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訪問看護は、看護師やリハビリ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の国家資格があれば働くことはできます。
しかし、昨今は訪問看護に求められることが多岐に及んでおり、国家資格+αの資格・スキルアップを身につけることが求められています。
今回ご紹介する、訪問看護スタッフにオススメの資格・スキルアップは「リンパドレナージュ」です。
・浮腫に対するケアが分からない
・緩和ケアをどのようにしたら良いか分からない
このように悩んでいる方は、「リンパドレナージュ」が味方になってくれるでしょう。
私も長年、訪問看護ステーションで所長・エリア統括をしてきましたが、この資格を活かして現場で活躍している人を何人も知っています。
特に、がんの後遺症に悩む利用者や、終末期に関わることが多い訪問看護では、即戦力として発揮できる資格になっております。
興味を持った方は、記事の最後にオススメの習得方法、今だけの限定キャンペーンもご紹介していますので、ぜひあなたのスキルアップにご活用ください。
リンパドレナージュとは
リンパドレナージュとは、全身に流れる「リンパ液」と呼ばれる液体の流れを良くする施術方法です。
リンパ液には、余分な水分や老廃物を回収して運搬する働きがあるため、リンパドレナージュと行うことで浮腫などの症状改善を図ることができます。
ドレナージュとは広義でマッサージの一部であるため、日本では主に「リンパマッサージ」とも呼ばれています。
リンパドレナージュは、大きく2つの種類に分けられます。
①医療用リンパドレナージュ
②美容・リラクゼーション用リンパドレナージュ
それぞれの違いを見ていきましょう。
医療用リンパドレナージュとは
医療用リンパドレナージュは、文字通り「医療ケア」を目的に行うリンパドレナージュです。
主には、「リンパ浮腫」の改善を目的とされます。
リンパ浮腫は、がんの治療でリンパ節を取り除いたり、リンパの流れが停滞することなどにより引き起こされます。
医療用リンパドレナージュは、リンパ液の流れが滞っている部分にわき道を作り、正常に機能しているリンパ節にリンパ液を誘導する施術のため、浮腫の改善を目指すことができます。
訪問看護の現場でも、「片足だけパンパンに腫れている」など、リンパ浮腫の利用者に会うことは少なくありません。
リンパ浮腫が原因でADLに介助を要しているというケースもあるでしょう。
医療用リンパドレナージュは、あくまでもリンパ浮腫の改善を目的にしているに過ぎなかったとしても、訪問看護で導入すればADLの改善、QOLの向上に直結することができる、非常に現場に即した施術なのです。
医療用リンパドレナージュの種類
医療用リンパドレナージュには、「リンパ浮腫療法士」「ICAA リンパドレナージセラピスト」「MLD認定ベーシックセラピスト」「リンパ浮腫セラピスト」「医療リンパドレナージセラピスト」の5種類があります。
資格の種類 | 特徴 | 研修方法と資格認定基準 | 受講要件 |
リンパ浮腫療法士 | 医療用リンパドレナージュにおける知識や基礎から現場における応用的な手技を学べる | スクールに通学後、認定試験に合格 | 医師・看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 |
ICAA リンパドレナージセラピスト | 医療現場におけるリンパケアの専門知識・実技を証明する資格 | 講義を33時間以上、実技研修を67時間以上後、認定試験に合格 | 医師・看護師・理学療法士・作業療法士 |
MLD認定ベーシックセラピスト | エミール・ボッダー博士が生み出した手技。オイルやパウダーを使わず、軽いタッチで行う | 講座修了後、理論試験と実技試験に合格 | 誰でも取得可能 |
リンパ浮腫セラピスト | リンパ浮腫に対する知識とリンパマッサージ技術を、基礎から応用まで習得 | 座学と実習の片方もしくは両方の受講により取得 | 医師・正看護師・理学療法士・作業療法士 |
医療リンパドレナージセラピスト | 知識や基礎から現場における応用的な手技を学ぶ。学生も対象にしているのが特徴 | 初級講習会、中級講習会後、修了試験に合格 | 医師・正看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師、及び学生 |
医療用リンパドレナージュの特徴は、受講要件が医療従事者に限定しているということです。
そのため、医療現場ですぐに実践ができる応用力を身につけることができます。
しかし、通学が必要な点、平均の受講金額が400,000円〜500,000円と割高な点から、本気でリンパドレナージュを極めたいという人向けの資格になるでしょう。
個人的に、訪問看護の分野においてはここまでの金額を払う費用効果はあるのかは疑問に思う点ではありますが、興味がある方は、各資格にホームページリンクを貼っているので、ぜひ詳細を確認してみてください。
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュとは
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュは、主に体調管理やリラックス効果、美肌効果や免疫力向上などを目的としています。
しかし、「リンパ液」の流れをスムーズにして老廃物などをリンパ節へ流すという、リンパドレナージュに対する考え方は医療用リンパドレナージュと変わりがありません。
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュは、医療資格を持っていない人、つまり誰でも受講ができる資格なので、医療的な効果を言及できないという側面が強いのではないかと推察できます。
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュの種類
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュの種類は、各団体や企業が独自に行っている場合が多く、数を上げたらキリがありません。
代表的なものには、以下の4つの種類があります。
資格の種類 | 特徴 | 認定団体 |
オリエンタルリンパドレナージュセラピスト | 西洋由来のリンパドレナージュに中医学のつぼ押しなどの考えを取り入れた知識・技術を学ぶ | インターナショナル美容鍼灸協会 |
リンパケアセラピスト | アロマオイルを使用し、リンパの流れを整え、ダイエットや不調の改善、デトックス、美肌などに効果がある「オイルリンパトリートメント」の技術を学ぶ | 日本能力開発推進協会(JADP) |
リンパリファインセラピスト | リンパマッサージの手技に加え、東洋医学の技術と理論を取り入れたツボ押しや、デトックス、骨格矯正の技術を学ぶ | 国際セラピスト支援振興協会 |
JBTA認定リンパドレナージュセラピスト | 講座受講〜試験まで在宅で学べるのが特徴 | 日本美容セラピスト協会 |
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュは、リンパドレナージュの技法に加えて、様々な技法を組み合わせて学ぶことができるのが特徴です。
平均受講期間は約3.5ヶ月、料金も平均60,000円前後なので、医療用リンパドレナージよりも取得をしやすいかと思います。
訪問看護スタッフにオススメのリンパドレナージュの種類とは?
