看護師向け

【令和4年度版】年収500万円以下の看護師は即転職するべきです。

この記事では、【令和4年度版】看護師の年収の上げ方をお伝えしていきます。

私は訪問看護ステーションで人事を担当しているので、幅広い年代の看護師と面談や面接をしています。

その中で、

「看護師は給料も高いし本当になって良かったです」
という声がある一方、

「年収が低くて生活が大変です」
という声もあり、真逆ともとれる意見を多々聞きます。

「もっと給料が欲しい」

「もう少し余裕のある生活をしたい」

このように思っている看護師は、ぜひ最後まで記事を読んでみてください。

特に年収500万円以下の人は参考になると思います。

看護師の平均年収は約492万円

看護師の平均年収は、約492万円です。

(*平均年齢42.1歳、平均月収33.8万円×平均賞与(ボーナス)85.8万円より算出)引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査

この数値が多いか少ないかは人それぞれですが、平均以下の人はこの記事を読んで平均アップを目指しましょう。

看護師の平均年収ランキング

次に、全職種における看護師の平均年収ランキングです。

看護師の平均年収ランキングは第25位です。
(*医療・介護職の中では5位)

年収ランキング【2021年度版】
1位医師1188.3万円
2位大学教授1021.4万円
3位大学准教授843.1万円
4位管理的職業従事者744.9万円
5位公認会計士、税理士743.8万円
6位歯科医師676.2万円
7位小・中学校教員657.8万円
8位大学講師・助教622.4万円
9位高等学校教員621.4万円
10位助産師570.0万円
11位その他の経営・金融・保険・専門職業従事者566.0万円
12位著述家、記者、編集者566.0万円
13位研究者565.6万円
14位獣医師559.3万円
15位システムコンサルタント、設計者536.8万円
16位法務従事者533.5万円
17位薬剤師527.2万円
18位航空機客室乗務員526.2万円
19位鉄道運転従事者522.9万円
20位化学技術者511.4万円
21位秘書510.2万円
22位企画事務員505.2万円
23位その他の情報処理・通信技術者497.0万円
24位運送用機器技術者495.7万円
25位看護師491.8万円
26位金融営業職業従事者489.2万円
27位保健師478.4万円
28位機械器具・通信・システム営業職業従事者477.2万円
29位音楽家、舞台芸術家475.7万円
30位臨床検査技師471.9万円

看護師の平均年収は全職種の平均年収よりは高い

平均年収ランキング25位…。

高いのか低いのか微妙なところですが、看護師の平均年収は、全職種の平均年収より高い数値を示しています。

看護師と全職種の平均年収比較
看護師491.8万円
全職種487.3万円

看護師の魅力は初任給が高い

特に、看護師は全職種と比較して初任給が高いので、新社会人は「看護師の給料は高い」という認識が強いかもしれません。

看護師と全職種の新卒時平均年収比較
看護師約390万円
全職種約310万円

看護師の年代別平均年収・ボーナス(賞与)

こちらが看護師の年代別平均年収とボーナス(賞与)です。

平均年収×ボーナス(賞与)で年収を算出しています。

看護師の年代別平均月収・ボーナス(賞与)・年収
年代平均月収平均ボーナス平均年収
20~24歳28.5万円46.8万円388.8万円
25~29歳32.5万円74.9万円464.9万円
30~34歳33.2万円78.1万円476.5万円
35~39歳32.8万円83.4万円477.0万円
40~44歳34.6万円90.8万円506.0万円
45~49歳35.5万円99.5万円525.5万円
50~54歳36.2万円99.8万円534.2万円
55~59歳36.6万円95.8万円535.0万円
60~64歳31.2万円71.0万円445.4万円
65~69歳28.5万円47.2万円389.2万円

看護師の平均年収は30代後半から上がりずらい!?

見ていただくと分かる通り、初任給は全職種と比較して高い数値を示しています。

しかし、医療・介護職は昇給が少ないという特徴があります。

実は、看護師は30代後半を境に、全職種の平均年収よりも低くなるのです。

30代後半〜60代まで全職種の平均年収より低い状態が続き、60代以降、再び平均よりも上がっていきます。

看護師の年収は「20代〜30代前半」と「30代後半〜50代」に分けられる

そのため、冒頭で申し上げました、看護師は「【年収が高いと言う人】と【年収が低いと言う人】の真二つに分かれる」の謎は、

・20代〜30代前半の人:平均年収より年収が高いため、年収に対する不満が少ない
・30代後半〜50代の人:平均年収より年収が低いため、年収に対する不満が多くなる

このように解釈することができます。

特に、知識や技術が増えてきて働き盛りの30代後半に、年収が思うように上がらないのは、不満が大きくなるのも納得です。

看護師の需要はどんどん高まっている

しかし、看護師の需要はどんどん高まっています

「昇給がない」「思うように年収が上がらない」というのは、昔からの給料体制で動いている職場に限られます。

少子高齢化にしっかり対応して、医療体制を整えている職場は、看護師の需要は高まるばかりです。

にも関わらず、年収が思うように上がらない人は、今一度、現在働いている職場の給料体制を見つめ直してみるタイミングかもしれません。

ここに地域差はなく、全国の看護師に同じことが言えます

令和3年度より訪問看護ステーションは看護師増員へ

特に、「訪問看護ステーション」では看護師の需要がかなり高まっています。

というのも、令和3年4月の介護報酬改定で、看護職員とリハビリスタッフの比率を見直す方針が提言されました。

どのようなものかというと、訪問看護ステーションの看護職員は6割以上にしなければならないというものです。

これまで、訪問看護ステーションとは名ばかりで、事業所には看護師がいない、働いているのは理学療法士などリハビリスタッフだけというステーションが、一部ではありますが横行していました。

