訪問看護 スキルアップ

【認知症ケア専門士】資格なしの訪問看護スタッフにオススメのスキルアップ!

2021年3月15日

訪問看護は、看護師やリハビリ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の国家資格があれば働くことはできます。

しかし、昨今は訪問看護に求められることが多岐に及んでおり、国家資格+αの資格・スキルアップを身につけることが求められています。

今回ご紹介する、訪問看護スタッフにオススメの資格・スキルアップは「認知症ケア専門士」です。

・認知症の利用者に対して苦手意識がある

・どのような声かけをしたら良いか分からない

・家族に適切なアドバイスができない

このように悩んでいる方は、「認知症ケア専門士」の資格が味方になってくれるでしょう。

私も長年、訪問看護ステーションで所長・エリア統括をしてきましたが、この資格を活かして現場で活躍している人を何人も知っています。

特に、認知症を担当することが多い看護師や作業療法士は取得しておいて損はない資格だと思います。

興味を持った方は、記事の最後にオススメの習得方法今だけの限定キャンペーンもご紹介していますので、ぜひあなたのスキルアップにご活用ください。

認知症ケア専門士とは

認知症ケア専門士は、認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観について学んだことを証明する資格です。

一般社団法人日本認知症ケア学会が認定する民間資格になります。

認知症ケア専門士の資格を取得すると、「認知症ケア専門士のいる施設・団体」に掲載されるため、認知症のプロがいる事業所として世間から認知されるようになります。

もちろん、訪問看護ステーションも掲載対象です。

受験者のうち最も多いのが介護福祉士で、次いで介護支援専門員、ヘルパー、看護師の順になっています。

訪問看護ステーションでいうと、看護師と作業療法士に取得する人が多い印象です。

なぜ資格なしの訪問看護スタッフに「認知症ケア専門士」がオススメなのか

私が訪問看護スタッフに「認知症ケア専門士」をオススメしている理由は、以下の3つです。

認知症ケア専門士をオススメする理由

  • 訪問看護で認知症の利用者をみる機会が急増している
  • 正しい認知症ケアができる
  • 給料がアップする

訪問看護で認知症の利用者をみる機会が急増している

訪問看護で認知症の利用者を担当する機会は急増しています。

九州大学の二宮教授の「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」によると、日本における認知症の人口は、2012年で462万人だったのに対し、2025年には約700万人になると言われています。

また、65歳以上の高齢者のうち、5人1人が認知症とも言われています。

徐々に認知症の人口が増加しており、訪問看護で関わる機会も増えているのです。

「内服管理ができない」「同じことを何度も聞いてくる」など、認知症の症状が現れているものの診断名がついていない利用者を担当する事が多いのも、訪問看護の特徴と言えるでしょう。

訪問看護のスタッフが、「認知症ケア専門士」の資格を取得することは時代のニーズにマッチしていると言えます。

正しい認知症ケアができる

では、認知症の利用者をみる機会が増えていく一方、認知症のケアを自信持ってできるという訪問看護スタッフはどのくらいいるのでしょうか。

きっと、「認知症の人は指示が入らない」「言っている事が伝わらない」など苦手意識を持っている人が多いかと思います。

また、我々は「認知症は治らない」と生半可な知識を持っているため、どこか認知症に対して諦めの対応をしている人も多い印象です。

家族から「認知機能が落ちているような気がする」と相談を受けた時、

「受診をしてみましょう」

「薬を変えてもらいましょう」

以外の提案ができますか?

もちろんそれも重要ですが、家族は「どのように対応をしたらいいのか」「こういう場合はどう接したらいいのか」ということを聞きたいのです。

そこに自信を持ってアドバイスをできないようでしたら、認知症に対する知識・技術はまだまだ不十分と認めるべきでしょう。

認知症ケア専門士の資格を取得することにより、

「この場合はゆっくり話したほうがいいですよ」

「この場合は何度も伝えたほうがいいですよ」

など、より現場に即したアドバイスをする事ができるようになります

 

トコル
認知症の訪問看護計画書に悩んでいる!という方は、コチラの記事(【認知症】訪問看護計画書の記載例・文例集【コピペ可】)を参考にしよう!
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給料がアップする

