この記事では、年下上司の訪問看護ステーションに転職するのはアリ?ナシ?について考えていきたいと思います。
転職活動をしていると、明らかに年下の上司が面接官として現れることがあります。
名刺を貰うと「主任」の文字。
おそらく、その訪問看護ステーションに入職すれば、あなたの上司になる人でしょう。
実は、昨今の訪問看護ステーションは年齢が若年化しており、部門のトップを20代〜30代で占めているところも珍しくはありません。
実際、私が人事を務めている訪問看護ステーションも、半分くらいは20代〜30代が部門のトップをしています。
人により感覚は異なるかとは思いますが、年下上司はデメリットだけではないので、その点もあわせてお伝えしてまいります。
年下上司の訪問看護ステーションに転職するのはアリか?
まずはじめに、私の考えを述べます。
私は「完全にアリ」派です。
ただ、条件はあります。
その条件とは、「大前提として転職先の会社の理念に共感できること」、「上司の考え方に共感できること」です。
まず「大前提として転職先の会社の理念に共感できること」ですが、会社の理念に共感できるのであれば上司が年下であろうが年上であろうが関係ないと考えます。
その理念を体現している人だからこそ、会社はその人を上司に選んだと推察できるからです。
もしかしたら、社長のお気に入りとか親戚とかご子息とかいろいろな裏事情がある可能性もゼロではありませんが、医療・介護業界でその風潮は少ないと思っています。
次に「その上司の考え方に共感できること」です。
この点に関しても、上司の考え方に共感できるのであれば、年上だろうが年下であろうが関係ないと私は考えています。
しかし、中には「どう頑張っても年下に頭を下げるのなんて無理!」という人もいるでしょう。
もちろん、この考え方は間違いではありませんが、結論としてこのような考えを持っている人は、年下上司の訪問看護ステーションに転職するべきではありません。
その場合、その訪問看護ステーションに面接に行くことすら無駄足になってしまうので、内情をよく知っている転職サイトを利用して、年上上司の訪問看護ステーションをピックアップしてもらいましょう。
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年下上司の訪問看護ステーションに転職するメリット
年下上司の訪問看護ステーションに転職するのはデメリットばかりではありません。
メリットもたくさんあると思うので、ご紹介していきます。
新しい知識や技術を身につけられる
転職をする時、20代後半や30代、もしくは40代の人もいるでしょう。
この年齢になると、新卒の時のような質問はなかなか出来なくなるものです。
新しいことを学ぼうという姿勢も薄れ、過去の知識や技術で何となく乗り切っている人も多いのではないでしょうか。
この点、年下の上司がつくことによって、新しい知識や技術を身につけることができます。
また、最新の知見やトレンドに触れることもできるでしょう。
あなたは部下なので、その立ち位置を利用してどんどん質問して吸収していけばいいのです。
また新たな気持ちで仕事に向き合うことができるでしょう。
頼ってくれる
あなたが年下の上司とどうコミュニケーションを取ろうか悩んでいるかもしれませんが、年下の上司もあなたとのコミュニケーションに試行錯誤しています。
この時、年下の上司は、年上の部下を頼るような形でコミュニケーションをとってくることが多いです。
やはり、どんな人からであれ、頼られるというのは嬉しいですし仕事のやりがいにも繋がります。
年上の上司だと一方的に説教じみた空気になるところを、一緒に解決していこうという空気に持っていってくれるのが年下上司の特徴です。
いざという時にマウントを取れる
しかし、中には年下であろうと上司という立場を利用して、横柄な態度で接してくる人もいます。
そんな時、人生経験が豊富なあなたは、そこを武器にしてマウントとってしまえばいいのです。
人生の経験が豊富な年上上司からキツイことを言われた時、何も言い返すことがなく泣き寝入りしてしまうことが多くあります。
そんな中、年下の上司だったら人生経験を武器にして言い返してしまえばいいのです。
少し乱暴な考え方かもしれませんが、いざという時にここを武器にしてやろうというのは働く上で心の余裕に繋がります。
年下上司の訪問看護ステーションに転職するデメリット
では次に、年下上司の訪問看護ステーションに転職するデメリットをお伝えします。
自分のプライドが邪魔をする
まずは「自分のプライドが邪魔をする」です。
冒頭でも少し触れましたが、デメリットはここに尽きると思います。
つまり、自分の問題です。
「自分より年下のくせに」
年下の上司に何か言われた時、真っ先にこう思ってしまう人は転職はするべきではないでしょう。
「転職して年下上司の元についたら考え方は変わるかも」と思っている人もいるかもしれませんが、ハッキリ言いますが無理です。
この考え方はあなたが何十年かけて積み重ねてきた結果なのです。
たった数年で変えられるものではありません。
その考え方が良い悪いは別にして、あなたが窮屈な思いをして働くことになってしまいます。
自分を客観的に評価して、難しいと判断できるのであれば、転職サイトに年上上司の訪問看護ステーションをピックアップしてもらいましょう。
その方が無駄が少なくなります。
経験が乏しく知識が劣っている可能性がある
もちろん、年下の上司は人生経験に乏しく、知識も劣っている可能性があります。
そのため、上司から新しい知識を学ぶ機会は少なくなってしまうかもしれません。
ただ、年下ならではの感覚やセンスなど吸収できる部分も多々あると私は考えています。
年下上司の良いところや学ぶべきところを、自分から探す気がない人は転職を控えるべきでしょう。
転職を決めるときは上司の年齢以外にも、チェックするべきポイントがたくさんあります。
こちらの記事(【転職希望者必見】訪問看護ステーションの選び方!【21のチェックポイント】)では21のチェックリストを公開しているので、ぜひ参考にしてみてください!
【転職希望者必見】訪問看護ステーションの選び方!【21のチェックポイント】
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年下上司の訪問看護ステーションに転職するのはアリか?ナシか?まとめ
年下上司の訪問看護ステーションはメリットにもデメリットにもなり得ます。
個人的には「会社の理念に共感できる」「上司の考え方に共感できる」のであれば、全然アリだと考えています。
しかし、「そもそも年下に頭を下げるのは嫌!」「敬語を使うのは嫌!」という人は、働いたとしても考えは変わらないので、年上上司の訪問看護ステーションに絞って転職活動をしましょう。
転職活動をする際、求人票に上司の年齢は書かれていないことがほとんどなので、内情をよく知る転職サイトを利用して年上上司の訪問看護ステーションをピックアップしてもらいましょう。
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「ここの訪問看護ステーションは一番年齢が高い人で30代半ばなので、少しやりにくさを感じるかもしれません。」
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