実習の心得・準備

絶対に落ちない!評価実習で抑えておくべきたった2つのポイント

2022年1月7日

理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)を目指す学生にとって、評価実習は避けて通れません。

評価実習は、初めて密に患者と触れ合う実習です。

そのため、うまく対応することができず実習に落ちる人が多くいるのも事実です。

ではなぜ、多くの学生が評価実習で落ちてしまうのでしょうか?

それは、「ある2つのポイント」を抑えられていないからです。

私(理学療法士)は、過去に何十人という学生のバイザー(指導者)をしてきました。

その中で、落ちる学生には「ある特徴」があることが分かりました。

この記事では、「絶対に評価実習で落ちないポイント」をお伝えしてまいります。

この記事を読めば、少なくとも評価実習で落ちることはなくなるでしょう。

最後には、各評価の方法と無料評価シートのダウンロード記事をまとめていますので、「実習を楽に乗り切りたい!」という人は参考にしてみてください。

 

理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の実習とは

一般的にリハビリの実習は、以下のようにスケジュールが組まれています。

1年生の時に「見学実習(1日~1週間程度)」
3年生の時に「評価実習(3週間程度)」
4年生の時に「臨床実習(7~8週間程度が2回位)」

これは国家試験を受けるために必須で、避けては通れません。

 

まず、最初の実習が見学実習です。

見学実習は1年生の時に1日〜1週間程度で、まだ右も左も分からない状態、分からないことが分からない状態で緊張も何もありません。

どちらかというと、「ヘぇ〜病院の控え室ってこんな感じなんだ〜」みたいな感じで、どこか授業なくてラッキーみたいな感じもありますよね。

その見学実習の次の実習が、3年生の時にある「評価実習」です。

この評価実習から、一気に緊張感が変わってきます。

この頃は、専門知識もある程度付いてきて、患者と向き合うことの大変さも知ってきます。

評価実習は、実際に担当患者を持ったり、身体に触れる初めての機会になります。

そんな初めて尽くしの評価実習は、かなり緊張します。

この実習に落ちたら、留年が目の前に迫ってくるという背水の陣のような緊迫感もあります。

ただ、実はそんなに恐れることはないのです。

 

評価実習で落ちない2つのポイント

「臨床実習」という名と差別化を図り、まして「評価実習」と名前を付けてるくらいですから、評価が学生なりに出来れば言い訳です。

流れでいうと、

「評価→問題点抽出→目標設定→治療プログラム立案→考察(アセスメント)」

の、「評価」の部分を勉強しましょうね!ってことです。

 

この「評価」は、臨床に出たら何人もの患者を同時に、しかもスピーディーにやる事が求められます。

そのため、3週間もある中で評価だけをやるというのは、例え学生さんであろうと、なんら難しいことではないのです。

むしろ、これを乗り切らないと臨床実習はもっと厳しいはずです。

それを考えると、「3週間もある中で評価の部分だけマスターすればいい」と、ポジティブに焦点を絞って挑むことができます。

それでは、評価実習で落ちない2つのポイントを詳しくみていきましょう。

 

笑顔で敬語を使って患者様と接する

基本中の基本です。

私も長年バイザーをしていましたが、個人的に一番重視しているのは「笑顔で敬語を使っているか」です。

いわゆる、コミュニケーションの部分です。

技術や知識は、経験を積めばおのずと付いてきます。

ただ、この技術や知識はコミュニケーションがベースにあって成り立つものです。

コミュニケーションといっても、営業マンになる訳ではないので難しいコトは必要ありません。

・笑顔で話を聞く
・敬語を使う

これだけです。

話題を作るのが苦手だったり、話すことが苦手な人も大丈夫。

笑顔で相手の目をみて、適度な相槌を打ちましょう。

これだけで十分相手に好印象です。

最低限、ここが出来ていれば、「評価はまだまだ甘いけど伸び代は十分あるな~」と、実習中止にすることはまずありえません。(その他にかなりの問題がある場合は除く)

 