認知症ケア専門士は、時代のニーズに即した需要が高い資格です。

今はそこまで感じていないかもしれませんが、今後は「認知症ケア専門士を持っているスタッフに担当してほしい」という希望がどんどん出てくると思います。

また、働いているスタッフが認知症ケア専門士を取得すると、そこの訪問看護ステーションは「認知症ケア専門士のいる施設・団体」に掲載されるため、ステーションに一つ武器を持たす事ができます。

しっかりと評価をしてくれる会社は給料に反映してくれるでしょう。

実際、私が働いていた訪問看護ステーションの作業療法士が認知症ケア専門士を取得して、月5,000円の昇給をしていました。

また、私が面接をしていた時、認知症ケア専門士を持っていた事で優先的に採用をしたという経験もあります。

認知症ケア専門士の資格習得方法

認知症ケア専門士は、一次試験と二次試験があります。

この試験に合格すれば資格は貰えるので、スクールに通う必要や特定の講座を受講しなければならないということはありません。

裏を返せば、「独学で勉強をしなければならない」ということです。

認知症ケア専門士の受験資格

  • 認知症ケアに関する施設・団体・機関において3年以上の認知症ケアの実務経験

認知症ケアに関する施設・団体・機関とは、認知症ケア専門である必要はなく、認知症ケアに携わっていれば可能です。

そのため、訪問看護ステーションでも3年以上、認知症ケアに関わっていれば受験可能です。

認知症ケア専門士の試験の流れ(一次試験)

一次試験は、

①認知症ケアの基礎

②認知症ケアの実際Ⅰ:総論

③認知症ケアの実際Ⅱ:各論

④認知症ケアにおける社会資源

上記4分野の筆記試験です。

「認知症ケア標準テキスト」に準じた内容で、各分野から50問ずつ、合計200問の問題が、五者択一のマーク式で出題されます。

各分野すべてで70%以上の正答率を満たせば、認知症ケア専門士の一次試験合格です。

認知症ケア専門士の試験の流れ(二次試験)

一次試験を合格しなければ、二次試験を受験することはできません。

二次試験の内容は、「論述」「グループディスカッション」です。

【論 述】認定委員会より出題される事例問題に対する論述*面接試験の中止に伴い論述問題1題を追加します.
【面 接】6人を1グループとした面接(当日発表するテーマに則した、個々の1分間スピーチとディスカッション/約20分)

論述の評価により、次の5つの要件を満たした人が合格となります。

二次試験合格の要件

  • 適切なアセスメントの視点を有している者
  • 認知症を理解している者
  • 適切な介護計画を立てられる者
  • 制度および社会資源を理解している者
  • 認知症の人の倫理的課題を理解している者

認知症ケア専門士の合格率と受験料

認知症ケア専門士の合格率は、年によってばらつきはありますが、45%〜55%で推移しています。

受験料は以下の通りです。

一次試験:3,000円×受験分野数(4分野で12,000円)
二次試験:8,000円

ストレートで合格したとしても、最低20,000円は必要です。

訪問看護スタッフにオススメする認知症ケア専門士の勉強方法

約半数の人が落ちる資格であり、決して簡単に取れる資格ではない事が分かりますが、受験料も決して安いものではないため、1回の試験で合格していきたいところです。

しかし、勉強は独学になるので、「テキストや過去問はどこから買えばいいのか」「どこをポイント絞って勉強すればいいのか」など、わからない事だらけです。

働きながら勉強する人も多いと思うので、無駄な時間が取られてしまうのも避けたいところです。

そのため、私はアステッキの「認知症ケア専門士1次試験対策eラーニング講座」をオススメしています。

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また、ポイントがまとめられているので、無駄な勉強をする必要もありません。

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一般の受講生の認知症ケア専門士の合格率は約50%に対し、このeラーニング講座を受講した場合の合格率は90.8%(2019年)という結果も出ており、一発で合格したい人は必須と言えるでしょう。

認知症ケア専門士2次試験対策はコチラ!

私個人的な意見を申しますと、1次試験に合格した人はある程度認知症ケアに対する知識もついてきているため、2次試験は特に対策をする必要はないと考えています。

しかし、それでも不安という方のために、2次試験対策用のeラーニング講座もご紹介しておきます。

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