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看護師向け

看護師のドロドロした人間関係にウンザリ!転職するのが一番効果的。

今回は、ドロドロした人間関係にウンザリしている看護師向けの記事です。

「上司からのパワハラに耐えられません…。」

「ステーションの雰囲気が最悪です…。」

「私だけ訪問件数が多いんです…。」

どこの職場にもあり得ることではありますが、看護師の世界では特に多いような気がしています

私は、とある訪問看護ステーションで人事も兼任しているので、よく看護師と面談をさせていただいております。

その中から、Aさん(20代看護師・女性)の体験談を元に、ドロドロした人間関係の解決方法をお伝えしていきます。

この記事でわかること

・訪問看護の人間関係ってそんなにドロドロしてるの?(看護師Aさんの体験談)

・ドロドロした人間関係を解決する3つの方法

・ドロドロした人間関係に悩まないための転職方法

・ドロドロした人間関係に悩む看護師にオススメの転職サイトは「レバウェル看護(旧:看護のお仕事)

職場における人間関係の悩みランキング

まず、具体的にどのような人間関係に悩んでいるのか。

職場における人間関係の悩みをランキング形式で見ていきましょう。

順位悩み具体例割合
1位苦手な人がいる「どうしても好きになれない…」38.7%
2位悪口を言う人がいる「嫌な気持ちになるよ…」22.7%
3位会話に入れない「ワイワイできません…」19.2%
4位特に悩みはない 15.7%
5位仲良い人がいない「誰とも気が合わない…」15.3%
6位プライベートを詮索される「仕事以外はほっといて欲しい…」14.7%
7位パワハラをされる「精神的に追い詰められる…」11.5%
8位嫉妬をされる「自分は普通にしてるだけ…」6.1%
9位セクハラをされる「お触りされます…」5.8%
10位イジメ「無視、指導をしてくれない…」3.8%

*引用:マイナビウーマン「人間関係、何が悩みの種? 働く女子に聞く「職場での人間関係で一番悩んでいること」ランキング」

上記はマイナビウーマンがアンケートをとった「職場での人間関係で一番悩んでいること」ランキングです。

上位は「苦手な人がいる」「悪口を言う人がいる」が占めており、わかる!という人も多いのではないでしょうか。

特に看護師業界は人間関係がドロドロしている!?

アンケートは看護師関係なく、働いている女性全般を対象にしていますが、私個人的な感想を言うと、「もっと看護師は悩みが多いんじゃないかな」と思います。

特に、看護師には「看護観」と言う言葉ある通り、それぞれの看護に対する考え方があります。

その看護観を部下に押し付ける上司、後輩の看護観を真っ向から否定する先輩。

専門職ならではの悩みというのが多い印象です。

ドロドロした人間関係に悩んでいた看護師Aさんの体験談

それでは、看護師Aさん(20代・女性)の体験談から、ドロドロした人間関係に悩む看護師の一例を見ていきましょう。
*Aさんは「精神科訪問看護が怖い…。」にもご登場いただいています。

精神科の訪問看護が怖い…。うつ病一歩手前まで陥った看護師が実践した3つの解決策

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利用者の悪口ばかり言う訪問看護ステーション

私が働いていたのは、看護師10人の訪問看護ステーションでした。

利用者のほとんどが精神疾患です。

私は1日約5件訪問をしていました。

1日5件という数は、適度に休憩を取りながら余裕を持って訪問することができる指標です。

「余裕を持って訪問に周れるなんていいね〜」と言われそうですが、私にはそれが逆に負担でした。

というのも、空き時間があることで事業所に戻らなければなりません。

その事業所に戻るのが苦痛で苦痛で仕方なかったのです。

なぜなら、事業所に戻るとベテラン看護師たちが、決まって利用者の悪口を言っているのです。

「あの利用者今日も風呂入ってなかったわ〜汚ね〜」
「もう同じ空間に居たくなかったから10分で出てきたわ」

本当に看護師か?と思う言葉を常に発しています。

それも40代〜50代のベテランと呼ばれている看護師たちが。。

話せる雰囲気がない看護師たち

このように、気の合うベテラン同士が固まってクチャクチャ悪口を言っているので、他のスタッフは話しかける雰囲気がありません。
(というのもこんな看護師と話したくもないんですが。。)

