今回は、看護師とリハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)向けに履歴書の書き方をお伝えします。
職務経歴書は、コチラの記事(【看護師・リハビリスタッフ向け】職務経歴書の書き方【記入例】)で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
【看護師・リハビリスタッフ向け】職務経歴書の書き方【記入例】
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看護・リハビリスタッフ向けの履歴書の書き方
①基本情報
②学歴・職歴
③資格・免許
④志望の動機
⑤通勤時間・扶養家族数・配偶者・配偶者の扶養家族
⑥本人希望記入欄
履歴書は大きく分けて6つのブロックに分けることができます。
それぞれの項目を解説してまいります。
①基本情報
①日付
日付欄には、この履歴書を提出する日を記入します。
面接時に直接持っていくのであれば「面接日」、郵送する場合はポストへの「投函日」を記入しましょう。
また、履歴書全体で統一されているのであれば、西暦(例:2021年)、元号(例:令和3年)どちらで記入してもかまいません。
②顔写真
顔写真のサイズは横2.4〜3.0cm、縦3.6〜4.0cmに収まるものを使用しましょう。
3ヶ月以内に撮影したものが望ましいとされていますが、その期間内であっても現在の髪型と大きく異なるものは使用するべきではありません。面接に行く時と同じ髪型で撮影したものを使用しましょう。
撮影時の服装はスーツなどフォーマルなものを選びましょう。
万が一、顔写真が剥がれてしまった時に備えて裏には名前を記入しておくと良いでしょう。
③氏名
苗字と名前の間はスペースを空けましょう。
ふりがなは履歴書に記載されている書き方(「ふりがな」なら平仮名、「フリガナ」ならカタカナ)で統一をしましょう。
④生年月日・性別
「①日付」で記入した時点の年齢を記入しましょう。
該当する性別に丸印をつけましょう。
⑤現住所
都道府県名は略さずに記入しましょう。
郵便番号とマンション名(ある場合)が抜けがちです。注意して記入するようにしましょう。
ふりがなは数字以外のすべての部分を記入しておきましょう。
⑥電話番号・e-mail
電話番号は日中連絡が取りやすい番号を記入しましょう。携帯電話で構いません。
よくe-mail欄を白紙にしている人がいますが、仕事をしながらの転職活動をしているときなどでは電話に出られないことが多々あります。
その点、e-mailを書いておくとスムーズに合否の連絡が受け取れるので忘れずに記入するようにしましょう。
⑦連絡先
「⑤現住所」とは異なる場所に連絡をしてほしい場合に記入をします。
同じで良い場合は、「同上」と記入します。
②学歴・職歴
①学歴
義務教育に関しては書かなくても良いため、一般的には「高校卒業」時点から記入することが多いでしょう。
学部・学科・コース名は略さず、正式名称を記入しましょう。
もし、看護師やリハビリ職に関係がない大学・専門学校に行っていたことがある場合も、忘れずに記入をするようにしましょう。
②職歴
大学・専門学校を卒業してから働いた病院・施設・会社を時系列に沿って記入していきます。
病院・施設・会社名は略さず正式名称を記入しましょう。特に、「〇〇医療法人〜」など法人名は忘れがちなので注意をしましょう。
「①学歴」と同様、看護師やリハビリ職以外の仕事に就いたことがある場合も忘れずに記入をしましょう。
異動などで部署や勤務先が変わった場合は、異動先と異動日を記入しましょう。
現職の退職日が決まっている場合は、退職予定日と退職予定である旨(例:〇〇病院 退職予定)を記入しましょう。
一番最後の行には「現在に至る」と記入、その次の行に右寄せで「以上」と記入するのがルールです。
注意ポイント
一般企業向けの履歴書では、職歴欄に「業務内容」や「従業員数」を書くこともありますが、医療・介護業界では簡潔に勤務先のみを書くことが多いです。
業務内容は、「職務経歴書」に詳しく記入します。職務経歴書の書き方は、こちらの記事(参考:【看護師・リハビリスタッフ向け】職務経歴書の書き方【記入例】)を参考にしてみてください。
【看護師・リハビリスタッフ向け】職務経歴書の書き方【記入例】
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③資格・免許
①資格・免許
資格、免許は略さず正式名称を記入しましょう。
看護師や理学療法士といった直接仕事に関わる免許はもちろん、仕事に繋がりそうな資格、免許は記入して構いません。
また、世間一般的に認められている資格や免許(自動車免許やTOEIC)は、どんな職種であれアピールポイントになるので記入するようにしましょう。
取得時から資格の名称が変わっている場合は、取得時の資格名を記入しましょう。
④志望の動機
①志望の動機・特技・趣味・アピールポイントなど
志望の動機を記入します。
以下の点に注意をして記入をしましょう。
チェックリスト
- なぜその業態(病院・施設・訪問など)を選んだか理由を書く
- なぜその会社に応募をしたか動機を書く
- 現職で注力していることを書く
- 入職したらどのような活躍ができるかをアピールする
この際、応募先の理念などを引用し、他ではなくあなたの元で働きたいという熱意が伝わる文章を心がけましょう。
志望の動機の記入例
病院勤務を続けている中で、在宅の生活に興味を持ち始めました。
病院では患者様と関われる日数に制限があり、もっと長い目で関わっていきたいと思っていたところ、貴社の「とことん利用者に向き合う」という理念に出会い、大変共感をしています。
現職ではリハビリテーション部門のリーダー業務をしており、訪問業務はもちろん、人材育成の面でも貢献したいと考え、志望いたしました。
⑤通勤時間・扶養家族数・配偶者・配偶者の扶養家族
通勤時間
自宅から勤務先までの時間を記入しましょう。
扶養家族数・配偶者・配偶者の扶養家族
該当する人数を記入、有無を丸印で囲みましょう。
家族手当など待遇面に関わることなので忘れずに記入しましょう。
⑥本人希望記入欄
①本人希望記入欄
給与・待遇面などは面接を通して交渉をするので、履歴書には原則「貴社の規定に従います。」と記入しましょう。
ただし、支店がたくさんある訪問看護ステーションなどでは、「〇〇支店での勤務を希望します。」と、勤務先の希望を記入するのはOKです。
看護・リハビリスタッフ向けの履歴書の記入例
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履歴書記入時のQ&A
履歴書は手書きとパソコンどっちが良いの?
以前は、パソコンだと冷たい感じがするので手書きで書くことを推奨されていましたが、ここ最近はほとんどの人がパソコンで記入をしています。
そのため、パソコンで書くことによるマイナス面はほとんどないと言っていいでしょう。
どうしても手書きで書きたい人は、以下の点に注意をしましょう。
履歴書を手書きで書くときの注意点
- 鉛筆・シャープペンの使用NG
- 消えるビールペンの使用NG
- 修正液・修正テープの使用NG
基本的に消えてしまう可能性が高いもので書くのはNGです。
黒のボールペンを使用しましょう。
また、修正液・修正テープの使用もNGです。
間違えた場合は、面倒ですが一から書き直しましょう。
文章が苦手で上手く書く自信がない人はどうすればいい?
転職サイトによっては、履歴書や職務経歴書の作成を手厚くフォローしてくれます。
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「もっとココをアピールすると採用されやすいですよ」
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