理学療法士向け

30代の理学療法士が年収600万円まで上げる転職術!【完全マニュアル】

30代は、理学療法士としてのキャリアを形成する時期です。

30代の時、年収をどこまで上げられるかで、生涯年収が決まるといっても過言ではありません。

しかし、残酷なことに20代後半〜30代のあなたの年収が400万円前後だとしたら、その職場で働いても年収600万円になる可能性は限りなくゼロに近いといえます。

もし、あなたが「年収を600万円にしたい」と考えているのであれば、私は「訪問看護ステーションへの転職」を強くオススメします。

実際、年収400万円だった私も、訪問看護ステーションに転職をして、29歳で年収600万円、30代前半で年収800万円に到達することができました

この記事では、私が年収600万円〜800万円まで達成した方法のすべてをご紹介してまいります。

「今よりももっと良い生活をしたい」
「将来が不安」

という方は必見です!

 

理学療法士の年収は低い?

理学療法士の平均年収は、約409.6万円です(残業代やボーナス含む)。

全職種の平均年収が436.4万円と比べると、理学療法士の年収は低いと言えるでしょう。

理学療法士の平均年収全職種の平均年収
409万円436万円

理学療法士が年収を600万円まで上げるのは不可能?

こちらの表は、理学療法士(男性)の年齢別の年収推移です(賃金構造基本統計調査をもとに算出)。

年齢年収
20〜24歳320万円
25〜29歳388万円
30〜34歳423万円
35〜39歳468万円
40〜44歳489万円
45〜49歳511万円
50〜54歳582万円
55〜59歳558万円
60〜64歳445万円
65〜69歳432万円

見ていただくとわかる通り、最も年収が上がる50代前半でも、年収は600万円に届いていないことが分かります。

先ほど、「年収400万円の人が600万円になる可能性は限りなくゼロに近い」と申した理由はここからです。

しかし、紹介した年収は「平均値」です。

年収が多い理学療法士もいれば低い理学療法士もいるのです。

単純に、あなたが「年収が多い理学療法士」になればいいのです。

実際、30代になった今の私の年収は、800万円を超えています。

 

理学療法士が30代で年収600万円まで上げるには転職が必須

では、ここから30代の理学療法士が年収600万円まで上げる方法をお伝えします。

結論から申し上げると、今の理学療法士で年収を600万円にあげる最短かつ可能性が高い方法は「訪問看護ステーションへの転職」です。

あわせて読む
訪問看護ステーションで働くって正直どう?病院や施設との違いは?【業務内容と1日の流れ】

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訪問看護ステーションは、単純に他の形態と比べて給与水準が高く設定されているという面もありますが、年収を上げる方法が数多く用意されているという特徴があります。

例えば、「インセンティブ制度」を利用して稼ぐ方法です。

これは経験が浅い20代のうちから稼ぐことができる方法なので、詳しく知りたい方はコチラの記事(20代の理学療法士が年収600万円まで上げる転職術!【完全マニュアル】)をご参照ください。

 

しかし、この方法は「体力に依存する」「訪問件数に左右される」など、デメリットがあるのも事実です。

30代の理学療法士は、自分の体力や外的要因に左右されない、かつ安定した方法で年収を上げていく必要があります。

 

30代の理学療法士が訪問看護ステーションで年収600万円まで上げるために必要なこと

それでは、30代の理学療法士が訪問看護ステーションで年収600万円まで上げるために必要なことをお伝えします。

それは、「役職」につくことです。

役職といっても、「リーダー」レベルではなく、ステーションのリハビリ部門におけるトップの役職です。

もっといえば、ステーション全体のトップである「所長」や「副所長」を目指します。(*制度上、「管理者」は看護師しかなれません)

 

「え?役職って、40代とか50代のベテランの人がなれるんでしょ?そんなには待てないよ・・・。」

と思われたかもしれません。

しかし、訪問看護ステーションでは比較的早く役職につける可能性があります。

30代で役職ついている理学療法士はザラにいます。

20代で役職ついている理学療法士も多くます。

 

実際に、私は30代前半でエリアを統括する「エリア統括」の役職になり、年収600万円を越すことができました。

役職につくと、半永久的に安定した高収入を目指すことが可能になります。

 

30代の理学療法士が役職につきやすい訪問看護ステーションとは

それでは、30代の理学療法士が役職につきやすい訪問看護ステーションの特徴をお伝えします。

ズバリ、それは「新規立ち上げの訪問看護ステーション」です。

 

新規立ち上げの訪問看護ステーションは、当たり前ですが一緒に働くリハビリスタッフが少ない、もしくは1人で働くことになります。

訪問看護ステーションの規模が大きくなり、スタッフの人数が増えていけば、自ずとあなたが役職候補一番手になります。(もちろん、あなたが成果を残すことが前提です)

つまり、役職にたどり着ける可能性が非常に高いのです。

 

ちなみに、新規立ち上げの訪問看護ステーションでは、「役職者急募」など、入職した段階から役職につくことができる訪問看護ステーションも存在します。

そのような求人は、「非公開求人」と呼ばれる登録者限定に紹介される求人になるので、「リハのお仕事」といった多くの非公開求人を有する転職サイトに登録しておくと良いでしょう。

