訪問看護 初心者向け

お前は訪問看護に向いてない!ありえない言動5選【実話】

2021年1月20日

正直、訪問看護には「向き・不向き」があると思います。

もし、あなたが「何をやってもうまくいかない…」「いつも上司に怒られる…」「トラブルが多い…」と悩んでいるのなら、知らずのうちに「あり得ない言動」をしてしまっている可能性があります。

しかし、そこに気づくことができたら、明日から直すことができます。

私は長年、訪問看護ステーションで部門管理・エリア統括をしていました。

今回は、数多くのスタッフを指導してきた経験から、これはありえない!と思った言動を5選ご紹介します。

この言動をやめるだけで、あなたの悩みは減らすことができるでしょう。

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訪問看護に向いてない人のありえない言動5選

それでは、訪問看護に向いていない人のあり得ない言動を5選ご紹介してまいります。

心地よくないタメ口を使う

基本的に、私たち医療・介護スタッフが相手をする人は年上の方です。

その相手に対し、

「薬のんでないじゃん!ダメでしょ!」

「自分でやりなさいよ!」

え?友達??めっちゃ上からいくやん…と思ってしまう言葉遣いをしている人がいます。

確かに、タメ口が全部ダメとは言いません。

タメ口をコミュニケーションの活性化のために使うことも実際あります。

精神疾患の人には、まずはお友達になるような距離感や言葉遣いで接することで、ご利用者様の精神状態が良くなっていくこともあります。

ただ、高齢者に対してタメ口は基本的によくありません。

あなたは気づいていないかもしれませんが、あなたのタメ口は思っている以上に聞いてて不愉快です。

そういう人がよく反論で使う言葉が、「でもご本人様喜んでますよ!」です。

あのね、、、周りで聞いている家族が不愉快なの。

貴方が相手をしているのはご本人様だけでなく、その生活なの。

そして、その生活にはいつも寄り添ってくれている家族がいるの。

その家族がどう捉えるか分からないなら、より言葉遣いには気をつけるべきです。

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赤ちゃん言葉を使う

これもよくいますね。

高齢者に対して赤ちゃん言葉の人。

高齢者で身体が不自由な人に対して、

「あら〜よくできまちたねぇ〜〜」

身体不自由でも頭はしっかりしている高齢者はたくさんいます。

もし、認知症の方で細かい言葉尻は気にしない方でも、「タメ口を使う」と同様、周りでみている身内の方は非常に不愉快です。

私も実際に指導で入った時に、この言葉遣いをしているスタッフがいました。

カチンときて、その場で「おんどりゃ!」って言いたくなったんですが、まず始めにご家族様の顔色を伺いました。

やっぱですね、考え過ぎかもしれませんがご家族様の表情は良くないですよ。

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ちなみに、私は認知症の利用者を「認知がある」という言い方も好きではありません。コチラの記事(「認知症」を「認知」って呼ぶな!医療・介護職が使ってはいけない略語3選)で詳しく述べているので、興味がある方は覗いてみてください。
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自分の家のように扱う

これもよくあります。

特に長く介入していて、友達みたいな空気感になっている関係性によく見られます。

スタッフと利用者間でこういう関係になるのは望ましくありません。

例えば雨の日。

カッパをきて訪問先に向かいますよね。

そのカッパどうしますか?

お断りをいれて玄関に置かせてもらうのはありだと思います。

あるスタッフが、外に停めてあるご利用者様の家族の車のボンネットの上に置きました

びっくりしました。まじでこれやってんのかって。

しかも、このケースはまだ介入して1ヶ月くらいしか経っていないお家です。

しかもしかも、ご家族様の許可なんてとっていません。

これはもう救えないですよ。

ただ、まだこれは外に置くというところでマシじゃないんですけど、1000歩譲って理解するとして、玄関上がった先の上り框、もう靴脱いで上がる場所ですよ、そこに「バサっ!」てびしょびしょのカッパ置いた輩がいたんですね。

私は聞きました。

「もし逆の立場でやられたらどう?」って。

「いや、別に大丈夫っすね」ですって。

私、、細かすぎですかねぇ。。。

トコル
このケースは、「マナー」面から学び直す必要があります。コチラの記事(【訪問看護】初回訪問時の流れを完全解説!【留意点・マナー】)で利用者宅にあがるマナーを完全解説していますので参考にしてください。
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裸足で家にあがる

まぁこれも「自分の家のように扱う」に通ずるんですけど、

あなたのお家に他人が裸足で入ってきたらどうですか?

嫌じゃないっすか?

雨の日、靴下が濡れちゃったのは分かります。

替えもっていこうぜ。。

はたまた、夏の日に暑いからっていって裸足にサンダルで訪問していたスタッフも聞いたことがありますね。

基本的に、あなたがやられたらどう思うか?を常に考えてみましょう。

それで臭かったらもうおしまいですよ。

家の前でタバコを吸う

これはご利用者様からのクレームで発覚しました。

帰り際、ありがとうございました!と言って玄関を出たものの、玄関外で立ち話に発展するケースってよくあります。

特にご利用者様の前では話せない話など、帰り際にご家族様が色々情報提供してくれることは良くあります。

これすごい医療・介護スタッフとしてありがたいです。

ただ、そこでですね、あるスタッフがタバコ吸ったんですよ。

タバコ吸いながらご家族様と話してるんすよ。

これは流石にご家族様も「え?」って思い、事務所にクレームの電話をくれました。

いや、我慢してくれよ。。あの曲がり角曲がるまで我慢してくれよ。。

ってかなんでしょう。

我慢してよって問題じゃないような、人間性を疑いたくなるような出来事ですよね。

これはいいはずがありません。

何か企業で喫煙者不採用って最近聞きますけど、こういうやつがいるからっすよ。

私はタバコを吸っていていることはマイナスだけではないと思うんです。

心を閉ざしているおじいちゃんとかって、タバコとか競馬とかの話をすると一気に距離を縮められることがあるからです。

喫煙者、別に構いません。

ただ自分の身を自分で苦しめないよう、適切な行動とエチケットは忘れずにしましょうね。

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訪問看護に向いてない人のありえない言動まとめ

訪問看護に向いていない人のありえない言動まとめ

  • 心地よくないタメ口を使う
  • 赤ちゃん言葉を使う
  • 自分の家のように扱う
  • 裸足で家にあがる
  • 家の前でタバコを吸う

というわけで、考えられないんですが、意外と多い「訪問看護に向いていない人のありえない言動5選」を紹介しました。

皆さんの周りにはいませんかね?

あなたはやっていませんよね?

今一度、行動を振り返って見るキッカケになったら嬉しいです。

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