看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のあなたが訪問看護ステーションに転職をして、安定した高収入を目指したいなら役職につきましょう。
正直、一番手っ取り早く稼ぐ方法は、インセンティブで稼ぐ方法です(参考:インセンティブで稼ぎたい人が転職すべき訪問看護ステーションの特徴5選)。
インセンティブで稼ぎたい人が転職すべき訪問看護ステーションの特徴5選
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しかし、このインセンティブは比較的早く高収入を目指せるというメリットがある一方、体力勝負の側面が強いので、何歳になってもこの方法で稼ぐというというのは現実的ではありません。
また、利用者数に左右されるので、月々の収入に変化が生じるのもデメリットの一つです。
一方、役職につけば、訪問件数に左右されることなく安定した高収入を目指すことができます。
実際、私も訪問看護ステーションに転職した1〜2年目はインセンティブで稼いでおり、年収500〜600万円を推移していました。
その後、「エリア統括」の役職に就いたことで、訪問件数に左右されることなく、安定して年収600万円を稼ぐことができました。
手取り17万円だった理学療法士の私が転職をした結果がこちらです
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今回は、役職について安定した高収入を目指したい方向けに、転職すべき訪問看護ステーションの特徴を3選ご紹介してまいります。
役職に就きたい人が転職すべき訪問看護ステーションの特徴3選
それでは、役職につきたい人が転職すべき訪問看護ステーションの特徴を3選ご紹介してまいります。
会社のビジョンが明確
まず、重要なのが「会社のビジョンが明確」な訪問看護ステーションに転職することです。
もちろん、役職につくこと関係なく、転職するに当たっては重要なポイントなのですが、役職につきたい人はより重要視するべきポイントになります。
役職につくには、会社が成長し続けなければなりません。
多くの人数がいて、多くの店舗があるからこそ、それをまとめるリーダー、つまり役職が必要になります。
会社が成長しなければ、役職というポジションも必要ないのです。
その点、どこを目指しているのかわからない、明確なビジョンがない会社は成長する可能性が低いと言えるでしょう。
ビジョンを持ってやっているか訪問看護ステーションなのかは、面接時の対応でわかります。
面接は、応募者が自分をアピールする場でもありますが、会社側が応募者に自社の良さを伝える場でもあります。
こちらから聞かずとも、「色々とご質問に回答していただきありがとうございました。それでは、私たちの方から会社のことを説明させていただきますね」と、ビジョンや理念を伝えてくれる会社は転職しても良いと言えるでしょう。
一方、応募者に質問ばかりして終わる面接があります。
特に訪問看護ステーションなど、医療や介護業界には多い印象です。
個人的な意見を申しますと、このように会社側からビジョンや理念を伝えてこない会社は、「事業がうまく行っていない」「会社のビジョンが明確ではない」と、ネガティブに捉えます。
また、現場の面接官も会社のビジョンが不明確なので、応募者に伝えられないという場合もあります。
しっかりと会社が何を考えているかが分かる会社に転職しましょう。
ポイント
・転職サイトに、「明確なビジョンを持つ訪問看護ステーション」をピックアップしてもらいましょう。
・面接の際は、「会社側から」ビジョンや理念を説明してくれるか待ちましょう。
→もし、してこなかった場合はその時点で候補から外すのもありだと思いますが、条件などが魅力的な場合は、こちらから「会社のビジョンを教えてください」と質問しましょう。
ちなみに、利用する転職サイト選びも超重要です。
なぜなら、転職サイトによっては職場の内情に精通していないところもあるからです。
私がオススメする「職場の内情に精通している転職サイト」は、看護師なら「レバウェル看護(旧:看護のお仕事」、リハビリスタッフなら「PTOTSTワーカー」です。
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地に足がついた店舗展開
明確なビジョンがあるということは、成長し続ける可能性が高いという会社です。
つまり、店舗展開も成長の一つです。
しかし、どんどん店舗展開をしているのと、地に足がついた店舗展開をしているかは別物です。
昨今、訪問看護ステーションには「サテライト」という形で、支店をどんどん増やしている会社が目立ちます(参考記事:サテライト(支店)が多い訪問看護ステーションへの転職はダメって本当?【選び方】)。
サテライト(支店)が多い訪問看護ステーションへの転職はダメって本当?【選び方】