ただ、他の看護師には尊敬できる人もいました。

このとき、私は精神科訪問看護に悩んでいた時だったので、その看護師と話したい時が何度もあったんですが、話しかけようとするとそのベテラン看護師勢が邪魔してくるのです。

「なんで一番経験がある私に聞かないの?」
「あ〜それは違うと思うわ!」

ベテランの看護師に話しかけないと、あからさまに機嫌を悪くします。

そして、話しかけると看護観を否定されます

事務所で話せる雰囲気は一切ありませんでした。

何も動いてくれない上司

このような人間関係に悩んでいたのに加えて、精神科の訪問看護に対しても悩んでいたので、私は上司に相談することにしました。

その時、決まって上司は「わかった。考えてみる」と言います。

しかし、実際に改善されることは一切ありませんでした。

もしかしたら、上司にもできないことがあったのかもしれません。

100歩譲ってそれは理解できるとして、私の悩みを今どのように考えてくれているのか、どのように動いてくれたのか、それすらも一切分からず時間だけが経過していきました。

人間関係にウンザリ!私が実践した3つの解決策

私は、「このドロドロした人間関係は私自身でどうにかするしかない」と思い、様々な解決策を試しました。

一定の効果があった3つの解決策をお伝えします。

できるだけ職場にいないようにする

まず、なぜ私は人間関係で悩んでいるのかを考えました。

様々な理由があると思いますが、突き詰めていくと「人と会っているから」ここに辿り着きました。

聞くと当たり前じゃん!って思われるかもしれませんが、この答えに行き着くまでに結構時間を要しました。

人と会って、人と会話をしたり、人の態度を察したり、人からの攻撃を受けたり。

これらは、人と会わなければ生じることはありません。

訪問看護は基本的に外回りで、病院や施設で働いている看護師と比べれば、1人でいる時間が多いんですが、空き時間に事務所に戻ることも苦痛になっていました。

そのため、「空き時間にも事務所に戻らない」これを徹底しました。

「この空き時間何してたの?」と言われたら何か言い訳を考えないといけないと思ったんですが、意外と何も言われることはありませんでした。

きっと、私の時間なんて興味がなく把握していなかったんでしょうね。

空き時間は、カフェで記録書を作成したり、せめてもの償いで仕事関係のことはしていました。

金欠の時はコンビニのイートインスペース。

ここも意外と居心地が良くて良かったですね。

この事務所に戻らないという、物理的に人と会う時間を減らすのはある一定の効果を得ることができました

人間関係の悩みを気にしないメンタルをつける

しかし、完全に人と会うことをなくすことはできません。

朝礼、ミーティング、複数名の訪問看護など…。

次に考えたのは、人間関係の悩みを気にしないメンタルを身につけようと思いました。

ちょうど精神科の訪問看護に対しても悩んでいた時期だったので、心理カウンセリングを学ぶことができるformie(フォーミー)の「心理カウンセリングスペシャリスト」の資格を受講しました。

