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訪問看護は、看護師やリハビリ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の国家資格があれば働くことはできます。
しかし、昨今は訪問看護に求められることが多岐に及んでおり、国家資格+αの資格・スキルアップを身につけることが求められています。
今回ご紹介する、訪問看護スタッフにオススメの資格・スキルアップは「リフレクソロジー」です。
・関係性をうまく構築できない利用者がいる
・緩和ケアに困っている
・もっと年収をあげたい
このように悩んでいる方は、「リフレクソロジー」の資格が味方になってくれるでしょう。
私も長年、訪問看護ステーションで所長・エリア統括をしてきましたが、この資格を活かして現場で活躍している人を何人も知っています。
特に、訪問看護は在宅で看取りをすることも多く、緩和ケアの一助として需要が高まりつつあります。
興味を持った方は、記事の最後にオススメの習得方法、無料の資料請求もご紹介していますので、ぜひあなたのスキルアップにご活用ください。
リフレクソロジーとは
リフレクソロジーは、主に足の裏(手の平を含む事もある)の反射区(ツボみたいなイメージ)を刺激することによって、疲労回復、リンパの流れを整える、老廃物の排出などをはかる療法です。
日本での普及初期には、「フットケア」と呼ばれていました。
リフレクソロジーを行う人のことを、リフレクソロジストと呼びます。
日本ではあまり聞き馴染みのない療法ですが、イギリスでは主に看護師が医療現場で多用しており、効果が広く認められています。
足つぼマッサージとは違うんでしょうか??
あまり違いがないのでは?と思うかもしれませんが、接地面(=圧)が違うだけで効果は全然異なります!
リフレクソロジーと足つぼマッサージの違い
種類 | 強さ | 効能 |
リフレクソロジー | 弱〜中 | 身体面の不調に加えメンタル面の改善も重視 |
足つぼマッサージ | 中〜強 | メンタル面よりも身体面の改善を重視 |
リフレクソロジーの種類
リフレクソロジーは、大きく「英国式」と「台湾式」に分けられます。
両者ともに反射区を刺激して効果を得ることに変わりはありませんが、刺激をする強さが異なります。
英国式はソフトなタッチで施術中に寝てしまう人がいることもしばしば。
一方、台湾式はかなり刺激が強いため悲鳴をあげる人もいるくらいです。どちらかというと、足つぼマッサージの効能が強くなると推察できます。
同じリフレクソロジーでも、得られる感覚はまったく異なると言っていいでしょう。
医療現場では「英国式」がオススメですね!
リフレクソロジーで期待できる効果
リフレクソロジーでは、以下のような効果を得ることが期待できます。
リフレクソロジーで期待できる効果
- 保温(身体を温める)効果
- 浮腫の予防・改善効果
- アンチエイジング効果
- 病気予防効果
- 新陳代謝促進効果
- リラックス(ストレス解消)効果
訪問看護で働くスタッフにリフレクソロジーの資格がオススメな理由
イギリスでは医学分野で多用されているリフレクソロジーですが、日本の訪問看護で活用するメリットを詳しくみていきましょう。
利用者との関係性が構築できる
訪問看護では思うように利用者と関係性が構築できない場合があります。
このような場合、リフレクソロジーは大変効果的です。
リフレクソロジーにはリラックス効果があります。
そして、自分の手と相手の手もしくは足を触れ合わなければなりません。
なかなか心を開いてくれない利用者に対して、
「私、リフレクソロジーという資格を持っていて、すごく気持ち良いと評判なので是非受けてみませんか?」
と、話を持ちかけて施術をさせてもらいます。
人は、肌と肌が触れて、気持ちいい事をしてもらうと、心を開きやすくなります。
施術中に、利用者の思いや考えを引き出す事もできます。
この効果から、看護師の言う事を聞いてくれるようになり、利用者の状態が良い方向に進む事も十分考えられるでしょう。
「利用者との関係性構築が苦手で…」という人にとって、リフレクソロジーは心強い武器の一つになってくれると思います。
緩和ケアの一助になる
イギリスでは、ホスピスにおける緩和ケアなど、患者中心のケアや患者のQOLに貢献していると言われています。
このように、リフレクソロジーは緩和ケアの一助になるのです。
訪問看護における緩和ケアで、薬の調整が中心になってしまっている人や、自己流のマッサージを行っている人は、是非リフレクソロジーを学んで、実績のある緩和ケアを利用者に提供して欲しいと思います。
また、リフレクソロジーはリラックス効果だけではなく、「浮腫の改善」や「新陳代謝促進」など、様々な面で訪問看護の手助けをしてくれます。
緩和ケア以外の、日常の訪問で使えるスキルなのも嬉しい点ですね。
給料がアップする
他の人が持っていない知識や技術は、差別化をはかることができます。
それが会社に貢献しているのであれば、しっかりと給料に反映してくれるでしょう。
しかし、日本におけるリフレクソロジーはまだまだ一般的ではありません。
あなたが独自に訪問看護で導入していたとしても、会社に評価してもらえることは少ないでしょう。
給料アップにつなげるためには、会社にアピールしなければなりません。
最も効果的な方法は、あなたがリフレクソロジーを利用者に実践して、その得られた効果を勉強会という形で会社に伝えるのです。
勉強会を開催することによって
「あなたがリフレクソロジーの知識に長けていること」
「リフレクソロジーの効果が現場で得られていること」
「リフレクソロジーをしたことによって、利用者の満足度アップという形で会社に貢献していること」
を伝えることができます。
特に勉強会は成果物として残るものなので、会社から評価をされやすいのです。
持ち回りの勉強会などがあるステーションはやりやすいですね。
この資格ではありませんが、私が関わっている訪問看護ステーションの理学療法士は「介護食」の資格を取り、臨時の賞与(数十万単位)を貰っていました。
この理学療法士も、介護食に関する勉強会を開催していました。
やはり、目に見える働きをしていたのが評価に繋がりやすかったのかなと思います。
訪問看護で働く看護師にオススメするリフレクソロジーの資格習得方法
それでは、リフレクソロジーの資格取得方法をお伝えします。(*リフレクソロジーは国家資格ではなく、民間資格になります。)
リフレクソロジーの資格習得は通信と通学で選べる
リフレクソロジーの資格習得は、通信か通学で選ぶことができます。
通信は比較的費用も安く、時間を割きやすいというメリットがありますが、直接的な指導が受けられないというデメリットがあります。
一方、通学は費用と時間を費やすことになりますが、直接的な指導を受けられるため、より高度な技術を習得することができるでしょう。
個人的には、あくまでも訪問看護の主業務は看護業務で、リフレクソロジーは一つの武器にしか過ぎないので、通信でも十分と考えています。
働きながらだとなかなか通学するのは難しいですしね。
以下に通信と通学の簡単な比較表をのせておきます。
リフレクソロジーの資格習得方法【通信・通学】比較
標準学習期間 | 料金 | |
通信 | 1ヶ月〜4ヶ月 | 20,500円〜194,400円 |
通学 | 72時間〜187時間 | 320,000円〜732,000円 |
まずは無料で資料請求をしよう!
表を見てもらうと分かる通り、通信・通学問わずリフレクソロジーの学び方は多岐に渡ります。
標準学習時間や料金にも差があることが分かります。
その点、まずは無料で資料請求をして、学び方を比較してみる事をオススメします。
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