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訪問看護は、看護師やリハビリ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の国家資格があれば働くことはできます。
しかし、昨今は訪問看護に求められることが多岐に及んでおり、国家資格+αの資格・スキルアップを身につけることが求められています。
今回ご紹介する、訪問看護スタッフにオススメの資格・スキルアップは「ケアビューティスト」です。
・利用者と上手にコミュニケーションがとれるようになりたい!
・高齢者に対するメイクの方法を身に付けたい!
・利用者や家族の笑顔が見たい!!
このように思っている方は、「ケアビューティスト」が味方になってくれるでしょう。
私も長年、訪問看護ステーションで所長・エリア統括をしてきましたが、この資格を活かして現場で活躍している人を何人も知っています。
特に、ここ最近は資格を取得する人が多く、訪問看護において需要が拡大していると感じております。
興味を持った方は、記事の最後にオススメの習得方法、無料の資料請求もご紹介していますので、ぜひあなたのスキルアップにご活用ください。
ケアビューティストとは
ケアビューティストは、高齢者にお化粧をして綺麗にしてあげるスキルです。
介護現場では、お年寄りの方に対してメイクやネイル、アロマ、タッチケアといった美容のアプローチを行うことによって、リハビリや社会参加への意欲がわいたり、穏やかでいられる時間が増えたり、入浴や食事を拒む回数が減ったりといったさまざまな実例が報告されています。
美容の技術で自分らしさや生きる力を届け、笑顔のある暮らし方を支援するのがケアビューティストのお仕事です。
ケアビューティストで身につけられる知識・技術
ケアビューティストでは、以下のような知識・技術を身につけることができます。
ケアビューティストで身に付けられる知識・技術
- 高齢者に対するメイク・ネイル・エステ・ヘアスタイリング
- アロマテラピー
- カラーコーディネート
- 介護レクリエーション
- 美容心理学
- 介護美容コミュニケーション
- フォト技術
- ビジネス(セルフブランディング)
高齢者に対するメイクやネイルはもちろん、美容に関する心理学やコミュニケーション方法まで、「高齢者の美に関するすべての知識・技術」を身に付けられるのが特徴でしょう。
まさに訪問看護にピッタリな内容ですよ!
訪問看護で働く看護師にケアビューティストの資格がオススメな理由
では、なぜ訪問看護で「ケアビューティスト」の資格がオススメなのかを、具体的な理由とともにお伝えしていきます。
利用者からの需要が高い
「もうお化粧なんてする年じゃないわ」
訪問看護で働いているあなたなら、一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
高齢に加えて障害を負っていると、「美」に対する意識は遠のいてしまいます。
しかし、「この言葉の真意はどこにあるのか」を探るべきだと思います。
多くの利用者は、「本当はお化粧をして綺麗になりたいけど無理」と諦めてしまっていると推察できます。
私が実際に担当していた100歳の利用者(女性)をご紹介します。
100歳(女性)が新たな目標を!