formie(フォーミー):40種類以上の資格をWeb講座で取得できる。月980円のサブスクプラン(資格を学び放題)が人気。

この資格は、利用者とのコミュニケーションはもちろん、職場の人とのコミュニケーションを円滑にできる考え方や技術を学ぶことができます

オンラインで受講が可能なので、働きながら学べたのも大きかったです。

結果的に、心理カウンセリングスペシャリスト資格講座の資格を取得したのは大正解でした。

formieの心理カウンセリングスペシャリストの詳細はこちら>>

他の訪問看護ステーションに転職をする

心理カウンセリングを学んでから、「あの人の行動は変えられない」「私がどう解釈するか」と割り切ることができ、前ほど悩むことはなくなりました。

と同時に、「ここで働き続ける意味は果たしてあるのかな?」とも考え始めました。

心理カウンセリングを学ぶ中で、「もっと私には輝ける場所がある!」と前向きになることができました。

結果、私は別の訪問看護ステーションに転職を決めました。

よく「訪問看護ステーションで嫌な思いをしたのに、また訪問看護ステーションに転職したの?」と聞かれます。

しかし、私にとって訪問看護ステーションに転職するのは自然の流れでした。

なぜなら、訪問看護という仕事自体は嫌いじゃなかったし、何より適度に1人で入れる時間を作れるのは、私にとってかなりプラスだったからです。

病院や施設で働いている看護師で、ドロドロした人間関係に悩んでいる人は、ぜひ訪問看護ステーションへの転職をオススメします。

病院や施設では、常に人がいます。

あなたが苦手なあの人も常に同じ空間にいます。

しかし、訪問看護は基本的に外回りです。

一人で移動して一人で看護をする。

物理的に人と会う時間を減らすことができるのが、訪問看護ステーションです。

トコル
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訪問看護の業務をもっと知りたい!という人は、コチラの記事(訪問看護ステーションで働くって正直どう?病院や施設との違いは?【業務内容と1日の流れ】)を参考にしてください。

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ドロドロした人間関係に悩む看護師が転職を成功させるための条件とは

転職に不安がある人は、転職サイトを利用をオススメします。

なぜなら、内情に強い転職サイトを利用すれば「私に合う訪問看護ステーション」を代わりにピックアップしてくれるからです。

実際、私は「レバウェル看護(旧:看護のお仕事)」を利用しました。

レバウェル看護(旧:看護のお仕事) | 業界最大級の非公開求人(公式サイト):業界最大級の非公開求人(好条件求人)を有することで有名な一方、24時間対応を整えているなど利用者目線に立ったフォローが手厚い。

レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は職場の内情に強いため、一人では知り得ない情報をたくさん教えてくれます。

「この訪問看護ステーションは結構離職率が高いんですよね…。」

「この訪問看護ステーションは定期的に上司との面談機会があるので、悩みをすぐに吐き出すことができますよ」

このように、私たちの希望に合う転職先を包み隠さず教えてくれるので、失敗の可能性をグッと減らすことができます。

その他にも給与交渉面接日程の調整も代わりにしてくれるので、今よりも待遇が良い場所に出会う可能性も高まります。

トコル
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私も人事の立場で「レバウェル看護」のコンサルタントと連絡をとったことがありますが、対応も丁寧ですごく好印象でしたよ!

すぐに転職はちょっと…という人は、スカウトをもらうのもオススメ

ただ、事情によってはすぐに転職をすることができない人もいるかと思います。

その場合は、ジョブメドレー(看護師)に登録をしてスカウトを待つのもオススメです。

ジョブメドレー(看護師)には「スカウト機能」があり、あなたの経歴に興味を持った企業からスカウトが届く可能性があります。

「良い職場があったら転職を検討してもいいかな…」という人は、ジョブメドレー(看護師)の利用をオススメします。

実際、私も利用して1件のスカウトをもらうことができました。

ちなみにジョブメドレー(看護師)は、自分で求人を探すサーチ型を採用しているため、しつこい電話もほとんどないので安心してください。

ドロドロした人間関係に悩む看護師は体調を崩す前に退職&転職を考えよう!

今回は看護師Aさんの実体験をとともに、ドロドロした人間関係の悩みをお伝えしました。

「私も同じことで悩んでます」という看護師も多いのではないでしょうか。

Aさんはできるだけ事務所にいない、心理カウンセラーの知識を身につけるという手順を踏みましたが、一番効果的なのはやはり転職をすることでしょう。

「人間関係に悩みたくない」「残業をしたくない」など、明確な条件がある人は転職サイトを積極的に利用することをオススメします。

その際は、「レバウェル看護(旧:看護のお仕事)」といった職場の内情に強い転職サイトを利用すると失敗の可能性をグッと減らすことができます。

あなたが輝ける場所は他にもきっとあるはずです!

心より応援しております。

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関東在住の理学療法士。27歳で訪問看護ステーションに転職。現在は人事業務を兼任し、月に3〜5名の看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・事務・ケアマネの面接を行なっています。面接をした人数は200名以上。関わった転職サイトは30社以上。

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