このようにリンパドレナージュには、様々な種類があります。
「結局どのリンパドレナージュが良いの?」
と悩んでいる方も多いかと思います。
個人的に、訪問看護スタッフにオススメするリンパドレナージュの種類は「美容・リラクゼーション用リンパドレナージュ」です。
もちろん、「せっかく医療系の資格を持っているから医療用リンパドレナージュの資格を取りたい!」という方は、止めはしません。
しかし、訪問看護という分野で求められるスキル、受講方法・受講金額など色々な面を考慮して、私は「美容・リラクゼーション用リンパドレナージュ」の方をオススメします。
その中でも、以下の点をクリアした「美容・リラクゼーション用リンパドレナージュ」がオススメです。
オススメの美容・リラクゼーション用リンパドレナージュ
- 物品を使わない
- デトックス効果が期待できる
- すぐに辞めることができる
物品を使わない
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュの種類は豊富にあるため、各資格で差別化を図ってきます。
その中で、「物品を使うリンパドレナージュ」も多々あります。
よくあるのが「アロマ」です。
アロマを中心としたリンパドレナージュは、効果が高いかもしれませんが、訪問看護という現場では非現実的です。
そもそも、アロマを利用者宅に持ち込むかという話になりますし、個人の私有物を使用したケアは望ましいものではありません。
そのため、自分の手だけで施術ができるスキル(=物品を使わない)が得られる講座を受講するようにしましょう。
デトックス効果が期待できる
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュは、あくまでも「リラクの領域」なので医療用語は使えません。
そのため、「浮腫軽減に効果がある」などの文言は使えず、代わりに「デトックス効果が期待できる」や「老廃物の除去ができる」という言葉を使用しています。
一般的に、この文言が記載されていたらリンパ液をリンパ節に流す手法なので、浮腫の利用者に対しても応用できると考えて良いでしょう。
より訪問看護の現場に即した技術を身につけることができると考えます。
すぐに辞めることができる
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュは、医療用リンパドレナージュと比較をすれば比較的安価な金額で受講をすることができますが、それでも平均約60,000円が必要になります。
もし、受講をしてリンパドレナージュに興味を持てなかった場合、この60,000円はほとんど戻ってきません。
あくまでも私たちは訪問看護が基盤で、その訪問看護に幅を持たせるためのスキルを磨くべきです。
そのため、リンパドレナージュに興味がなかったらすぐに辞めて、また次のスキルアップを探すことが求められます。
そんな都合のいい話あるのかしら?
厳選!リンパドレナージュのオススメ資格習得講座を紹介
それでは、私がオススメする「物品を使わない手技」「デトックス効果が期待できる」「すぐに辞めることができる」をすべて網羅した美容・リラクゼーション用リンパドレナージュをご紹介します。
それはは、formie(フォーミー)の「リンパ&セラピースペシャリスト資格取得講座」です。
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また、リンパ管や循環系といった人体構造の知識、むくみの原因と対策、実践的かつ効果的な施術方法やセルフケア技術までを習得することができるため、基礎〜応用までの知識を身につけることができます。
もちろん、アロマなどの使用はなく、自分の手が武器になる資格です。
36,300円という金額も、周りの講座を考えたらお得と言えるでしょう。
それでも、いきなり38,500円を払うのはちょっと気が引けます…
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リンパドレナージュを取得した訪問看護スタッフの声
20歳代看護師
漠然と「末端から中枢にかけてマッサージをする」という知識だけでリンパマッサージをしていましたが、思うように改善が得られないことに悩んでいました。
リンパドレナージュを学んで、「そんなに簡単なものではない」「もっと奥が深い」ことが分かりました。
今では自信を持ってリンパ浮腫の利用者さんに向き合えるようになりました。
利用者さんからの満足度も高く、本当に学んで良かったと思っています。
30歳代看護師
以前、終末期の利用者を担当したとき、思うように浮腫が取れず、それに伴う痛みも続いており、自分の力のなさに落胆していました。
「私にもっと技術があったら安楽な生活ができていたかもしれない…。」
これから出会う利用者には同じ思いをしたくないという思いで、リンパドレナージュを学びました。
学んでからは、明らかに浮腫の改善を促せるようになりました。
訪問看護に携わる人であれば、学んでおいて損はない資格だと思います。