リハのお仕事 | 業界最大の非公開求人数(公式サイト)
*業界最大の非公開求人数を持つため好条件の求人がたくさん。特に1都3県に転職考えている人にオススメ。

30代の理学療法士が年収600万円に上げるために必要なスキル

もちろん、新規立ち上げの訪問看護ステーションに就職ができたとしても、あなたにスキルがなければ年収はアップしません。

ここからは、30代の理学療法士が安定して年収600万円を稼ぐために、どのようなスキルを身につけたらいいのかを具体的にみていきましょう。

大きく分けて3つのスキルがあります。

 

営業スキル

新規立ち上げの訪問看護ステーションに転職した時、一番最初に必要になるスキルが「営業スキル」です。

新規で立ち上げた訪問看護ステーションは利用者がまったくいないので、ゼロから新規の利用者を獲得する必要があります。

理学療法士などリハビリスタッフが営業をして、ケアマネジャーと顔見知りになり、信頼を得て、新規の利用者を獲得します。

あなたが役職に就くためには、どんどん新規の利用者を獲得して会社の売り上げに貢献する必要があります。

具体的な新規利用者の獲得方法は、こちらの記事(参考:訪問看護必見!ケアマネへの超効果的な営業方法!【チラシ・トーク】)で紹介しているので参考にしてください。

 

数値分析とプレゼンテーションスキル

数値分析とプレゼンテーションスキルは、論理的思考のアピールに必要です。

例えば、ケアマネジャーへの営業が身を結び、今月は新規利用者を6名獲得したとします。

では、なぜ6名の新規利用者を獲得できたのでしょう?

ダメな思考回路

「いや営業を頑張ったんで〜」
「この調子でいけば来月は10件くらい目指せると思います〜」

これでは抽象的すぎて、「おう、そうか。頑張ったな。」で終わってしまいます。

会社に好印象を与えられません。

特に、「〜くらい」「〜と思います」は論拠に欠けるため、使わない方がいいです。

良い思考回路

「先月は30件営業をかけたところ3名の利用者獲得することができ、10件の営業をすると1名の利用者につながる傾向が得られました。そのため、今月は目標の新規獲得6件に向けて、60件営業を行いました。」

数値を絡めて伝えることができるようになると、あなたの言葉に重みが生まれ、「お?できるやつだな?」と一目置かれるようになります。

ダメな思考回路の方は、過去のデータが数値としてあるにも関わらず、そこに目を向けずに抽象的に話しています。

これだと、高い評価は得られないでしょう。

あなたがどれだけ頭の中で戦略を立てて結果が出たとしても、それを相手に上手く伝わらなければ意味がないのです。

 

マネジメントスキル

このスキルは、ゆくゆくスタッフの人数が増えて、あなたが部門のリーダーになったとき必要なスキルです。

ここを掘り下げてしまうと、何十万文字も割いてしまうので、あなたがリーダーになった時に、マネジメントで悩んだら学ぶようにしましょう。

世間にはマネジメントに関する勉強会が数え切れないほどありますし、書籍も多く出版されています。

 

30代の理学療法士が転職すべき訪問看護ステーションの特徴

30代の理学療法士が年収を600万円まで上げるためには、転職先の訪問看護ステーション選びは非常に重要です。

年収600万円まで上げることができる訪問看護ステーションの特徴をご紹介していきます。

 

新規立ち上げの訪問看護ステーションを選ぶ

これまで話を進めてきたように、まずは新規立ち上げの訪問看護ステーションの訪問看護ステーションを選びます。

オープニングスタッフ募集」や、「立ち上げメンバー募集」などのうたい文句が書かれているのが特徴です。

新規の立ち上げの訪問看護ステーションがなかった場合は、開設して間もないステーションを視野に入れてもOKです。

開設してから1年以内の訪問看護ステーションであれば、今回お伝えした方法は問題なく使えるでしょう。

 

運営している訪問看護ステーションの数を調べる

求人情報を出している会社のホームページを見ると、運営している訪問看護ステーションの数が分かります。

役職に就くことを考慮するのであれば、「複数運営している訪問看護ステーション」を選ぶようにしょう。

というのも、一つの訪問看護ステーションだけを運営していた場合、役職につける人数も限られてしまいます。

また、一つのステーション運営だけだと、「所長」「副所長」「主任」「リーダー」くらいの役職になるのですが、多くのステーションを運営しているところだと、「エリア統括」など、もっとランクの高い役職が生まれてきます。

つまり、さらなる年収アップを目指せるのです。

もし、今現在は一つの訪問看護ステーションしか運営していなかった場合でも、今後は事業を拡大していくことも考えられるため、面接の時に「ステーションを増やす予定ですか?」などと確認しておくのは大切でしょう。

 

年収600万円を目指す理学療法士が面接で確認をすること

「新規立ち上げの訪問看護ステーション」や「運営している訪問看護ステーションの数」は、ホームページや求人票を見ればわかることですが、直接聞かなければわからないこともあります。

年収600万円にあげるためには、入職をする前、つまり面接の時にとことん確認しておくことが大切です。

確認するべきポイントは、以下の3点になります。

・立ち上げスタッフの数を確認する
・エリアに付き合いが深いケアマネジャーがいるか確認する
・役職につきたい事を素直に伝える

詳しくは、コチラの記事(【訪問看護の面接対策】「何か聞きたいことありますか?」で聞くべきこと【目的別】)で紹介しているので、面接の際は参考にしてみてください。

 

年収を600万円まで上げたい30代の理学療法士が転職を成功させるための条件とは?

