みなさんは、タワーマンション(通称:タワマン)に興味はありますか?
なぜか、私は幼い時から憧れを持ち続けていました。
特に私は田舎出身で、あんなに高い建物を見たことがなかったので、どこか別世界のような、テーマパークのような対象で見ていたのかもしれません。
しかし、何の因果か給料が低いことで有名な理学療法士の道を選択し、タワマンなんて憧れのまま一生を終える、そう思っていました。
そんな理学療法士の私ですが、29歳の時、実際に夢叶い都内のタワマンに住むことができました。
特別な副業をした訳ではありません。
理学療法士の給料のみで住むことができました。
今回は、「なぜ理学療法士の私が都内のタワマンに住めたのか」そのすべてをお伝えしてまいります。
私(理学療法士)の年収推移
まず、理学療法士である私の年収推移をご紹介します。
経験年数 | 年収 | 備考 |
1年目(新卒で急性期病院に入職) | 400万円 | もちろん平社員 |
2年目 | 400万円 | 平社員継続 |
3年目 | 400万円 | 部門リーダーになるも年収変わらず |
4年目 | 400万円 | 役職・年収変わらず |
5年目(訪問看護ステーションに転職) | 500万円 | 転職直後より年収100万円アップ |
6年目 | 600万円 | 主任に昇格 |
7年目 | 700万円 | エリア統括に昇格 |
8年目 | 800万円 | 人事業務を兼任 |
手取り17万円だった理学療法士の私が転職をした結果がこちらです
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やはりというべきか、4年目まではタワマンなんて考えられない、ある意味「理学療法士らしい給料」を頂いておりました。
しかし、私の年収は5年目の転職を機に大きく増加しました。
年齢にして27歳を迎えた年でした。
理学療法士の経験年数1年目〜4年目の間取りと家賃
新卒で入職した急性期病院の年収は、「約400万円」でした。
新卒で貰える給料としては、妥当ラインもしくは恵まれている方だと思っていました。
しかし、その後に部門のリーダーを務めたり、実習生のバイザーをしたり、業務量が増えるにも関わらず年収が全く増えないことに悩みと不満を覚えていきました。
そんな悩みと不安を抱えて夜な夜なヤケ酒をしていた部屋がこちらです。
家賃(管理費込み) | 53,000円 |
築年数 | 築30年 |
間取り | 1DK |
階建 | 2階/3階 |
交通 | 最寄り駅まで徒歩18分 |
ちなみに場所は、北関東某所です。
どこにでもありそうな間取りですよね。
ただ、正直一人暮らしでは十分なスペックです。
当時は何も不自由はありませんでした。
理学療法士の経験年数5年目〜7年目の間取りと家賃
そんな悩みと不満を解消するべく、経験年数5年目の年に、訪問看護ステーションに転職をしました。
慎重派の私にとって、人生における一大イベントだったことを今でも覚えています。
しかし、年収アップはしたものの、都内に引っ越したため家賃の相場も上がります。
この時、私が住んでいた部屋のスペックは以下の通りです。
家賃(管理費込み) | 99,000円 |
築年数 | 築13年 |
間取り | 2LDK |
階建 | 2階/5階 |
交通 | 最寄り駅まで徒歩10分 |
都内にくれば美人な彼女ができて同棲をするんじゃないかと夢を見て、少々広いマンションを選びました。
もちろん、スペック的には申し分なく家賃も都内にしては格安だと思います。
ただ、一人暮らしのままこの部屋とはオサラバしました。。
理学療法士の経験年数8年目〜の間取りと家賃
経験年数が8年目を迎えた時、私の年収は800万円と大幅にアップをしました。
