訪問看護の選び方

【現役人事が全力阻止】こんな訪問看護ステーションには転職するな!

私は訪問看護ステーションで理学療法士として現場業務を務めつつ、人事業務も兼任しております。

月に3〜5名の医療従事者を面接しており、合計200名以上の人たちと出会ってきました。

その中で確実に言えることは、離職率が多い訪問看護ステーションにはいくつかの特徴があるということです。

このような訪問看護ステーションに出会ってしまうと、精神が病んでしまうなど体調に支障を来すだけでなく、何度も転職を繰り返す羽目になってしまいます。

今回は、私が実際に面接をしてきた中で分かった、転職してはいけない訪問看護ステーションの特徴を5選ご紹介します。

転職してはいけない訪問看護ステーションの特徴5選

それでは、絶対に転職をしてはいけない訪問看護ステーションの特徴を5選ご紹介してまいります。

リハビリスタッフの割合が高すぎる

訪問看護ステーションにおけるリハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)は、あくまで看護師の業務を代わりに担っているという立場です。

にも関わらず、ここ最近は職員のほとんどがリハビリスタッフで占めている訪問看護ステーションも珍しくはありません。

このような現状から、国は「看護師が6割以上ではないと訪問看護ステーションは運営してはならない」とリハビリスタッフにとっては厳しすぎるともとれる検討がされてきました。

現状、運営基準としての看護師6割以上は停滞していますが、「看護体制強化加算」の要件には組み込まれるなど、国としてはやはりリハビリスタッフが比重を占めるのはよろしくないと考えているのがわかります。

私も理学療法士なので、リハビリスタッフの必要性が認められていないような制度改正には思うところがありますが、このような状態になったのは一部の悪質な訪問看護ステーションが存在している所以でもあります。

「国への届けには看護師が常時3名と記載しているのに実質はほとんどステーションにいない」
「リハビリスタッフが看護師に相談しようとしても会うことができない、むしろ名前も知らない」

このような訪問看護ステーションが多々存在していたのも事実なのです。

現状、運営設置基準の観点からは撤廃された「看護師6割以上」ですが、「看護体制強化加算」には組み込まれるのは事実なので、会社が「加算を充実させた方が儲かる」と判断したら、リハビリスタッフの首をどんどん切っていくことも考えられるでしょう。

しっかりと国の動向を見据え、そしてリハビリスタッフの身を守ってくれる訪問看護ステーションに転職するようにしましょう。

対策

面接官または転職サイトのコンサルタントに、「看護師の人数とリハビリスタッフの人数」を聞きましょう。

あまりにもリハビリスタッフが補充を占めている訪問看護ステーションは転職するべきではありません。

最低でも半分ずつで構成されていれば安心でしょう。

支援の割合が高すぎる

「看護師6割以上」の国の方針に通ずる部分ですが、リハビリスタッフがここまで境地に追い込まれたのはもうひとつ理由があります。

それは、「軽度の利用者にしか行っていない訪問看護ステーションがある」ということです。

考えてみれば当然かもしれません。

看護師がいない訪問看護ステーションは看護ケア、医療処置ができません。

そのため、軽度の利用者ばかりを選定してリハビリスタッフがたくさん行ってお金を稼ぐ。

このような訪問看護ステーションに対するメスです。

この点、すでに国は動いており、要支援者の料金を大幅に値下げしたり、ADLが自立している人は訪問リハビリの対象外にすると打ち出しています。

今後、訪問看護ステーションは中〜重症者対応の強化が求められているので、支援の比重が高いステーションへの転職は避けるべきでしょう。

対策

面接官または転職サイトのコンサルタントに、「要介護と要支援の割合はどのくらいか」を聞きましょう。

個人的に、要支援者が20〜30%以上いたら高いなと感じます。

また、曖昧な返答だったり、調べて見ないとわからないという反応だった時も注意が必要です。

経営に直結する部分なのにすぐに返答できないのは、「経営のことをよく考えていないのかな?」と疑いたくなります。

不透明な昇給制度

よく求人に「昇給:月1回」などの記載があるかと思います。

この昇給はどのようにして決められているのかは転職前にしっかりと把握しておきましょう。

組織として仕組みができていれば、昇給制度が整えられています。

ここが整えられていない訪問看護ステーションは、「どこを頑張ったらいいか分からない」とモチベーションの低下につながるのはもちろん、社長や管理者のお気に入りの子しか昇給できないと言った理不尽な扱いを受けることになる可能性があります。