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訪問看護もビジネスなので、サテライトを増やすこと自体は悪いことだとは思いませんが、訪問看護という名に相応しくない店舗を増やしている会社もあります。
例えば、訪問看護ステーション内にリハビリスタッフしか所属していない会社です。
このような会社は、リハビリスタッフだけで医療依存度が低い利用者を訪問して金を稼いでいます。
にも関わらず、国への届け出には「看護スタッフ常勤3名」と記載しています。
様々な意見があると思いますが、私はこのような会社に未来はないと考えます。
実際、このような会社の悪行が目立ち、令和3年の介護報酬の改定で、国は訪問看護ステーションには「看護師6割以上」必要だという考えを打ち出しました。
確かに、店舗が増えるということは、それをまとめるリーダー、つまり役職が必要なので、あなたが仕事で成果を残せば役職につける可能性も高まります。
しかし、いつ潰れるか、ましてや看護師を6割以上にするためにどんどんリハビリスタッフをクビにしていくことも考えられるため、実はまったく安定していないのです。
役職についたからといって、あなたがリハビリスタッフだったら容赦無く首を切っていくことも大いに考えられます。
逆に、比率を保つために看護師はどんどん雇用する方向に動くかもしれませんが、今までこのような動きをしていた訪問看護ステーションは、すでに国から目をつけられています。
実際、すでに同業者からの信頼は損なわれているので、転職はオススメできません。
ポイント
・転職サイトのコンサルタントに、「看護師が6割、もしくは半数以上いる訪問看護ステーション」をピックアップしてもらおう。
・面接の時に、一店舗あたりの「看護師の人数とリハビリスタッフの人数」を聞きましょう。
→あまりにもリハビリスタッフが多い会社は避けたほうが無難です。最低でも半数ずつ分かれていれば安心かと思います。
これらは「正直失敗した!」という訪問看護ステーションの特徴でもあるので、転職の際は慎重になりましょう(参考記事:正直失敗した!すぐに再転職した訪問看護ステーションの特徴9選)。
正直失敗した!すぐに再転職した訪問看護ステーションの特徴9選
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透明性のある組織体制
最後は透明性のある組織体制です。
役職につくには、会社にあなたの働きが評価されなければなりません。
しかし、実際には「こんなに頑張っているのになんで私は評価されないの?」と悩んでいる人がたくさんいます。
それは、組織体制に透明性がないためです。
この点も、特に医療・介護業界では多々見られる現象です。
透明性がある組織体制とは、「どこを」「どのくらい」「どのように」頑張れば、昇給や役職にたどり着けるかが明確に提示されているということです。
「今あなたは等級Cです。等級Cのあなたはこの点で成果を出せば等級Bに上がります。その暁には、月〇千円の昇給をします」
など、誰が見ても分かりやすい組織体制を打ち出している会社に転職をしましょう。
この点が整っていない会社に転職をすると、「結局社長に可愛がられた人勝ちじゃん」といった理不尽な扱いを受けたり、あなたの頑張りが正当に評価されない、つまり役職につくのも困難になってしまうでしょう。
ポイント
・転職サイトのコンサルタントに、「明確な昇給制度の基準がある訪問看護ステーション」をピックアップしてもらいましょう。
・面接の際に、「昇給制度の基準」を聞きましょう。
→明確に昇給制度を説明してくれれば安心ですが、「特にこれといったものはありません」といった回答をする会社は避けたほうが無難です。
また、「売り上げに応じて一律です」の会社も注意が必要です。事業所としての頑張りは評価する一方、個人を評価していない可能性があります。
役職に就きたい人が転職すべき訪問看護ステーションの特徴まとめ
役職に就きたい人が転職すべき訪問看護ステーションの特徴は、以下の通りです。
チェックリスト
- 会社のビジョンが明確
- 地に足がついた店舗展開
- 透明性のある組織体制
確かに、抽象的な内容も含んでいるので、自分一人で探すとなると労力と時間を要してしまうことでしょう。
自分で探すのはめんどくさい!どうやって探したら良いか分からない!という人は、「職場の内情に精通している転職サイト」を利用してみてください。
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このように、一人で転職活動をするには知ることができない情報をもらえるのが特徴です。
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ちなみにジョブメドレーは、自分で求人を探すサーチ型を採用しているため、しつこい電話もほとんどないので安心してください。
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