年収を600万円まで上げたい30代の理学療法士が、確実に転職を成功させたいのであれば、「転職サイト」の利用は必須です。

先ほども申し上げた通り、役職に就きやすい好条件の求人は「非公開求人」と呼ばれる、転職サイトに登録した人限定で紹介しているケースがほとんどです。

また、多くの理学療法士は「働きながらの転職活動」を余儀無くされるかと思います。

その中、「新規の訪問看護ステーションを探して…」「運営数を探して…」と希望する訪問看護ステーションを洗いざらいするのは大変な労力を要します。

その点、転職サイトを利用すれば、希望条件にあう求人を代わりにピックアップしてくれます。

 

私が利用した転職サイトをご紹介

理学療法士にオススメする転職サイトは、コチラの記事(リハ職向け!訪問看護ステーションへの転職にオススメの転職サイトランキング!)でまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

人気ランキング
【2022年】リハ職向け!訪問看護ステーションへの転職にオススメの転職サイトランキング!

続きを見る

 

ちなみに、私が転職活動をした時は、リハのお仕事に加えてPTOTSTワーカーも登録しました。

PTOTSTワーカー | 業界実績No.1
*リハビリ職向け転職サイトで最大手で、全国的に求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。

リハのお仕事 | 業界最大の非公開求人数
*業界最大の非公開求人数を持つため好条件の求人がたくさん。特に1都3県に転職考えている人にオススメ。

リハのお仕事は非公開求人が多数用意されているという強みがありますが、全体的な求人数は業界実績No.1のPTOTSTワーカーに敵いません。

両者登録しておくことが、好条件求人を逃さないコツといえるでしょう。

 

理学療法士 東京都 訪問看護 
基本給36万円 役職候補急募
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理学療法士 兵庫県 訪問看護 
基本給30万円 オープニングスタッフ募集中
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理学療法士 東京都 訪問看護 
基本給35万円 役職経験者優遇
求人の詳細はコチラ
理学療法士 神奈川県 訪問看護 
基本給33万円 リーダー候補歓迎
求人の詳細はコチラ

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*求人内容は一例です。詳細は各ホームページより確認をお願いします。

 

転職時期が未定だけど登録しても良いのか?

よく「まだ転職時期が決まっていないけど転職サイトに登録して良いのか?」という質問をいただきます。

答えは「YES」です。

「退職願を出したものの希望する転職先がなかった!」という自体は一番避けたいため、多くの理学療法士は転職時期が未定のまま転職活動をしています。

実際、転職サイトの「入職希望時期」にも「未定」をいう項目があるので、コチラをチェックして登録をすれば何ら問題はありません。

*PTOTSTワーカーより引用

 

すぐに転職はちょっと…と考えている人は「スカウト」をもらおう!

「すぐに転職をするのはちょっと…」と思っている方は、ジョブメドレー (理学療法士)に無料登録しておくことをオススメします。

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ジョブメドレー (理学療法士)は、転職サイトの中でも珍しい「スカウト機能」を採用しています。

スカウト機能とは、転職希望者がジョブメドレー(理学療法士)に登録をしておけば、企業側から「ウチにきてくれないか?」とオファーをもらうことができる仕組みです。

実際、私も30代の理学療法士にスカウトを出した過去があります。

とりあえず登録してオファーがくるか待ってみるのも得策といえるでしょう。

もちろん、興味がないスカウトは断っても問題ありません。

ちなみにジョブメドレー(理学療法士)は、サーチ型(自分で求人を探すスタイル)を採用しているためしつこい電話もありません。

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30代の理学療法士が年収600万円まで上げる転職術まとめ

まとめのポイント

  • 30代の理学療法士が最速かつ確実に年収600万円を目指す方法は、訪問看護ステーションへの転職である。
  • 役職に就くと安定して高収入を目指すことができる。
  • 「新規立ち上げの訪問看護ステーション」を選ぶと役職に就きやすい。
  • 失敗をしたくなければ転職サイトを利用する。

令和3年の介護報酬改定により、訪問看護ステーションにおけるリハビリ職員は今後少なくなっていくことが予想されます(職員の比率を「看護師6:リハビリ4」にする方針)。

そのため、今回ご紹介した方法は、数年後も通用するとは限らないでしょう。

人生を変えたければ、今すぐこのチャンスをモノにしておきましょう。

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トコル

関東在住の理学療法士。27歳で訪問看護ステーションに転職。現在は人事業務を兼任し、月に3〜5名の看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・事務・ケアマネの面接を行なっています。面接をした人数は200名以上。関わった転職サイトは30社以上。

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