そこに問題視した国が、看護師の割合を増やす方向に動いたのです。

そのため、訪問看護ステーションは看護師の採用に動かなければなりませんし、何より国から看護師の重要性を評価された結果は誇らしい事だと思います。

トコル
トコル

いまいち訪問看護の業務が分からない!という人は、コチラの記事(訪問看護ステーションで働くって正直どう?病院や施設との違いは?【業務内容と1日の流れ】)を参考にしてください。

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転職に成功して年収を上げた看護師の体験談

このような国の動きもあり、年収を上げたい看護師は、今が転職のチャンスだと考えます。

逆にいうと、このチャンスを逃すとあなたの年収は今のまま上がらずに推移する可能性が高いでしょう。

実際に転職アップができた体験談をご紹介していきます。

年収350万円から500万円に上がった看護師の体験談

30代看護師(女性)

昇給の少なさに不満。37歳で転職。

私は、約15年間病院勤務をしていました。

37歳になった時、昇給の少なさに不満を感じて訪問看護ステーションに転職をしました。

結果、年収350万円から500万円に年収を上げることができました。

訪問看護ステーションはインセンティブ制度があり、年によっては年収500万円後半になることもありました。

同じ看護業務をしているだけで、約150万円もの差があったなんて。。

転職をして本当に良かったです。

私の看護を評価してくれる職場に出会えたことも感謝です。

利用した転職サイト
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年収500万円から650万円に上がった看護師の体験談

40代看護師(女性)

管理業務もしているのに報酬が少ない。46歳で転職。

私は新卒で病院勤務を10年間した後、訪問看護ステーションに転職をしました。

転職後、すぐに年収は500万円を越すことができたのですが、そこからの昇級は思うようではありませんでした。

特に、現場のリーダーという役職を貰い、管理業務も行うようになったのですが、それでも月5000円の昇級、年収ベースで考えると6万円しか変わりありませんでした。

47歳の時、責任は増えるのに年収が上がらないことに不満を感じ、転職活動を開始しました。

転職活動をして気づいたんですが、多くのスカウトをいただき、現場の管理をしていた経験を高く評価してくれるところが多いことに驚きました。

結果、年収650万円を提示してくれる今の職場に出会いました。

私の経歴を高く評価してくれて、更に楽しく仕事ができるようになりました。

利用した転職サイト
ジョブメドレー(看護師) | サーチ型とスカウト機能が魅力(公式サイト):サーチ型(自分で求人を探す)のためしつこい電話がなく、登録をしておけば企業からスカウトをもらうことができる。
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年収を上げたい看護師が転職を成功させるための条件とは

今回ご紹介したのは、私が出会った方々のほんの一部です。

多くの看護師が、転職によって年収を上げています。

しかし、間違った方法で転職活動をしても同じことの繰り返しです。

「提示した給料と違う」
「給料は高かったが年収で考えたら前の職場と変わらない」

このようなトラブルにならないよう、私は「転職サイト」を使うことをオススメしています。

訪問看護ステーションのホームページを求人情報を見ることができますが、ほとんどの訪問看護ステーションは、

「給料:30万円〜」
「給料:30万円〜45万円」
「給料:能力に応じる」

など、幅を持たせて具体的には提示していません。

そのため、面接の時に自分で給料交渉をしなければいけません

なかなか言いにくい部分ですよね。

その点、転職サイトのコンサルタントは、希望の年収に応じて給料交渉を代わりにしてくれます

「私は強く言えるから大丈夫!」と思っていても、意外と面接の場になると相手に流されてしまったり、聞きたいことを聞けないということも多くあります。

また、働きながら転職活動をする人は、コンサルタントが面接日程を交渉してくれるのも大きなメリットでしょう。

高給料の求人情報が豊富なおすすめの転職サイトは?

私が直接看護師から評判を聞いた中で、オススメできる転職サイトをご紹介します。

高給料の求人が豊富な転職サイトは、「看護のお仕事」と「ジョブメドレー(看護師)」です。

高給料など条件がいい求人は「非公開求人」に多く存在しています(参考記事:【訪問看護に転職】非公開求人って怪しくないの?公にしていない理由は?)。

この非公開求人を最も多く有しているのが「看護のお仕事」です。

また、看護のお仕事は「職場の内部事情に強い」ので、働いてみなければ分からない情報も提供してくれます。

ジョブメドレー(看護師)は、登録しておけばスカウトを貰うことができます。

あなたの経歴にあった条件を提示してくれるため、「低すぎる給料は提示されない」という特徴があります。

また、サーチ型を採用しているという特徴上、しつこい電話がないため「良いスカウトがあったら転職を考えたい」と思っている人は、とりあえず登録しておくことをオススメします。

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オススメの転職サイトランキングを見たい!という方は、こちらの記事(【2022年】看護師向け!訪問看護ステーションへの転職にオススメの転職サイトランキング!)に最新版のランキングをまとめているので参考にしてみてください。
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まとめ

あなたは日々、患者さんや利用者さんのことを一番に思い業務に励んでいます。

そんなあなたを、もっともっと高く評価してくれる職場はたくさんあります。

あなたはもっと評価されていい。

そんな職場に出会えることを心から望んでいます。

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トコル

関東在住の理学療法士。27歳で訪問看護ステーションに転職。現在は人事業務を兼任し、月に3〜5名の看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・事務・ケアマネの面接を行なっています。面接をした人数は200名以上。関わった転職サイトは30社以上。

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