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訪問看護の選び方

【現役人事がオススメ!】転職すべき訪問看護ステーションの特徴5選

私は訪問看護ステーションで理学療法士として現場業務を務めつつ、人事業務も兼任しております。

月に3〜5名の医療従事者を面接しており、合計200名以上の人たちと出会ってきました。

その中で確実に言えることは、転職して良かった!と思える訪問看護ステーションにはいくつかの特徴があるということです。

この特徴を持っていない訪問看護ステーションに転職をしてしまうと、数カ月で再転職をすることになったり、体調を崩してしまう可能性もあります。

もう転職に失敗したくない!という人のために、この記事では、転職すべき訪問看護ステーションの特徴を5選ご紹介してまいります。

逆に、転職するべきではない訪問看護ステーションの特徴は、コチラの記事(正直失敗した!すぐに再転職した訪問看護ステーションの特徴9選)で紹介しているので、興味がある方はご覧ください。

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現役人事がオススメ!転職すべき訪問看護ステーションの特徴5選

それでは、転職すべき訪問看護ステーションの特徴を5選紹介してまいります。

  1. 理念が具体的かつ分かりやすい
  2. 清潔感あふれるステーション
  3. スタッフが笑顔で挨拶を返してくる
  4. 個人に合わせて訪問件数を調整してくれる
  5. 自転車以外の訪問手段がある

理念が具体的かつ分かりやすい

訪問看護という業態に限らず、会社に所属するにあたって理念は非常に重要です。

この理念があるからこそ、会社の方向性は明確になります。

会社がうまくいかないときも、この理念があるからこそ再び軌道修正ができます。

あなたがこの理念素敵!と思った会社には、あなたと同じような感覚を持った人が集まっているでしょう。

そしてこの理念は、具体的かつ分かりやすいものであるのが望ましいです。

社長が独りよがりでカッコだけつけたような理念には、誰も共感できません。

分かりにくい理念のもとに働いている会社では、スタッフが個人で動いており、組織として機能していない可能性が高いです。

理念はホームページなどに記載されていると思うので、転職前にはしっかりとチェックしておきましょう。

「ん?なんだか分かりにくいな…。」と思ったら、よほどの好条件ではない限り、控えた方が良いと考えます。

清潔感あふれるステーション

あなたが、「お!ここの訪問看護ステーション良いかも!」と思ったら、まずはそのステーションを見学することをオススメします。

見学するべきポイントはコチラの記事(【訪問看護に転職】いきなり面接は行かないで!まずはステーションの見学に行こう。)でまとめていますが、最も重要なのは「ステーションの清潔感」です。

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つまり、掃除が行き届いているかです。

単純に心地が良いステーションは居心地がいいので働き続けたくなります。

特に訪問看護という外回りが多い仕事柄、ステーションに戻って落ち着く時間は非常に重要です。

そんな時、埃だらけのステーションにいたいと思いますか?

意識はしていなくても、「何となくここにいたくないな」という感情が芽生えてしまうのです。

また、ステーションの汚さは組織として機能していないことを表しています。

上司は掃除をしようと声をあげず、スタッフも会社のことは考えずに動いていることが想像できてしまいます。

このようなステーションは、昇給制度や人事評価も整っていないことが多いので、「なんでこんなに頑張っているのに評価されないの?」という不満がたまりやすい特徴でもあります。

見学をした時、「このステーション汚いな…」「なんか空気が良くないな…」と思ったら、転職は控えましょう。

スタッフが笑顔で挨拶を返してくる

私が見学をオススメしているのは、ステーションの清潔感の他に、働いているスタッフの様子を見ることができるからです。

もちろん、来訪者であるあなたから挨拶はするべきですが、その際にスタッフが笑顔で返してくるかどうかは重要です。

挨拶はコミュニケーションの基本です。

ここが出来ていないと「コミュニケーションが薄いステーションなのかな」「雰囲気が良くないステーションなのかな」と疑いたくなります。

実際、私も人事の業務関係で他のステーションに行くことがよくありますが、挨拶を笑顔で返してこないステーションの離職率はかなり高いです。

当たり前のことかもしれませんが、意外と見落としがちな部分なので、しっかりと押さえておきましょう。

個人に合わせて訪問件数を調整してくれる

訪問看護ステーションを辞める一番の理由が、「体力がもたなかった」というものです。

特に都心部だと自転車で移動することが多く、体力勝負であることは想像がつきます。

しかし、フォローや訪問件数の調整次第で、体力に自信がない人でも長く続けることは可能です。

実際、体力に自信がない人でも、多くの人が訪問看護で活躍をしています(参考記事:【訪問看護の選び方】体力に自信がない人が転職すべき訪問看護ステーションの特徴は?)。

【訪問看護の選び方】体力に自信がない人が転職すべき訪問看護ステーションの特徴は?

