訪問看護 初心者向け

持ってないとヤバイ!?訪問看護の便利グッズ5選!【裏版】

2021年1月17日

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訪問看護は利用者の家に「お伺いする」という業態のため、コチラから様々な物品を用意していかなければなりません、

一般的に必要と言われている物品(手袋・バイタルセットなど)は、コチラの記事(すべて揃う!訪問看護の必要物品30選!オススメ紹介【表版】)でまとめているので参考にしてください。

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すべて揃う!訪問看護の必要物品30選!オススメのバッグなど【表版】

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今回は、あまり世間では言われていないけど、絶対に持っていたい便利グッズをご紹介します。

私は長年、訪問看護ステーションで部門管理・エリア統括をしていましたが、その中で「本当にあって良かった」と思う便利グッズを厳選しています。

特に、「訪問したくない家がある…」と思っている人は必見です。

この記事を読めば、自分自身を守りつつ訪問看護に従事することができるようになります。

もはや必須!訪問看護の便利グッズ5選

それでは、訪問看護の便利グッズを「5選」ご紹介してまいります。

シューズカバー

まずご紹介する便利グッズは、シューズカバーです。

まぁ、、想像しやすいんじゃないでしょうか。

シューズカバーが必要物品の理由。

それは、靴下で入るには勇気がいるお家があるからです。

つまり、汚い部屋です。

こんなシチュエーションで味方になってくれるのが、シューズカバーです。

洗って何回も使えるのもありますが、使い捨てのものがいいです。

というのも、汚れているのは単純に食べカスや生ごみだけではなく、尿や便も含まれているので感染症の観点からも使い捨てが良いです。

また、シューズカバーの見た目も重要です。

青色とか色がついているのも良くあるんですが、あまりオススメしません。

特に青色はブルーシートを連想させます。

ブルーシートは、汚いものを避ける定番アイテムです。

相手が見たとき、「なんだ!そんなに俺の家が汚いのか!」と、トラブルを招いてしまう恐れがあります。

本来であれば、靴下に見えるシューズカバーがいいんですが、種類があまりなく高価なので、無難に透明のシューズカバーがいいと思います。

ただ、透明のシューズカバーを使っていても嫌悪感を抱くご利用者様は確かにいます。

そんな時は、「感染対策で皆様に家でやってるんですよー」など言って、うまく乗り切りましょう。

考えがちであまりオススメをしないのは、100均などで安い靴下を買って使い捨てにするパターンです。

靴下は通気性があるので、湿気のあるものを踏んだとき、ジワジワと侵入してきます。

本当にシューズカバーがダメ!みたいなご利用者様の時は、シューズカバーの上から使い捨ての安い靴下を履くのはありかもしれません。

現場の意見を取り入れてくれている会社は、会社でシューズカバーを用意してくれているところもあります。

まだ取り入れていない会社は、現場の意見を上に伝えてみることをオススメします。

トコル
え!?どんだけ汚い家があるの!?と思った方は、コチラの記事(訪問看護で汚い家に行く時の楽しみ方!ゴキ○リランキングTOP3)を見てみよう!
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ジップロック

ジップロックは様々な場面で重宝する便利グッズです。

【表版=一般的な使用方法】としては、ティッシュなど汚れたものを入れる時に使えます。

また、ジップロックは中にスマートフォンを入れて操作することができます。

訪問看護は、ご利用者様のお家からご利用者様のお家に移動する仕事なので、スマートフォンのアプリ「グーグルマップ」は必須です。

雨の日、ジップロックに入れたスマートフォンでグーグルマップを見れるのは、現場としてかなり助かります。(ながらスマホにならない程度に)

グーグルマップの参考画像


ただ、【裏版】の使用方法は違います。

裏の使い方は、「お菓子を隠す」ためです。

本当はもらってはダメですが、訪問ではお菓子をもらうことが多々あります。

もらうだけならいいんですけど、「今食べていってよ!」というご利用者様がいるのも事実です。

断りきれないシチュエーションもあるでしょう。

過去の記事で、賞味期限が10年経過したお菓子を食べそうになった話をアップしていますので、是非あわせて見てみてください。

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賞味期限が確実に大丈夫で、安全性を確実に確保できれば食べるのもありですが、明らかに腐ってるお菓子に出くわすこともあります。