役職に就き、理学療法士の他に人事業務を任されたことで、私は新卒の頃と比べて約2倍の給料を貰えることになりました。
この時、「あ…タワマン住めるかも…。」と、幼い頃の憧れに現実味が帯びてきました。
しかし、家賃は倍近くに跳ね上がるため、なかなか一歩が踏み切れずにいたところ、好きな芸人さんが「家賃が高いところに住むと仕事が順調にいく」と言っていたのが後押しになり、思い切って都内のタワマンに引っ越すことを決めました。
家賃(管理費込み) | 180,000円 |
築年数 | 築8年 |
間取り | 2LDK |
階建 | 8階/地下1地上34階 |
交通 | 最寄り駅まで徒歩1分 |
施設 | フィットネスルーム、キッズルーム、スーパー |
家賃18万円と高いように感じますが、都内のタワマンにしてはかなりお手頃な値段です。
都内の家賃相場に詳しい方なら、「港区」など中心部のタワマンではないことをお気づきになるでしょう。
この家賃のタワマンでイキっていたことをお詫び申し上げます。。
理学療法士の私が都内のタワマンに住んだ感想
タワマンにしてはかなりお手頃な家賃ではあるものの、「都内のタワマン」であることには変わりありません。
マンションの中には24時間利用可能なジムも併設されており、かなり優雅な気分を満喫することができました。
夜景が素晴らしく、東京スカイツリーを一望することもできました。
自分の部屋でワインを飲みながら隅田川の花火大会を見れたのは、一生の思い出です。
まさか、世間で年収が低いと言われている理学療法士の私が、このようなタワーマンションに住むなんて夢にも思っていませんでした。
また、このように住む場所が変わって気分が高揚すると、仕事にも精が出てより結果を残すこともできるようになりました。
一般的に、「年収の25%」が適正家賃目安(年収800万円だと16〜17万円)と言われているので、決して無理をして住んでいたわけではありません。
実際、貯金も出来ていました(月1〜3万ですが…)。
なぜ理学療法士の私が都内のタワマンに住めたのか?
では、なぜ理学療法士の私が都内のタワマンに住むことができたのか?
もう答えは分かっていると思いますが、「転職」をしたからです。
転職をしなかったら、今でも新卒の頃と同じ年収400万円だった可能性も否定できません。
実際、一緒に働いていた同期の現在の年収は420万円とのことです(参考記事:手取り17万円だった理学療法士の私が転職をした結果がこちらです)。
正直、私は運も相まって収入を上げることができましたが、大幅に収入を上げたい理学療法士は、「戦略的な転職」が必要になります。
年代によって戦略的な転職の方法は異なるので、詳しくは下記のリンクを参考にしてください。
*20代の人はコチラ→20代の理学療法士が年収600万円まで上げる転職術!【完全マニュアル】
*30代の人はコチラ→30代の理学療法士が年収600万円まで上げる転職術!【完全マニュアル】
上記の記事を要約すると、理学療法士が確実かつ最短に年収を上げたいのであれば「訪問看護ステーションへの転職」一択です。これは令和の今も変わりません。
20代の若いうちは「インセンティブ制度」を利用して稼ぎ、30代では「役職」について収入を安定化させることが重要だと確信しています。
失敗しない訪問看護ステーションへの転職方法
訪問看護ステーションの求人を探す方法は、「自分で探す」「友人の紹介」「ハローワーク」など様々ありますが、最も失敗が少ない方法は「転職サイトを利用する」ことです。
- 転職サイトを利用するメリット
- ・豊富な求人を一覧で比較することができる
・給与交渉や面接日程の調整を代わりにしてくれる
・事業所の内情を教えてくれる
・完全無料
訪問看護ステーションの求人の探し方!自分で探す?転職サイト?友人の紹介?
