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理学療法士が飽和している都道府県ランキング！【転職対策】

2022年12月3日

この記事では、理学療法士が飽和している都道府県をランキング形式でご紹介してまいります。

この記事のまとめ！

・理学療法士が飽和している都道府県ランキング第1位は「高知県」。

・2026年頃から理学療法士が飽和する！

・今のうちに転職をして理想の職場に辿り着くことが理想！

・理学療法士に人気No.1の転職サイトはPTOTSTワーカー！

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これからは理学療法士が飽和していく時代

これから日本は少子高齢化の時代を迎えます。

2025年には団塊の世代が65歳を迎えるため、理学療法士が活躍する場面も増えていくことが予想されます。

しかし、同じくらい理学療法士が増えているという現実があります。

こちらの図を見てください。

このグラフは、平成31年に厚生労働省が発表した「理学療法士・作業療法士の需給推計について」です。

「赤い線＝供給推計」は、理学療法士・作業療法士の数を示しています。

2018年から2040年まで、右肩上がりで増加しているのが分かります。

なんと、2026年頃を境に、供給が需要を上回るのです。

つまり、理学療法士が飽和する時代と言い換えられるでしょう。

理学療法士が多い都道府県は転職に不利！？

もちろん、理学療法士の数が多い都道府県もあれば、少ない都道府県もあります。

あなたが就職・転職をする際、都道府県ごとの理学療法士の数は把握しておくべきです。

なぜなら、理学療法士の多い都道府県は、好条件の求人に対するライバルが多く、採用される確率が低くなってしまうからです。

理学療法士が飽和している都道府県ランキング！

それでは、理学療法士が飽和している都道府県ランキングの発表です。

ランキングは、「65歳以上の人口対理学療法士一人当たりの数」を用います。

どれだけ理学療法士が多くても、65歳以上の人口が多ければ飽和しているとは言えません。

65歳以上の人口に対する理学療法士が「多すぎる」都道府県が上位になっています。

順位	都道府県	都道府県別人口(千人)	65歳以上の人口(千人)	日本理学療法士協会会員数(人)	65歳以上の人口対理学療法士1人の数(千人)
1	高知県	728	245	1,618	0.15
2	鹿児島県	1,648	506	2,962	0.17
3	沖縄県	1,434	313	1,779	0.18
4	佐賀県	833	244	1,378	0.18
5	熊本県	1,786	537	2,973	0.18
6	徳島県	756	243	1,250	0.19
7	長崎県	1,377	429	2,195	0.20
8	大分県	1,166	371	1,894	0.20
9	鳥取県	573	177	850	0.21
10	福岡県	5,102	1,408	6,752	0.21
11	和歌山県	964	306	1,461	0.21
12	広島県	2,844	817	3,623	0.23
13	福井県	787	234	1,027	0.23
14	愛媛県	1,385	441	1,825	0.24
15	香川県	976	303	1,249	0.24
16	群馬県	1,973	547	2,251	0.24
17	山梨県	835	248	1,013	0.24
18	京都府	2,610	749	3,015	0.25
19	北海道	5,382	1,656	6,601	0.25
20	岡山県	1,922	571	2,257	0.25
21	兵庫県	5,535	1,577	6,222	0.25
22	大阪府	8,839	2,420	9,276	0.26
23	石川県	1,154	334	1,278	0.26
24	長野県	2,099	651	2,488	0.26
25	宮崎県	1,104	342	1,286	0.27
26	奈良県	1,364	413	1,551	0.27
27	山口県	1,405	465	1,745	0.27
28	静岡県	3,700	1,081	3,984	0.27
29	愛知県	7,483	1,875	6,711	0.28
30	島根県	694	231	813	0.28
31	滋賀県	1,413	363	1,245	0.29
32	岐阜県	2,032	595	1,926	0.31
33	千葉県	6,223	1,721	5,493	0.31
34	埼玉県	7,267	1,934	5,891	0.33
35	三重県	1,816	527	1,592	0.33
36	東京都	13,515	3,189	9,585	0.33
37	富山県	1,066	336	1,003	0.33
38	山形県	1,124	358	1,056	0.34
39	福島県	1,914	576	1,693	0.34
40	茨城県	2,917	833	2,438	0.34
41	神奈川県	9,126	2,305	6,599	0.35
42	宮城県	2,334	643	1,795	0.36
43	岩手県	1,280	403	1,123	0.36
44	栃木県	1,974	546	1,435	0.38
45	新潟県	2,304	716	1,813	0.39
46	青森県	1,308	412	1,033	0.40
47	秋田県	1,023	357	725	0.49
	平均	2,704	756	2,761	0.27

参考：厚生労働省「令和元年版高齢社会白書（全体版）」、日本理学療法士協会「都道府県別会員数」

理学療法士が飽和している都道府県ランキング！まとめ

理学療法士が飽和している都道府県ベスト３

高知県

鹿児島県

沖縄県

調査の結果、「高知県」が最も理学療法士が飽和していることが分かりました。

他の都道府県と比較をすると、65歳以上の人口が少ないのにも関わらず理学療法士の数が多すぎることが分かります。

逆に東京都や神奈川県などは、理学療法士の数が多いものの65歳以上の人口も多いため、まだまだ需要が高いと考えられます。

しかし、どんどん理学療法士の数が増え続けていく現状、大都市でも飽和していく未来は遠くありません。

理学療法士が稼げる職場に辿り着くのは難しくなっていくと言えるでしょう。

そんな現状でも、「しっかりと稼ぎたい！」「いい暮らしをしたい！」という人は、各都道府県の特徴をしっかりとリサーチして、正しい方法で就職・転職活動をしていくことが求められます。

各都道府県別の稼ぎ方をしっかりとチェックして、稼げる職場に巡り会いましょう！

都道府県別の稼ぎ方記事一覧

関東	東京　神奈川　埼玉　千葉　茨城　栃木　群馬
東海	愛知　岐阜　三重　静岡
近畿	大阪　兵庫　京都　滋賀　奈良　和歌山
北海道・東北	北海道　青森　岩手　宮城　秋田　山形　福島
北陸・甲信越	新潟　富山　石川　福井　山梨　長野
中国・四国	広島　岡山　山口　鳥取　島根　徳島　香川　愛媛　高知
九州・沖縄	福岡　佐賀　長崎　熊本　大分　宮崎　鹿児島　沖縄

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