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理学療法士向け

一生稼げない理学療法士にはある特徴が!稼ぐために必要なたった一つの行動

どの業界でも稼いでいる人と稼いでいない人がいます。

もちろん、理学療法士の世界でも同じことが言えます。

しかし、理学療法士はそもそもの年収が低いため、全職種と比べて圧倒的に稼げていない人が多いと言えます。

理学療法士の平均年収全職種の平均年収
409万円436万円

実際、私も新卒で急性期病院に入職してから転職をするまでの4年間は年収400万円でした。

5年目の年に訪問看護ステーションに転職をして、8年目の時には年収800万円に到達をしました。

胸を張って稼げるようになった!と言うつもりはありませんが、事実として平均年収の約2倍は稼いでいます。

一方、平均年収が示す通り、年収400万円のまま一生稼ぐことができない理学療法士も存在します。

この記事では、一生稼げない理学療法士の特徴とともに、もし今の私が年収800万円を目指すならどうするかをご紹介します。

この記事でわかること

・一生年収が低い理学療法士の特徴

・今の時代に、確実かつ最短で年収をアップさせる方法

ご紹介する方法は、副業を勧めるなどではなく、理学療法士として働きながら稼ぐ方法です。

「将来が不安」

「もっと稼げるようになりたい」

と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

一生稼げない理学療法士の特徴

最初に結論から申し上げます。

一生稼げない理学療法士の特徴は、「理学療法士が大好きな人」です。

酷なことに、理学療法士が大好きな人は一生稼ぐことができません。

一般的には、その仕事が大好きで突き詰めていけば知識や技術が向上していくので、対価として給料が上がっていきます。

しかし、理学療法士を含む医療・介護業界はほとんど昇給がありません。

それは業界全体に言えることなので、あなたがその職場で頑張ったとしても、稼げる人になるのは難しいと言えるでしょう。

とは言いつつも、まだピンときていない人がほとんどだと思うので、詳しく解説してまいります。

稼げない人は稼ぐことを諦める

あなたが理学療法士を目指した理由はなんでしょうか?

「人のためになりたい」「困っている人を助けてあげたい」

様々な理由はあるかと思いますが、まさか稼げると思って目指した人はいないですよね?

もしかしたら「国家資格だから安定している=稼げる」と勘違いをしてこの世界に入ってきた人はいるかもしれません。

そうなのです。

入職して一番最初にぶち当たる壁は、知識のなさや技術のなさではありません。

給料の低い業界を目の当たりにすることです。

しかし、年数を追うごとに業務の大変さに追われて、いつしか「理学療法士の給料ってこんなもんだよね」「もっと技術を磨かなきゃ」と、知識や技術をあげる方向に視線をずらしていきます。

もしくは、将来が見えずにやけくそになるのもこの頃からでしょう。

また、そこに追い打ちをかけるように、医療・介護・福祉にお金を持ち込むのは悪という風潮があります。

「お金のために理学療法士をやってるの?」

「医療・介護は奉仕だわ!」

「弱っている人からお金を取るなんて考えられない!」

完全にお金のことから目を反らすような環境が整っているのです。

理学療法士が大好きであればあるほど、お金とは切り離された世界に連れていかれます。

稼いでいない理学療法士が陥りやすい特徴と言えるでしょう。

新卒で入職した職場が大好き

また、稼げない理学療法士は、「新卒で入職した職場が大好き」という特徴も持ちます。

情に熱いと言えばよく聞こえますが、真面目すぎるという言葉にも言い換えられます。

「何も知らないペーペーの私をここまで育ててくれた」

「後輩もできたしやりがいがある」

「先生にも名前を覚えてもらえた」

確かに、恩があるし居心地の良さを感じている人もいるかもしれません。

では、それで稼げるようになっていますか?

生活水準は上がっていますか?

大切なパートナーに良い思いをさせられていますか?

「理学療法士が大好きな人=稼げない」という、一見当て付けのような言いようでしたが、何となく理解してもらえてきたのではないかと思います。

稼いでいる理学療法士の特徴

もちろん、理学療法士が大好きなことは良いことです。

しかし、稼ぐとなったら話は別というニュアンスで捉えてください。

稼いでいる理学療法士は、良くも悪くも理学療法に対して「ドライ」という特徴があります。

稼いでいる理学療法士の考え方を、稼げない理学療法士の特徴と照らし合わせて比較してみましょう。

・「お金のために理学療法士とやってるの?」→え?はい。そうです。

・「医療・介護は奉仕だわ!」→患者さんからお金をもらってるから成り立つ業態です。

・「弱ってる人からお金を取るなんてありえない!」→そこにケアをしてお金をもらう仕事です。

・「ペーペーの私を育ててくれた」→ありがとうございます。なのでもっと稼げると思っています。

・「後輩もできたしやりがいがある」→指導も経験からなるもの。対価をください。

・「先生にも名前を覚えてもらえた」→それで給料上がります?

