記載例・文例集 看護サマリー

【褥瘡悪化】看護サマリーの記載例・例文を多数紹介!【訪問看護用】

2024年5月22日

訪問看護では、看護サマリーを作成するのも仕事の一つです。

看護サマリーが必要なシチュエーション
・担当利用者が入院をした時
・担当利用者が入所した時
・他事業所へ利用者を引き継ぐ時など

確かに、作成する機会は少ないものの、だからこそいざ作成するとなると悩んでしまうものです。

当サイトでは、看護サマリーの記載例・例文を多数紹介しています。

今回は、「褥瘡悪化」を想定した看護サマリーの記載例・例文(病状・看護の経過部分)をご紹介します。

あくまでも、一例ではありますが、ぜひ日々の業務の参考にしてみてください。

トコル
トコル

看護サマリーを書く際の書き方やのコツ・ルール、書式は、こちらの記事(訪問看護サマリーの書き方を徹底解説!【記載例多数・無料様式あり】)を参考にしてみてください!

訪問看護サマリーの書き方【記載例多数】
訪問看護サマリーの書き方を徹底解説!【記載例多数・無料様式あり】

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新人看護師
新人看護師

記事の最後には、たくさんの記載例を掲載していたり、AIチャットbotの紹介もしているから、ぜひ参考にしてみてね!

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文①

病状・看護の経過など
利用者は82歳の女性で、脳梗塞の既往があり、右片麻痺が残存している。普段の身体状況としては、ベッド上での生活が中心であり、日常生活動作に全面的な介助が必要である。認知機能は軽度の低下が見られ、HDS-Rスコアは16点である。
○月○日より、脳梗塞後の状態管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、仙骨部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、体位変換を頻回に行うよう指示し、褥瘡の進行を防ぐためにクッションの使用を推奨した。
しかし、○月○日の訪問時、仙骨部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文②

病状・看護の経過など
利用者は90歳の男性で、心不全と糖尿病の既往がある。普段の身体状況としては、ベッド上での生活が中心であり、日常生活動作に全面的な介助が必要である。認知機能は正常範囲内だが、身体の衰えが見られる。
○月○日より、心不全の状態管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、踵部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、踵部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、踵部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文③

病状・看護の経過など
利用者は75歳の女性で、変形性膝関節症と高血圧の既往がある。普段の身体状況としては、ベッド上での生活が多く、歩行は介助が必要である。認知機能は正常で、日常生活動作も部分的な介助を受けている。
○月○日より、変形性膝関節症の管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、尾骨部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、尾骨部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、尾骨部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文④

病状・看護の経過など
利用者は78歳の男性で、脊髄損傷の既往があり、下半身麻痺が残存している。普段の身体状況としては、ベッド上での生活が中心であり、日常生活動作に全面的な介助が必要である。認知機能は正常である。
○月○日より、脊髄損傷後の状態管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、臀部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、臀部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、臀部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文⑤

病状・看護の経過など
利用者は85歳の女性で、アルツハイマー型認知症と慢性腎臓病の既往がある。普段の身体状況としては、ベッド上での生活が中心であり、日常生活動作に全面的な介助が必要である。認知機能は重度の低下が見られ、HDS-Rスコアは5点である。
○月○日より、認知症の状態管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、仙骨部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、仙骨部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、仙骨部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文⑥

病状・看護の経過など
利用者は79歳の男性で、パーキンソン病と糖尿病の既往がある。普段の身体状況としては、パーキンソン病による運動障害があり、歩行は介助が必要である。認知機能は正常で、日常生活動作も部分的な介助を受けながら行っている。
○月○日より、パーキンソン病の状態管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、踵部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、踵部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、踵部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文⑦

病状・看護の経過など
利用者は82歳の女性で、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と高血圧の既往がある。普段の身体状況としては、呼吸困難があり、酸素療法を使用している。認知機能は正常範囲内で、日常生活動作も部分的な介助を受けている。
○月○日より、COPDの状態管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、尾骨部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、尾骨部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、尾骨部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文⑧

病状・看護の経過など
利用者は75歳の男性で、脳梗塞の既往があり、左片麻痺が残存している。普段の身体状況としては、ベッド上での生活が中心であり、日常生活動作に全面的な介助が必要である。認知機能は軽度の低下が見られ、HDS-Rスコアは15点である。
○月○日より、脳梗塞後の状態管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、仙骨部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、仙骨部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、仙骨部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文⑨

病状・看護の経過など
利用者は80歳の男性で、アルツハイマー型認知症と慢性腎臓病の既往がある。普段の身体状況としては、認知症のため日常生活動作に全面的な支援が必要である。HDS-Rスコアは12点で、認知機能の低下が見られる。
○月○日より、認知症の状態管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。定期的に皮膚の状態観察と体位変換を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、臀部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、臀部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、臀部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

褥瘡悪化用の訪問看護サマリーの記載例・例文⑩

病状・看護の経過など
利用者は78歳の女性で、変形性膝関節症と高血圧の既往がある。普段の身体状況としては、膝の痛みがあり、歩行は介助が必要である。認知機能は正常で、日常生活動作も部分的な介助を受けている。
○月○日より、変形性膝関節症の管理と褥瘡予防を目的に訪問看護を開始。身体の体位変換と皮膚の状態観察を行いながら、褥瘡予防に努めてきた。
○月○日の訪問時、仙骨部に発赤を認め、褥瘡の初期症状が見られたため、直ちに体位変換を頻回に行うよう指示し、仙骨部の保護を行った。
しかし、○月○日の訪問時、仙骨部の褥瘡が悪化し、潰瘍が形成されていることを確認。状態を観察し、往診医に連絡。診察の結果、感染の可能性があり、入院が必要と判断され、救急要請し入院となった。

【150例以上】訪問看護サマリーの記載例・例文まとめ

当サイトでは、今回ご紹介した看護サマリーの他にも、状況別に約150例以上の記載例を紹介しています。

ぜひ、日々の業務にお役立てください!

転倒・転落疼痛褥瘡悪化呼吸苦
胸痛発熱嘔気麻痺
精神疾患浮腫増強めまい意識障害
呂律不良窒息レスパイトターミナル

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