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訪問看護は、利用者の家に行って医療処置などを行うため、こちらから必要物品を持っていかなければなりません。
訪問に行って「あれ?あの物品が無い!」は、トラブルを招いてしまいます。
この記事では、訪問看護に必要な物品をすべて網羅しています。
それぞれリンクを貼っていますので、忘れないうちに購入をしておきましょう。
ちなみに、今回は【表版】を称して、この業界で一般的に言われている必要物品を紹介しています。
あまり言われてはいないが、無いと困る便利グッズは、コチラの記事(持ってないとヤバイ!?訪問看護の必要物品5選【裏版】)で紹介していますので、是非あわせて参考にしてみてください。
持ってないとヤバイ!?訪問看護の便利グッズ5選!【裏版】
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バイタル測定関連の必要物品
訪問看護・訪問リハビリでは、利用者に会ったらまずバイタル測定をします。
いつもと変わりないかを確認して、問題ないことが確認できたらケアに移ります。
以下のバイタルセットは必ず持っていくようにしましょう。
血圧計
血圧計(自動)
訪問看護というある程度安定した利用者をみる事が多いためか、自動の血圧計を使っている人も意外といます。
血圧計(聴診用)
昨今の自動血圧計は正確といわれていますが、不整脈の察知など、特に看護師は聴診用の血圧計で測定することが推奨されます。
聴診器
血圧測定、肺雑音聴診などに使用します。
リットマンを選べば間違い無いでしょう。
パルスオキシメーター
脈拍、SpO2を測定します。
昨今、一般家庭にも普及していますが、安価なものを購入すると反映するまでかなり時間を要します。
dretec(ドリテック)はオススメです。
秒針つき逆さ時計(ナースウォッチ)
脈拍測定、点滴落下速度測定などに使用します。
「ナースウォッチ」と呼ばれる逆さ文字盤の時計がオススメです。
ペンライト
瞳孔反射を見る際などに必須です。
ペンライトの側面に瞳孔スケールが記載されているものは無駄な手間が省けてオススメです。
瞳孔スケール
瞳孔のスケールを測定します。
瞳孔スケールの他に、滴下早見表や意識レベル表も付いているオススメのスケール表をご紹介します。
メジャー
浮腫の経過測定などに使います。
機能に違いはないので、「できるだけ小さいもの」を選ぶと良いでしょう。
感染予防面の必要物品
様々な疾患を持っている高齢者の家に訪問するため、感染予防物品は必須です。
特に、2020年〜新型コロナウイルスが猛威を奮って以降、より徹底しなければならないアイテムになりました。
携帯用小分けボトル
小分けしたボトルの中に手指消毒剤を入れます。
アルコールなどの速乾性手指消毒薬はスプレータイプ、キレイキレイなど薬用ハンドソープはボトル(プッシュ)タイプがオススメです。
マスク
説明不要ですね。必須です。
医療関係者であれば、必ず不織布タイプを使用しましょう。
日本国内で検品されているものが安心です。
手袋(グローブ)
摘便など汚物処理、口腔清拭などに必須です。
粉(パウダー)あり・なしは個人の使い勝手によると思いますが、事務所単位で買うのでしたら「粉なし」を買っておけば間違いないでしょう。
両者ご紹介しておきます。
防水性ガウン
飛沫感染対策などに必須です。
発熱している利用者、咳が多い利用者などに使用しましょう。
ペーパータオル
マナー面・感染面から、利用者宅で手を洗った時は、利用者宅のタオルではなく持参したペーパータオルを使用しましょう。
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ビニール袋
ゴミを入れるのはもちろん、雨の日にバッグやカッパを入れるにも重宝します。
フェイスシールド
発熱がある利用者に対して、コロナウイルス感染予防の観点からも使用を推奨します。
特に、どうしてもマスクを外さなければならない状況(口の模倣など)では重宝します。
ゴーグル
こちらも、発熱がある利用者に対してコロナウイルス感染予防の観点からも使用推奨です。
看護ケアに関する必要物品
ワセリン
全身の保湿ケア用です。
フィルム(エアウォール)
傷の保護などに使用します。
サージカルテープ
ガーゼなどを貼る時に使用します。
駆血帯
点滴など注射をする際に使用します。
11色のカラーバリエーションがあってオススメです。
口腔用ケアスポンジ
口腔ケアに使用します。
その他の必要物品
その他、直接ケアには関わらないものの、訪問スタッフとして必要物品を紹介します。
名刺入れ
初めて会う利用者や家族、ケアマネジャーなど他事業所の介護・医療スタッフに初めて会うときは名刺を渡します。
ここで見栄を張る業種ではないので、安価なものでいいですよ。
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名札ケース
訪問する際は、首から名札を下げて身分を明かしましょう。
全訪問スタッフに必須なので、まとめ買いがお得です。
朱肉
訪問では利用者・家族から計画書にサインと捺印をもらいます。
意外と朱肉を持っていない家が多いので、こちらから準備が必要です。
契約の際にも必須アイテムです。
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ボールペン
連絡ノートへの記載や計画書のサインなど、必須です。
利用者に説明する場面もあります。
3色ボールペンを使うと分かりやすいでしょう。
メモ帳
バイタル測定値のメモなどに必須です。
胸ポケットに入るサイズを選びましょう。
カッパ(レインウェア)
特に自転車で訪問する場合、雨の日は必須です。
カッパは、服のサイズより一つ大きいサイズを選ぶようにしましょう。
長靴
カッパと同様、自転車で訪問する場合は必須です。
靴下の替え
訪問時に汚れてしまった場合や雨天時に替えは必須です。
訪問件数や天候にもよりますが、2〜3つの替えは常に準備しておきましょう。
「医療職=白ソックス」という風潮がありますが、訪問は様々な家があります。
つまり、汚い家です。
汚れが目立たない黒ソックスの方が、逆に清潔感を保てる場合もあります。
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バッグ
訪問物品を入れるバッグです。
特に自転車で訪問する場合は、圧倒的にリュックサックタイプのものが使いやすいです。
また、書類も多く入れるため、A4以上に対応できるか、ある程度防水性に優れているかも重要です。
思っている以上に大きめのバッグを持っていけば安心でしょう。
アディダスのバッグは大変オススメです。
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クリップボード
担当者会議など、訪問では情報収拾する場面が多々あります。
また、ベッド上で過ごしている利用者に何か書いてもらう時など、何かと重宝する物品です。
訪問看護の必要物品まとめ
以上、訪問看護・訪問リハビリ業務に必要物品をご紹介しました。
意外と持っていくものが多くてビックリしますよね。
訪問は病院と違い、こちらから物品を用意する必要があります。
細かくみていくとまだまだ必要なものはありますが、今回紹介したものは必須になるので、事前に準備しておきましょう。
また、個人で準備しなくても会社で用意してくれるものもあります。
新しく就職する人は、事前に個人で準備するものを確認しておきましょう。
訪問先で慌てることがないよう、余裕を持ったケアができることを望みます。
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訪問に行った後は、訪問看護計画書・訪問看護報告書を作成しなければなりません。
利用者全員分を作成しなければならないため、大変な労力を必要とします。
残業はもちろん、人によっては家に持ち帰って書類を作成する人も少なくありません。
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