一番最初にお会いした時の私の第一印象は、「無愛想だな」です。
すごく失礼ですよね。
しかし、そのくらい表情が乏しく、笑顔は一度も見たことがありませんでした。
介入すると、事あるごとに「もう年だから」「迷惑をかけているだけ」と悲観的な言葉を発します。
リハビリに対する意欲が低く、まずは何か楽しくなるようなことを提供したいなと考えました。
ある日、おばあちゃんの娘様から「見た目にはすごく気を使う人だった」と情報をもらいます。
一緒に介入していた看護師と相談をして、お化粧をしてあげることにしました。
最初は抵抗感があったものの、お化粧後に初めて笑顔を見ることができました。
看護師も利用者にお化粧をするのは初めてで、不慣れな点も多くご迷惑をかけてしまいましたが、笑いながら「まだまだね」と言った表情は今も忘れません。
その後、自分でお化粧をできるようになるという目標が生まれ、人生の楽しみを見つけました。
このように、女性はいくつになっても潜在的に「美」に対する意識があり、お化粧は人生の楽しみを再認識するキッカケになり得るのです。
ケアの幅が広がる
訪問看護における看護業務は、「体調管理」「内服管理・指導」「清拭」など多岐に渡ります。
この中で一番難しいのは、「利用者とのコミュニケーション」です。
「この人にはこのケアをしたいんだけどな…」
と思っていたとしても、コミュニケーションが取れないために懐に入り込めないことは、訪問看護ではあるあるです。
すなわち、コミュニケーションがうまく取れなければ、質の高いケアには繋がらないといえます。
この点、ケアビューティストで得たコミュニケーション技法やネイル・メイクの技術を駆使すると、アッと驚くように距離を縮めることができます。
つまり、ケアビューティストの知識や技術を皮切りに、本来の訪問看護の業務もスムーズに運べるようになるのです。
「そんな簡単にいく??」と思われるかもしれませんが、「美」に関する話題は驚くほどに興味を示してくれます。
給料が上がる
最後に現金な部分に触れておきますと、ケアビューティストの資格は「給料アップ」に繋がりやすいです。
あなたがケアビューティストの資格を駆使したことによって、「この前の利用者さん、〇〇さんにみてもらってからかなり元気が出てきた。次の新規利用者も〇〇さんにお願いしたい。」と、あなたのスキルを欲するケアマネが増えてきます。
あなたの資格が会社の売り上げに貢献しているのは明確で、しっかりと評価をしてくれる事業所は給料に反映してくれます。
実際、私が関わっている訪問看護ステーションでケアビューティストをとった看護師は、資格取得してから約半年後、月1万円の昇級をしました。
そもそも、ケアビューティストは需要が高くなりつつある資格なので、看護以外のスキルを重要視している訪問看護ステーションは、この資格を持っているだけで多少の優遇をしてくれることがあります。
ケアビューティストを習得することは、給料アップまたは転職の際にも武器になること間違いありません。
訪問看護で働く看護師にオススメするケアビューティストの資格習得方法
それでは、私がオススメするケアビューティストの取得方法をお伝えしてまいります。
介護美容研究所でケアビューティストの資格を習得する
私は、「介護美容研究所」でケアビューティストの資格を取得することをオススメしています。
介護美容研究所では、卒業後すぐに活躍できるよう、実践レベルでの学習をすることができます。
また、実際の現場で技術を磨くこともできるため、「資格取得したのに全然技術が身に付かなかった…」という心配もありません。
メディア掲載の実績も多数で、安心して学べるスクールです。
介護美容研究所で学べること一覧
他の講座でもメイクやネイルの技術は教えてくれるけど、コミュニケーションや心理学まで学べるのが良いのよね!
「介護美容研究所」のオススメポイント!
- 美に関する知識や技術はもちろん、コミュニケーション技法や心理学も学べる!
- テキストだけではなく、実際の現場を通じて指導してもらえる!
- 資格を取得した時点で、実践レベルの技術が身についている!
- メディア掲載多数で安心!
- 必要な人には、就職相談や独立開業のサポートもしてくれる!
まずは無料で資料請求をしよう!
ケアビューティストは聞き慣れない言葉なので、この記事ですべてを理解するのは難しいと思います。
「ちょっとでも興味があるな」という方は、無料で資料請求してみましょう。
資料請求の方法は、コチラのリンク(介護美容研究所ホームページ)の最下部に、「資料請求はこちらから」という項目があるので、必要事項を入力して送信してください。
ケアビューティストは独立している人も多い
ケアビューティストは、独立して生計を立てている人も多いという特徴があります。
実際、介護美容研究所でも「独立開業サポート」が講座の中に組み込まれています。
私が知っている中だと、デイサービス勤務だった看護師が、ケアビューティストを取得して独立しています。
独立後は、都内の介護施設中心にネイルやメイクを提供しにいっているとのことです。
病院に呼ばれることも少なくないそうで、需要の高さが伺えますね。
ちなみに、給料は看護師時代の約1.5倍になったとのことでした。