【2024年介護報酬改定】口腔管理の連携に加算を新設

2024年の介護報酬改定に向け、訪問介護・看護やショートなどに口腔管理の連携に加算を新設することが厚生労働省より提案されました（2023年11月27日）。

この記事では、その内容の要約、考えられうる現場への影響、そして推奨される対策までをお伝えしてまいります。

引用：社会保障審議会・介護給付費分科会

内容の要約

厚生労働省は、2024年度の介護報酬改定において、在宅高齢者の口腔ケアを強化するための新たなインセンティブを提案しました。

この取り組みは、訪問介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、定期巡回・随時対応サービス、ショートステイなどのサービス提供事業所を対象に加算を新設するというものです。

事業所は歯科医療機関と連携し、利用者ごとに口腔アセスメントを実施し、その結果をケアマネージャーや歯科医療機関に提供することが評価されます。

現場への影響

この改定は、在宅高齢者の口腔ケアに対する注目を高め、介護サービス提供事業所における口腔アセスメントの実施を促進するでしょう。

しかし、現場ではこれに対応するための具体的な手順や方法に関する課題が生じる可能性があります。

介護職員が口腔アセスメントを担当する際には、医療専門職との連携も重要とされています。

対策

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