若干、煽りすぎている部分があることをご了承ください。

しかし、お金を稼ぐためには「理学療法士としての仕事の素晴らしさ」を混合させすぎてはダメなのです。

「俺はもっとお金をもらうべきだ」「稼いでいい」

こう思っている人が、稼げる理学療法士と言えるでしょう。

稼げない理学療法士が稼ぐためのたった一つの行動

理学療法士という職業にドライになれただけで、稼げる未来に近づけたと言っても過言ではありません。

あとは、たった一つの行動を起こせばいいだけです。

それは「転職」です。

それも、「戦略を立てた転職」が必要になります。

ここで私の例をご紹介します。

2010年ごろから、少子高齢化を見据えて「病院の重点化」「地域包括ケアシステムの充実」など、地域で高齢者を見ていく流れが活発になりました。

そこにあわせて各地で爆発的に訪問看護ステーションが増えてきました。

世間の流れと需要が高くなることを見据えて、私は訪問看護ステーションに転職をしました。

これが戦略的かと言われると笑われるかもしれませんが、結果的に年収800万円に到達することができました。

かなり簡略化して書いたので、私がオススメする稼ぎ方を詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

では、今から稼ぎたい理学療法士はどうすればいいか?

私は、今から稼ぎたい人でも「訪問看護ステーションへの転職」をオススメします。

おそらく、過去の私が今いたとしても、訪問看護ステーションに転職をしていると思います。

確かに、令和3年の介護報酬改定で、理学療法士などリハビリスタッフの配置基準に釘を刺されたため、以前よりは稼ぎにくくなりました(職員比率を看護師6割:リハビリ4割にするという方針)。

それでも、地域で高齢者を支えていくという根本は変わっていない現状、訪問看護ステーションにおける理学療法士の活躍は今後も続くと思われます。

ただ、選ぶ訪問看護ステーションには慎重になります。

というのも、昔は訪問看護ステーションという存在がまだまだ希少で、どこに転職をしたとしても稼げる時代がありました。

しかし、爆発的に増加をしている今、地域によっては訪問看護ステーションが飽和状態になっている場所もあります。

特に、訪問看護ステーションは看護師や理学療法士が代表を務めているところも多く、経営に対しての知識が少ない人が運営している場所も目立ちます。

長期的な経営能力があるかと言われれば、正直怪しい訪問看護ステーションも多々あるので注意をしてください。

もし、私が今転職をするのであれば、以下の点に注意して訪問看護ステーション選びをします。

看護師とリハビリスタッフの比率→看護師6割基準を満たしているか

要介護と要支援の割合→国は軽度(要支援者)の利用者に対するリハビリが多いステーションをよく思っていない。(令和3年の介護報酬改定で減算処置が取られ始めました)

代表が医療従事者以外→理学療法士以外の知識や仕事に携われる(参考記事:【訪問看護の選び方】社長は医療関係者(看護師・リハ職)が良いって本当?【転職】

ざっと思いついたのはこの辺です。

ただし、人により選ぶポイントは異なるので、コチラの記事(【転職希望者必見】訪問看護ステーションの選び方!【21のチェックポイント】)で確認をしておきましょう。

あわせて読む
【転職希望者必見】訪問看護ステーションの選び方!【21のチェックポイント】

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上記に挙げた特徴を持つ訪問看護ステーションを一から探すとなると大変なので、転職サイトに登録をして探してもらいます。

転職者の条件を親身に聞いてくれる「PTOTSTワーカー」に加え、1都3県に転職をするなら「レバウェルリハビリ」に登録をしておけば間違いないでしょう。

PTOTSTワーカー | 業界実績No.1:リハビリ職向け転職サイトで最大手で、全国的に求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。

レバウェルリハビリ | 業界最大の非公開求人数:業界最大の非公開求人数を持つため好条件の求人がたくさん。特に1都3県に転職考えている人にオススメ。

上記の2サイトは、実際に私も利用していました。

これらの転職サイトに登録をして、ピックアップしてもらった求人の中から2〜3箇所に絞って面接に行く。

今の私なら、このような流れで転職活動をすると思います。

「すぐに転職をするのはちょっと…」と思っている方は、ジョブメドレー (理学療法士)に無料登録しておくことをオススメします。

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【現役人事が暴露】ジョブメドレー(PT・OT)でスカウトをもらう秘訣は?

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ジョブメドレー (理学療法士)は、転職サイトの中でも珍しい「スカウト機能」を採用しています。

スカウト機能とは、転職希望者がジョブメドレー(理学療法士)に登録をしておけば、企業側から「ウチにきてくれないか?」とオファーをもらうことができる仕組みです。

とりあえず登録してオファーがくるか待ってみるのも得策といえるでしょう。

ちなみにジョブメドレー(理学療法士)は、サーチ型(自分で求人を探すスタイル)を採用しているためしつこい電話もありません。

しつこい電話がない!スカウトをもらえるかも!

まとめ

良くも悪くも、理学療法士は医療・介護関係者なので、お金に対して目を瞑りがちです。

しかし、稼げない理学療法士が稼ぐようになるためには、まずは理学療法士という仕事にドライになることから始めましょう。

「理学療法士の私はもっと稼いでいい」こう思えたら、あとは戦略的な転職をするだけです。

私だったら「訪問看護ステーションへの転職」を視野に入れます。

転職サイトは、認知度が高い「PTOTSTワーカー」「ジョブメドレー(理学療法士)」「レバウェルリハビリ」に登録しておくことをオススメします。

迷っている人は、以下を判断基準にしてみてください。

上記3つの転職サイトから、自分の希望に合うサイトを2つ登録するのが王道パターンです。

ぜひ、あなたの大好きな理学療法士でしっかりと稼いで、あなた自身を、そしてあなたの大切な人を幸せにさせてあげてください。

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トコル

関東在住の理学療法士。27歳で訪問看護ステーションに転職。現在は人事業務を兼任し、月に3〜5名の看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・事務・ケアマネの面接を行なっています。面接をした人数は200名以上。関わった転職サイトは30社以上。

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