA) / THA+TKA同時施行
骨折大腿骨頸部骨折(鎖骨骨折合併) / 大腿骨頸部骨折(CHS) / 大腿骨頸部骨折(CCS) / 大腿骨転子部骨折(ORIF) / 大腿骨骨幹部骨折 / 上腕骨外科頸骨折 / 脛骨腓骨開放骨折 / 腰椎圧迫骨折 / 脛骨腓骨遠位端骨折
リウマチ強い痛み / TKA施行 
脊椎・脊髄

頚椎症性脊髄症 / 椎間板ヘルニア(すべり症) / 腰部脊柱管狭窄症 / 脊髄カリエス / 変形性頚椎症 / 中心性頸髄損傷 / 頸髄症

その他大腿骨頭壊死(THA) / 股関節の痛み(THA) / 関節可動域制限(TKA) / 肩関節拘縮 / 膝前十字靭帯損傷
認知症アルツハイマー
精神疾患うつ病 / 統合失調症① / 統合失調症②
内科・循環器科慢性腎不全 / 腎不全 / 間質性肺炎 / 糖尿病 / 肺気腫
難病疾患パーキンソン病 / 薬剤性パーキンソン病 / 脊髄小脳変性症 / 全身性エリテマトーデス / 原因不明の歩行困難
小児疾患脳性麻痺① / 脳性麻痺② / 低酸素性虚血性脳症
種々の疾患が合併大腿骨頸部骨折+脳梗塞一過性脳虚血発作(TIA)+関節リウマチ

-書き方, 病院, 整形疾患, レポート・レジュメ