中には、何の理由かも分からずに減給させられたという訪問看護ステーションもありました。

また、このような会社は賞与も貰えなくなる可能性があります。

特に医療・介護業界では、「賞与:業績に応じる」との記載が目立ちます。

不透明な昇給制度の訪問看護ステーションは、もちろん業績も不透明でスタッフに開示しません。

実際、業績が順調にも関わらず、賞与として還元しないこともそこら中で起こっています。

このような訪問看護ステーションへの転職は人生の無駄と言えるでしょう。

対策

面接官または転職サイトのコンサルタントに、「昇給の判断基準」を聞きましょう。

「入職した時には〇〇ランクからスタートをして、判定基準項目の■■を達成できたと判断できれば昇給をします」など、具体的な説明をしてくれると安心です。

正直、昇給制度の内容の良し悪しは吟味しなくても良いです。

しっかりと組織として体制を整えていることに注力していることが分かればいいでしょう。

このような昇給制度の有無など、訪問看護ステーションの内情まで知っている転職サイトは決して多くありません。

その点、利用者が多くて、多くの転職者の声が集まるサイトを利用すると失敗が少なくなるでしょう。

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清潔感が保たれていない

この点は実際に面接に行った時など、現場を見ないと分からない部分なのですが、「ステーション内が清潔に保たれているか」は重要です。

私も転職コンサルをするときに口酸っぱく言っているんですが、意外と重要視しない人が多いです。

単純に汚いステーションで働くのは気持ちが良くありません。

職場環境を理由に転職を決める人も多いので、この点は転職前にしっかりと見ておきましょう。

あと、汚いステーションは掃除をしていないということです。

個人の事しか考えられないスタッフが多いのかな、上司の指揮統制はどうなっているのかな、マネジメントがしっかりできていないんじゃないかなと、ステーションの清潔感ひとつで色々なことが読み取れるのです。

コロナウイルスが蔓延してから、面接にリモートを使用する訪問看護ステーションも多くなったので、なかなか事前に知ることはできない状況ですが、覚えておいて損はないでしょう。

対策

ステーション見学や面接の時にチェックしましょう。

特に玄関周りは要チェックです。

ステーション見学時にチェックするべきポイントは、コチラの記事(転職者必見!訪問看護ステーションを見学するときのチェックポイント)でまとめているのであわせてご参考にしてください!

あわせて読む
【訪問看護に転職】いきなり面接は行かないで!まずはステーションの見学に行こう。

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面談室がない

転職理由の一つに、「上司とのコミュニケーションが取れない」というものがあります。

訪問看護ステーションは、基本的に一人で訪問をします。

そのため、現場で感じた悩みをすぐに共有することはできません。

一方、訪問看護ステーションは外部の人を呼ぶことが少ないので、事務所はこじんまりとしているところが多いです。

訪問から帰ってくると密になって居場所がない…という人も多いのではないでしょうか。

訪問しているときは一人、事務所に帰れば溢れかえるスタッフ…上司とコミュニケーションを取る時間が意外とないのです。

その点、面談室を用意されていれば「ちょっと悩みがあるんですけど…」と、相談することができます。

あなたが優れない顔をしていたとき、「ちょっと時間ちょうだい!」と上司が声をかけてくれるかもしれません。

面談室がないというのは、訪問で起こったモヤモヤ感を表出できずに持ち帰ります。

そして、それが積もりに積もって「もう辞めたい!」という感情で爆発するのです。

対策

面接の際、個室に通されたらOKです。

よくあるのが、「配属は〇〇支店で考えていますが、個室がないので面接の時だけ〇〇支店に来てください」というものです。

これは注意が必要です。

できるだけ、自分が配属される予定の支店で面接を受けることをオススメします。自分で言いにくい場合は、転職サイトのコンサルタントに伝えてもらいましょう。

転職するべきではない訪問看護ステーションの特徴5選まとめ

チェックポイント

  • リハビリスタッフの割合が高すぎる
  • 支援の割合が高すぎる
  • 不透明な昇給制度
  • 清潔感が保たれていない
  • 面談室がない

この他にも、転職では「給料面」「通勤アクセス」など、考慮するポイントが多々あります。

トコル
逆に、「転職するべき訪問看護ステーションの特徴」は、コチラの記事(現役の人事が勧める!転職すべき訪問看護ステーションの特徴5選)を参考にしてください!

転職に失敗したくない人は、内情を把握している把握している転職サイトを利用しよう!

正直、今回まとめた特徴は外側からだとわかりにくい部分がほとんどです。

特に、一人で転職活動をしていると、これらをリサーチするのは大きな労力を要します。

その点、内情をよく把握している転職サイトを利用すれば、希望に合う訪問看護ステーションを代わりにピックアップしてくれます。

訪問看護ステーションの内情に強いという観点で、私がオススメする転職サイトは、看護師なら「看護のお仕事」、リハビリスタッフなら「PTOTSTワーカー」です。

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ぜひ、オススメする転職サイトを利用して、出来るだけ楽に、そして確実な方法で成功を掴み取ってください。

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関東在住の理学療法士。27歳で訪問看護ステーションに転職。現在は人事業務を兼任し、月に3〜5名の看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・事務・ケアマネの面接を行なっています。面接をした人数は200名以上。関わった転職サイトは30社以上。

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