続きを見る
給料を上げたい理学療法士にとって、一番重要なのは「給与交渉」です。
というのも、多くの訪問看護ステーションは給与に幅を持たせて提示しています。
例① 月給:250,000円〜350,000円
例② 月給:250,000円〜(経験を考慮)
自分一人で転職活動をすると、足元を見られて一番低い給料を提示されてしまうことが多いのです。
その点、転職サイトを利用すればあなたの経験をしっかりと評価して、それに見合う給与になるよう交渉をしてくれます。
「転職サイトのコンサルタントに給与交渉をしてもらった結果、2万円のアップに成功しました!」
「提示給与より3万円高い給与で採用してもらえた。本当に感謝しています。」
実際、転職サイトを介して転職した人の方が給与アップ率が高いというデータもあります。
企業の採用ページから自分で直接応募するよりも、転職サイトを利用した方が内定獲得率・給与アップ率は高い。
転職なら、求人情報・転職サイトdoda(デューダ)
その他にも、転職サイトは職場の内情を知っているので自分が希望する特徴を持つ訪問看護ステーションを検索してくれるなど、様々なメリットがあります。
私が実際に利用した転職サイト
転職サイトには、「非公開求人」と呼ばれる、転職サイトにしかない好条件の求人があります。
この非公開求人を狙うことこそ、最短かつ確実に年収を伸ばす方法と言っていいでしょう。
【訪問看護に転職】非公開求人って怪しくないの?オススメの転職サイトは?
続きを見る
私が実際に利用した転職サイトは以下の2つです。
・PTOTSTワーカー | 業界実績No.1
*リハビリ職向け転職サイトで最大手で、全国的に求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。
・レバウェルリハビリ | 業界最大の非公開求人数
*業界最大の非公開求人数を持つため好条件の求人がたくさん。特に1都3県に転職考えている人にオススメ。
「PTOTSTワーカー」は、何よりも業界実績No.1で豊富な求人数があるので、特に転職初心者の方は登録必須だと思います。
加えて、私は「レバウェルリハビリ」にも登録をしました。
業界最大の非公開求人数を持つのに加え、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)に強いため、東京都に転職を考えていた私にとってピッタリでした。
PTOTSTワーカーの求人例
理学療法士 東京都 訪問看護 基本給33万円 インセンティブ80件〜3,500円 求人の詳細はコチラ | 理学療法士 東京都 訪問看護 基本給36万円 役職候補急募 求人の詳細はコチラ |
理学療法士 大阪府 訪問看護 基本給30万円 インセンティブ70件〜3,800円 求人の詳細はコチラ | 理学療法士 兵庫県 訪問看護 基本給30万円 オープニングスタッフ募集中 求人の詳細はコチラ |
*求人情報は一例です。
*参考記事:【徹底検証】PTOTSTワーカーの電話がしつこいってデマじゃね?
レバウェルリハビリの求人例
理学療法士 東京都 訪問看護 基本給30万円 インセンティブ80件〜4,000円 求人の詳細はコチラ | 理学療法士 東京都 訪問看護 基本給35万円 役職経験者優遇 求人の詳細はコチラ |
理学療法士 神奈川県 訪問看護 基本給30万円 インセンティブ70件〜3,300円 求人の詳細はコチラ | 理学療法士 神奈川県 訪問看護 基本給33万円 リーダー候補歓迎 求人の詳細はコチラ |
*求人情報は一例です。
*参考記事:レバウェルリハビリって評判良い?実際に利用した人の口コミまとめ【転職】
今、転職活動をするなら「スカウト」をもらうのもオススメ
結果、私はレバウェルリハビリで紹介してもらった訪問看護ステーションに転職を決めました。
私の時代にはなかったのですが、今転職活動をするなら「スカウト」をもらうのもオススメできます。
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まとめ | 現在もタワマンに住んでる?
実は、今はタワマンに住んでいません。
2年くらい住んで飽きました(笑)
これから先、どのようなことが起こるかわからないのに高い家賃を払い続けるのが怖くなったってのもあります。
現在は、郊外の閑静な場所に住処を構えています。
やっぱりこっちの方が落ち着くな〜とは思いつつも、人生でタワマンのような高級と呼ばれる場所に住めたのは良い経験になりました。
理学療法士でも良い生活がしたい!という人は、ぜひ私がオススメする転職方法を試してみてください。
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