転職ノウハウ

【腰痛・膝痛が心配な介護士】転職のポイントを現役面接官が徹底解説!

当サイトでは、特に異業種や未経験から介護士に転職をする方々を応援していますが、転職を躊躇する理由の一つに「力がなくて不安…」「腰痛や膝の痛みが心配…」という声があります。

確かに介護士の仕事は重労働の側面があり、世間で介護士はきついと言われている理由の一つでしょう。

この記事では、腰痛・膝の痛みが心配な介護士の克服方法、または重労働をしなくても良い転職先はあるのかなどを中心に紹介してまいります。

この記事でわかること

・腰痛や膝の痛みが心配な介護士の克服方法

・腰痛や膝の痛みが心配な介護士にオススメの転職先

・失敗しない転職活動の方法

できるだけ自分らしく働きたい!と思っている介護士は、ぜひ最後まで読んでみてください。

確かに腰痛・膝の痛みを抱えている介護士は多い

介護士の主な仕事内容は以下の通りです。

  • 高齢者や認知症の方とのコミュニケーション
  • 日常生活の介護
  • 買い物や家事の代行
  • レクリエーション
  • リハビリテーションの補助
  • 看護師のサポート

この中でも「日常生活の介護」は、介護士の主軸となる仕事です。

寝たきりの人を相手にすることも多く、全身に力が入らない人を車椅子に乗せたり(移乗)、入浴の介助を行うことも少なくありません。

重労働であることは想像に容易いはずです。

実際、介護士の労働条件等の悩み・不安・不満の上位に「身体的負担が大きい」が挙げられています。

厚生労働省:介護労働の現状

腰痛・膝痛が心配な介護士の克服方法

しかし、事実として腰痛・膝痛に悩むことなく働き続けている介護士はたくさんいます。

決して力に自信がない40kg代の女性スタッフが、80kgオーバーの利用者を移乗させる光景も珍しくありません。

この項では、腰痛や膝痛に悩むことなく働き続けるための克服方法をご紹介してまいります。

力に頼らない技術を身につける

実は、介護の技術が身につけていけば、力に頼らずに介助をすることができます。

介護において技術・コツはパワーに勝るのです。

先ほど挙げた、体重40kg台の女性が80kgオーバーの利用者を移乗させるのが良い例です。

このスタッフは実際に私の訪問介護ステーションで働いているのですが、一度も腰痛や膝痛に悩まされたことはありません。

一方、80kgの男性スタッフで腰痛に悩んでいる人もいます。移乗動作の度に息が上がりフーフーと息を吐いています。

両者の違いは「介護技術の差」です。

確かに技術習得には年月を要するため、日々経験と勉強を続けていく必要があります。

介護の勉強会に参加をしたり、教育に手厚い職場に転職をすることが望まれます。

教育に手厚い職場の探し方は、この記事下部(自分らしい働き方を実現させるための転職方法)に記載しているので参考にしてください。

サポーターを着用する

技術を身につけるまでは、サポーターを着用することが望まれます。

サポーターは痛みの防止だけでなく、少ない力で介助をする事もできます。

ポイントは痛みが出てから着用するのではなく、移乗といった重労働の介助をする時は常に着用しておくことです。

特に初心者や未経験で介護士になった方は、必須レベルで所持しておくと良いでしょう。

軽度の利用者を扱う場所に転職をする

介護技術を身につけたり、サポーターを着用すれば間違いなく腰痛・膝痛の予防はできます。

ただ、それでも体に負担がかかるような重労働の介護はしたくないという人もいるでしょう。

また、年齢的な関係から避けたくなる人もいるかもしれません。

そのような人は、軽度の利用者を扱う場所に転職することが望まれます。

重労働な介護というのは、相手の障害が重い場合に必要とされます。

障害が軽度の人しか扱わない場所に転職をすれば、必然と重労働の介護から解放されます。

例えば「リハビリテーション特化型のデイサービス」です。

利用者の多くはリハビリ目的で通ってきているため、ある程度自分のことは自分でできる利用者が多い傾向にあります。

そのため介護士の仕事は日常生活の介護というよりかは、リハビリの補助やレクリエーションが中心となります。

自分らしい働き方を実現させるための転職方法

「重労働の介護はしたくない…でも介護士として働きたい…」

このように考えるのは決してダメなことではありません。

自分らしい働き方を実現させるのが、介護士として長く働き続けるコツとなります。

極力、自分が苦手なことは避けて働きたいという介護士は、介護士専門の転職サイトを利用するようにしましょう。

介護士専門の転職サイトには、転職のプロであるコンサルタントが在中しており、私たちの希望に会う転職先を代わりに提案してくれます。

「夜勤はしたくない」

「できるだけオムツの介助はしたくない」

「認知症の対応に自信がない」

このように、若干わがままに思えるような希望でも、できる限り希望に近づけた求人を探し出してきてくれます。

また、職場の内情に強い転職サイトを利用すれば、事前に雰囲気や人間関係を教えてくれます。

「ここの職場は所長さんがすごく優しいので、離職率がかなり低いんですよ」

「正直、ここは人間関係が悪いって有名ですね…」

「ここの職場は教育制度が手厚いので、介護技術を高めることができると思いますよ」

このように、一人では知り得ない情報をたくさん教えてもらうことができます。

そのほか、面接の日程調整や履歴書の書き方、給与交渉まで行ってくれるので利用しない手はないかと思います。

私がオススメする介護士専門の転職サイトは、「MC-介護のお仕事」と「マイナビ福祉・介護のシゴト」です。

MC-介護のお仕事:業界トップクラスの求人数。コンサルタントは直接現場に足を運んでおり、生の声を教えてくれる。非公開求人も多いことで有名。

マイナビ福祉・介護のシゴト:未経験者に嬉しい!採用担当者からのアドバイスつき「履歴書の書き方完全ガイド」をプレゼント中。登録をしておくだけでスカウトをもらえる可能性あり。

どちらも実際にお仕事をしたことがありますが、すごく丁寧で感じの良いコンサルタントが多い印象を持ちました。

もちろん、利用は完全無料なので、良い待遇で働きたい!と思っている介護士はとりあえず登録をして求人検索してみることをオススメします。

高待遇求人多数・未経験歓迎の転職サイト!

腰痛・膝痛が心配な介護士の転職ポイントまとめ

  • 多くの介護士が腰痛・膝痛の悩みを抱えている
  • 「高い介護技術を身につける」「サポーターを着用する」「軽度の利用者が多い場所に転職する」といった克服方法がオススメ
  • 重労働の介護を避けられる転職先は存在する
  • 自分らしい働き方を実現させるには「介護士専門の転職サイト」の利用がオススメ

自分が嫌だと思っている仕事内容を続けるのは、心身ともに良いことではありません。

介護士の良さは仕事先を選べるということです。

その仕事先の特徴によって仕事内容は変わってくるため、ぜひ介護士専門の転職サイトを利用して自分らしい働き方を実現させてみてください。

心より応援しております!

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トコル

訪問看護ステーションでとあるコメディカル(理学療法士)兼人事をしています。併設の訪問介護ステーションでの面接もしており、数多くの方々をサポートしてきた経験から、介護士の転職ノウハウをお伝えしてまいります!

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