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実は、「体力がもたなかった」と転職を決めた人たちの根本を探ってみると、「個人に合わせた訪問件数を調整していなかった」という会社としてのフォロー体制に問題があることが多いのです。

もちろん、インセンティブで稼ぎたいからどんどん訪問をしたい!という人は、それで構いません。

重要なのは、「個人に合わせる」ことです。

その点、面接の時に「一番多く訪問しているスタッフと少ないスタッフの件数を教えてください」と逆質問してみてください。

「だいたい5件くらいかな」だったり、「ん〜どうだっけな〜」みたいな返答をされたら、個人に合わせた調整はしていないのかなと疑ってもいいかもしれません。

キャパ以上の訪問件数を任される未来が想像できてしまうので、転職するのはやめたほうがいいでしょう。

【訪問看護の面接対策】「何か聞きたいことありますか?」逆質問で聞くべきこと

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自転車以外の訪問手段がある

最後は、自転車以外の訪問手段がある訪問看護ステーションです。

スタッフは常に健康体であるわけではありません。

ちょっとした足の怪我でも自転車を漕ぐのは身に堪えます。

また、女性には出産や不妊治療中など、自転車に乗れないシチュエーションが多々あります。

この時、自転車以外の訪問手段(車など)があれば安心して訪問に行くことができます

もし、自転車しか移動手段がない訪問看護ステーションで自転車に乗れない状況になった時、自然とスタッフは転職を考え出すでしょう。

あとは、容易に自転車に乗れないシチュエーションなんて想定できるのに、一台も車を用意してないステーションってどうなの?っと単純に思います。

スタッフのことを考えていないのか、それよりも利益追従したいことがあるのか、はたまた経営が危ういのか。

変な疑いをかけたくなってしまうのも当然でしょう。

その他、転職をするときにチェックするべきことは?

その他、あなたが望んでいる働き方によって重要になるポイントは変わります。

こちらの記事(【転職希望者必見】訪問看護ステーションの選び方!【21のチェックポイント】)では、重要なポイントを21のチェックリストにしてまとめています。

ダウンロードも可能なので、ぜひ転職の際にご活用ください。

【転職希望者必見】訪問看護ステーションの選び方!【21のチェックポイント】

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現役人事がオススメ!転職すべき訪問看護ステーションの特徴5選まとめ

現役の人事がオススメする、転職すべき訪問看護ステーションの特徴は以下の通りです。

チェックポイント

  • 理念が具体的かつ分かりやすい
  • 清潔感あふれるステーション
  • スタッフが笑顔で挨拶を返してくる
  • 個人に合わせて訪問件数を調整してくれる
  • 自転車以外の訪問手段がある

この中で、ステーションに行かなくても確認できるのは「理念」くらいでしょう。

後は、直接ステーションに行って確認しなければ分かりません。

「そんな時間ない…」「緊張してそんなにチェックできない…」という人は、「職場の内情に精通している転職サイト」を利用することをオススメします。

看護師なら「レバウェル看護(旧:看護のお仕事)」、リハビリスタッフなら「PTOTSTワーカー」がオススメです。

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両者ともに、数多くの転職者をサポートしてきた経験から、職場の内情をよく知っている転職サイトです。

「ここの訪問看護ステーションは、本当にみなさん笑顔で挨拶をしてくれるので、気持ち良く働けると思いますよ。」

「実は、ここのステーションは自転車しか用意されていないので、妊娠や病気・怪我を期に辞める人が多いんです。」

このように、一人で転職活動をするには知ることができない情報をもらえるのが特徴です。

「転職に失敗をしたくない!」という人は、活用してみることをオススメします。

もちろん、利用するのに料金は一切かかりません。

すぐに転職はちょっと…という人は、スカウトをもらうのもオススメ

すぐの転職を考えていない人は、「ジョブメドレー」に登録をしてスカウトを待つのもオススメです。

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ちなみにジョブメドレーは、自分で求人を探すサーチ型を採用しているため、しつこい電話もほとんどないので安心してください。

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トコル

関東在住の理学療法士。27歳で訪問看護ステーションに転職。現在は人事業務を兼任し、月に3〜5名の看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・事務・ケアマネの面接を行なっています。面接をした人数は200名以上。関わった転職サイトは30社以上。

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