相手の負担を最小限にする

2つ目のポイントは、相手の負担を最小限にする配慮ができているかです。

例えば、評価をする際に「背臥位で可動域とって、腹臥位で可動域とって、背臥位でMMTとって…」と、事あるごとに姿勢を変えている人がいます。

ROMとMMTで分けるなどはせず、同じ姿勢で出来る評価は、同じ姿勢でした方がいいです。

時間短縮にもなるし、何より患者への負担が少なく行えます。

この部分は、他にもポイントがあって、いかに効率良く物事を進められるかという部分も見えてしまいます。

相手の負担を最小限で評価を進めれば、バイザーに「効率良く評価できている」と、好印象を与えることができます。

評価が不慣れとか、ミスがあるとかは当たり前なんです。

そんなことに落ち込む必要はありません。

必要なのは如何に患者様に負担かけずにスムーズに出来るか。

この部分を念頭に置いてやってみましょう。

評価する流れを、事前にシミュレーションしておくのも良いですね。

トコル

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評価実習で落ちない2つのポイントまとめ

評価実習は、

笑顔で敬語を使って患者様と接する
相手の負担を最小限にする

この2つのポイントを押さえて望めば、間違いなく落ちることはないでしょう。

初めて患者さんと触れ合える貴重な体験。

楽しみながら頑張ってきてくださいね。

 

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評価実習では、様々な評価をすることになります。

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そのため、レポート・レジュメの作成をスムーズに行う1番の近道は、できるだけ自分が担当している症例に近い作成例に目を通して、全体の内容を掴むことと言えます。

以下に、疾患別の作成例リンクを貼っておきますので、ぜひ参考にしてみてください!

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疾患別のレポート・レジュメ作成例

疾患名
特徴
脳血管疾患

脳梗塞

高次脳機能障害 / 半側空間無視 / 重度片麻痺 / 失語症 / 脳梗塞(延髄)+片麻痺 / 脳梗塞(内包)+片麻痺 / 発語失行 / 脳梗塞(多発性)+片麻痺 / 脳梗塞(基底核)+片麻痺 / 内頸動脈閉塞 / 一過性脳虚血発作(TIA) / 脳梗塞後遺症(数年経過) / トイレ自立を目標 / 自宅復帰を目標 / 歩行獲得を目標 / 施設入所中

脳出血片麻痺① / 片麻痺② / 片麻痺③ / 失語症 / 移乗介助量軽減を目標

くも膜下出血

片麻痺 / 認知症 / 職場復帰を目標

整形疾患変形性股関節症(置換術) / 股関節症(THA)膝関節症(保存療法) / 膝関節症(TKA) / THA+TKA同時施行
骨折大腿骨頸部骨折(鎖骨骨折合併) / 大腿骨頸部骨折(CHS) / 大腿骨頸部骨折(CCS) / 大腿骨転子部骨折(ORIF) / 大腿骨骨幹部骨折 / 上腕骨外科頸骨折 / 脛骨腓骨開放骨折 / 腰椎圧迫骨折 / 脛骨腓骨遠位端骨折
リウマチ強い痛み / TKA施行 
脊椎・脊髄

頚椎症性脊髄症 / 椎間板ヘルニア(すべり症) / 腰部脊柱管狭窄症 / 脊髄カリエス / 変形性頚椎症 / 中心性頸髄損傷 / 頸髄症

その他大腿骨頭壊死(THA) / 股関節の痛み(THA) / 関節可動域制限(TKA) / 肩関節拘縮 / 膝前十字靭帯損傷
認知症アルツハイマー
精神疾患うつ病 / 統合失調症① / 統合失調症②
内科・循環器科慢性腎不全 / 腎不全 / 間質性肺炎 / 糖尿病 / 肺気腫
難病疾患パーキンソン病 / 薬剤性パーキンソン病 / 脊髄小脳変性症 / 全身性エリテマトーデス / 原因不明の歩行困難
小児疾患脳性麻痺① / 脳性麻痺② / 低酸素性虚血性脳症
種々の疾患が合併大腿骨頸部骨折+脳梗塞一過性脳虚血発作(TIA)+関節リウマチ

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