そんな時、私はマジシャンになります。

「ありがたくいただきます」と言い、お菓子を手に持ちます。

手で持って口の中に運んだと見せかけて、まだお菓子は握った手の中です。

さぁそれをどこに持っていくかです。

ここで、ジップロックの登場です。

ポケットやカバンの中に広げたジップロックの中にお菓子をインします。

口はもぐもぐ動かし、ごっくんと同時に「ありがとうございました!」と言います。

一回食べると気を良くしてくれる人が多いので、次を勧められても、「あとでゆっくり頂きます」と言えば、持ち帰りに繋げることもできます。

ただ、この方法は最終手段にするべきです。

これを続けるとあなたにとっても、ご利用者様にとってもプラスではありません。

なぜ、この人は腐っているお菓子を出すのか、病気のためか、相手をいじめているのか。

ここをしっかり評価して、「これは食べられないものですよ」と伝えることもサービス介入者として重要です。

もしかしたら、ご利用者様もその腐ったお菓子を食べているかもしれませんし、伝えたことをきっかけに病状や生活が改善して行くことも十分に考えられますからね。

話を戻しますが、ジップロックなかったらそのままポッケにインですからね。

饅頭系は最悪ですよ。

ガムテープ

ガムテープもかなり重宝する便利グッズです。

一番の使い道は、猫や犬の毛の拭き取りです。

仕事柄、ベッドの上にあがったり、床に直接座るシチュエーションが多々あります。

そんな時、猫や犬を飼っている家だと一瞬で黒いパンツが真っ白になります。

そんな時、ガムテープでポンッポンッと拭き取ります。

もちろん、利用者本人の前でやると嫌味があるので、終わったあと、ご利用者様のお宅を出たら人気を避けて拭き取ります。

意外とやってしまいがちなのが、家を出たらすぐに拭き取ってしまうことです。

安心してすぐにやってしまう人がいるんですが、窓から見られていることがあります。

無事に帰ってくださいと思ってくださったり、心情として姿が見えなくなるまで見送ってくれる方は多いです。

なので、家を出たとしても交差点を1回曲がって、家が完全に見えなくなってから拭き取るようにしましょう。

よく私は、「家が見えなくなるまでが訪問だよ」と後輩に伝えています。

もちろん、猫や犬を飼ってても掃除をこまめにして清潔感あふれるお家もありますけどね。

自分を清潔に守るため、そして次の訪問のご利用者様に迷惑かからないために必要な物品です。

ファブリーズ

次はファブリーズです。

訪問は自転車で回ることも多く、汗をかきますので自分の臭い消しにもいいんですが、訪問先で匂いがついてしまうことがあります。

圧倒的に多いのが、タバコの匂いです。

閉めっきりの家の中でタバコを何十本も吸って、玄関を開けると5m先の視界なし!・・・大げさではなく、本当にあるあるです。

そこに30分も訪問していれば、服はもちろん、髪の毛もかなりタバコ臭くなります。

確実に取るにはシャワーを浴びるしかありませんが、せめてもの足掻きとしてファブリーズは必須です。

臭いついたまま次の訪問行って、いらぬクレームを受けたらたまったもんじゃありません。

もし、このような利用者の訪問が午前中など早い時間でしたら、上司と相談して夕方一番最後の訪問に変更するなど対策を講じたほうが、自分のため、他のご利用者様のためにも親切かと思います。

録音機(ボイスレコーダー)

最後は録音機(ボイスレコーダー)です。

これは意味もなくやるとプライバシーの侵害になってしまいますが、時に自分を守る武器になります。

というのも、訪問は「スタッフ1人対利用者・家族」の構図になります。

相手からもし、理不尽なクレームや暴言があった場合、録音しておくと自分を守ることができます。

実際にあった話ですが、根も葉もないことを言って、訪問看護スタッフから金銭を取ろうとしてくる家族もいました。

利用者の障害を利用して、家族がトラブルに持ち込むケースは数例経験しました。

録音機(ボイスレコーダー)は、トラブル回避のためにも所持して置いた方が安全です。

今は小さくて持ち運びが便利なものがあります。

特に、ペンタイプのものは介護・医療職が持っていて不自然なものではありません。

値段も比較的お手頃で、品質が良いものもあります。

オススメのリンクを貼っておきます。

訪問看護の便利グッズまとめ

訪問看護の便利グッズまとめ

  • シューズカバー
  • ジップロック
  • ガムテープ
  • ファブリーズ
  • 録音機(ボイスレコーダー)

医療・介護は、人を支える仕事ですが、まずは自分で自分を守る環境が整ってからのことです。

自分の精神状態が悪ければ良いケアはできません。

ぜひ、【裏版】の便利グッズで自分を守り、健全なケアが継続できることを望みます。

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