理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師を目指す学生に向けた、評価ポイント解説シリーズ。
今回は、「脳画像」です。
脳画像は、脳卒中の患者の情報収集で必須項目です。
脳画像を見れば、予後予測や問題点の抽出、治療プログラムの立案をスムーズに行うことができるようになります。
レジュメやレポートを作成する上でも重要な情報なので、しっかりと情報収集しておきましょう。
今回は、レベル別で「脳画像」の図を用意したので、患者に適する図をダウンロードして実習に望んでください。
もちろん、書式のダウンロードは無料です。
脳画像はデータでもらう?絵を描く?
脳画像に限らず、CTやMRIは個人情報です。
そのため、学生にはデータとして渡さない場合が多いです。
もし、個人情報を削除した上でデータとしてもらえる病院であれば、ありがたく頂戴をしましょう。
その際、USB経由でもらえることが多いため、忘れずに自分で用意しておきましょう。
脳画像はデータ量も大きいため、少なくとも64KB以上の物を持っていけば安心でしょう。
もし、データでもらえない場合は、脳画像を見ながら図を描くことで代用しましょう。
一から図を描くと時間がかかってしまうため、これから紹介するフォーマットを持参の上、病巣部位のみを塗りつぶしていく方法をオススメします。
実習に最適!レベル別の脳画像フォーマットダウンロード
脳画像(全体:9レベル)パック
ポイント
患者の病巣部位が不明確な場合、または広範囲に及ぶ場合は、全体を網羅しているこのフォーマットを使おう!
橋下部・延髄レベルの脳画像
ポイント
橋下部・延髄レベルに病巣がある場合は、このフォーマットを使おう!
橋上部レベルの脳画像
ポイント
橋上部レベルに病巣がある場合は、このフォーマットを使おう!
中脳レベルの画像
ポイント
中脳レベルに病巣がある場合は、このフォーマットを使おう!
第3脳室レベルの脳画像
ポイント
第3脳室レベルに病巣がある場合は、このフォーマットを使おう!
松果体レベルの脳画像
ポイント
松果体レベルに病巣がある場合は、このフォーマットを使おう!
基底核・視床レベルの脳画像
ポイント
基底核・視床レベルに病巣がある場合は、このフォーマットを使おう!
脳梁レベルの脳画像
ポイント
脳梁レベルに病巣がある場合は、このフォーマットを使おう!
側脳室上部の脳画像
ポイント
側脳室上部レベルに病巣がある場合は、このフォーマットを使おう!
脳画像のフォーマットダウンロード!まとめ
脳画像は、レジュメやレポートを作成する上で大切な情報です。
実際の脳画像(MRI)を見たい!という人は、こちらの記事(【実習】脳のMRI断面図!実際の画像を見て理解をしよう!)で断面図をご紹介しているのでご活用ください。
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こちらの記事(【実習】「一般情報」のポイントを解説!【書式無料ダウンロード】)では、情報すべきポイントをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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