理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師を目指す学生に向けた、評価ポイント解説シリーズ。
今回は、「評価データを自動でグラフ化できるツール」のご紹介です。
実習では、レポート・レジュメの記載が義務つけられています。
その際、評価データを数値のみで記載するのも悪くはありませんが、図やグラフを用いると格段に見やすくなります。
よくバイザーから、「このレポート見にくい!やり直し!」と言われることがありますが、実は「図やグラフを用いる」という単純作業だけでレポート・レジュメは見やすくなるのです。
もちろん、今回ご紹介するツールのダウンロードは無料です。
少しでも、皆様のお力になれれば幸いです。
「評価データを自動でグラフ化ツール」無料ダウンロード
このツールは、「バイタルサイン」「歩行能力」「Barthel Index」「FIM」をグラフ・図にすることができます。
ダウンロードはExcel形式です。
ダウンロード:評価データ自動グラフ化ツールexcel
「評価データを自動でグラフ化ツール」の使用方法
それでは、それぞれの使用方法を説明してまいります。
バイタルサインをグラフ化する方法
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1「バイタルサイン」タブをクリック
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2「日付」「最高血圧(収縮期血圧)」「最低血圧(拡張期血圧)」「脈拍」を入力
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3右側のグラフが自動完成!
歩行能力をグラフ化する方法
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1「歩行能力」タブをクリック
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2「日付」「所要時間[sec]」「歩数[step]」を入力
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3「cadence [steps/min]」「歩行速度 [m/sec]」が自動出力!
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4右側のグラフが自動完成!
*数値に合わせて垂直軸の最大値・最小値を変更すれば見やすくなります。
Barthel Indexを図にする方法
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1「Barthel Index」タブをクリック
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2「実点数(黄色背景部分)」を入力
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3「自立度[%]」「合計点」が自動出力!
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4右側の図が自動完成!
FIMを図にする方法
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1「FIM」タブをクリック
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2「実点数(黄色背景部分)」を入力
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3「自立度[%]」「得点(合計点)」が自動出力!
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4右側の図が自動完成!
評価方法を教えて欲しい・評価用紙が欲しい
今回は、実習を圧倒的に楽にする「評価データの自動グラフ化ツール」をご紹介しました。
当サイトでは、評価の方法や評価用紙のダウンロードを主に扱っています。
もちろん、ダウンロードはすべて無料です。
実習で必要と思われる評価のほとんどを網羅しているので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。