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訪問看護の選び方

【看護師・リハビリスタッフ向け】職務経歴書の書き方【記入例】

今回は、看護師やリハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)向けに、職務経歴書の書き方をお伝えします。

雛形も無料ダウンロード可能なので、ぜひご活用ください。

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職務経歴書とは

職務経歴書とは、今までの職務経験や所得資格、スキルを記載した書類です。

転職をする際に、「今までどのような場所で仕事をしてきたのか」「どのような業務内容に携わってきたのか」「その経験を転職先でどのように活かせるのか」を求人先に伝えます。

今までの経験量にもよりますが、A4サイズにまとめることが望ましいです。

履歴書だけではダメなの?

よく、「履歴書だけではダメなの?」と質問を受けますが、結論「職務経歴書は書いたほうが望ましい」と考えます。

職務経歴書は、一般企業への転職の際には必須と考えますが、医療・介護業界ではその点ゆるいことが多いです。

しかし、転職先の採用判断になるのは事実なので、先方から「履歴書だけでいいよ」と言われない限り、書いておいたほうが無難でしょう。

トコル
履歴書の書き方は、コチラの記事(【看護師・リハビリスタッフ向け】履歴書の書き方【記入例】)を参考にしてください!
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看護・リハビリスタッフ向けの職務経歴書の書き方

それでは、看護・リハビリスタッフ向けの職務経歴書の書き方をお伝えしてまいります。

職務経歴書は、大きく分けて6つのブロックで構成されます。

①日付・氏名

②職歴要約

③職務経歴

④取得資格

⑤活かせる経験・知識

⑥自己PR

①日付・氏名

右上に、「日付」と「氏名」を記載します。

日付は郵送であれば投函日面接に直接持参するのであれば面接日を記載しましょう。

②職歴要約

職歴を簡潔にわかりやすく伝えましょう。

・今まで働いてきた場所と年数

・業務内容

上記内容を約100字以内で収めるのが望ましいです。

看護師用の記載例

脳血管疾患・循環器疾患を中心とする急性期病院にて○年○ヶ月、総合病院にて○年○ヶ月、看護業務に従事してきました。入院患者・外来患者への看護の他に、部内のリーダー業務、感染症委員会での活動経験もあります。

 

リハビリスタッフ用の記載例

脳血管疾患・循環器疾患を中心とする急性期病院にて○年○ヶ月、総合病院にて○年○ヶ月、リハビリ業務に従事してきました。入院患者・外来患者へのリハビリの他に、バランスに関する論文発表の経験もあります。

③職務経歴

職務経歴は、「働いた場所」「期間」「雇用形態」「職種」「業務内容」を記載します。

業務内容には、看護・リハビリテーション業務はもちろん、その他にしていた業務(後輩指導や委員会活動など)も忘れずに記載しましょう。

働いていた病院や施設の規模も入れておくと面接官がイメージしやすいので親切です。

看護師用の記載例

期間

20〇〇年○月〜20〇〇年○月

勤務先

〇〇病院

雇用形態

正社員

職種

看護師

業務内容

病棟内における看護業務全般(病床数:○床)

・バイタルサイン測定、状態観察、点滴管理、採血、日常生活援助、褥瘡処置、医師の処置介助、救急搬送対応、急変患者の対応など

・プリセプターとして後輩指導

・感染症委員会に所属し委員会活動

・褥瘡処置に関する看護研究

 

リハビリスタッフ用の記載例

期間

20〇〇年○月〜20〇〇年○月

勤務先

介護老人保健施設〇〇

雇用形態

正社員

職種

理学療法士

業務内容

施設内におけるリハビリテーション業務全般(利用者数:約○名)

・バイタルサイン測定、状態観察、リハビリテーション(脳血管疾患・難病疾患・廃用症候群中心)、家族指導、家屋調査、看護師や介護士との連携

・プリセプターとして後輩指導

④取得資格

取得資格と取得年月日を記載します。

看護師免許や理学療法士・作業療法士・言語聴覚士免許はもちろん、訪問看護ステーションでは車移動も考えられるので自動車免許の有無も必須です。

また、医療・介護系の資格や、転職先で活用できるであろう資格を持っている場合も記載しておきましょう。

記載例

・普通自動車免許(20〇〇年○月取得)
・看護師免許(20〇〇年○月取得)
・福祉住環境コーディネーター2級(20〇〇年○月取得)

⑤活かせる経験・知識

今までの経験から、転職をした際に活かせる経験や知識を記載します。

医療・介護系の知識はもちろん、後輩指導やマネジメント業務の経験がある人は記載しておきましょう。

記載例

・脳血管疾患、循環器疾患に対する看護業務経験
・急性期の患者様に対する看護業務経験
・福祉住環境コーディネーターの資格を活かした環境設定
・後輩への指導

⑥自己PR

最後に自己PRです。

自分の強みや大切にしていること、転職先で努力したいことなどを簡潔にまとめて記載します。

箇条書きの場合は3 つ、文章の場合は5 行前後を目安に記載しましょう。

看護師用の記載例

私の強みは物事をポジティブに捉えることです。日々の看護業務の中で辛いこともありましたが、どのようにしたらより良い看護ができるのかを常に考えてきました。患者様との関わりでは、常に笑顔でいることを心がけてきました。ある患者様に「あなたに会うだけで元気が出る」と言っていただけたことは、看護師冥利につきる経験でした。また、後輩指導にも注力してきました。技術や知識の指導はもちろんですが、気持ちよく仕事ができるようメンタルへの気配りも欠かさずに行なってきました。看護師自身のメンタルが保たれていないと良いケアはできないと考えております。御社でも患者様の思いを大切に、日々成長していきたいと思っております。

リハビリスタッフ用の記載例

私は相手の思いを尊重するリハビリテーションを心がけています。患者様の思いを汲み取り、目標を共有してこそ質の高いリハビリテーションが提供できると考えております。また、そのためには一緒に関わる医師、看護師、介護士、そしてご家族様との密なコミュニケーションが必要と考えています。相手が望む情報は何かを考え、必要なことを端的に伝えるスキルは高いと自負をしております。今までの経験を活かし、スタッフや患者様、ご家族様から信頼を得られるよう努力してまいります。

看護・リハビリスタッフ向けの職務経歴書の記載例

*画像クリックすると拡大します。

看護師用の記載例

リハビリスタッフ用の記載例

看護・リハビリスタッフ向けの職歴経歴書のフォーマットダウンロード

フォーマットダウンロードはこちらからお願いいたします(word形式)。

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「もっとココをアピールすると採用されやすいですよ」

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トコル

関東在住の理学療法士。27歳で訪問看護ステーションに転職。現在は人事業務を兼任し、月に3〜5名の看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・事務・ケアマネの面接を行なっています。面接をした人数は200名以上。関わった転職サイトは30社以上。

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