当サイトでは、特に異業種や未経験から介護士に転職をする方々を応援していますが、転職を躊躇する理由の一つに「オムツ交換に抵抗がある」「排泄物を取り扱うのはちょっと…」という声があります。
確かに他人のオムツ交換を好んでできる人は少ないと思いますが、介護士の重要な仕事であることも事実です。
この記事では、オムツ交換に抵抗がある介護士はどのように克服したら良いのか、またはオムツ交換をできるだけしなくても良い転職先はあるのかなどを中心に紹介してまいります。
この記事でわかること
・オムツ交換に抵抗がある介護士の克服方法
・オムツ交換に抵抗がある介護士にオススメの転職先
・失敗しない転職活動の方法
できるだけ自分らしく働きたい!と思っている介護士は、ぜひ最後まで読んでみてください。
オムツ交換がきついと思っている介護士は確かに多い

介護士の主な仕事内容は以下の通りです。
- 高齢者とのコミュニケーション
- 日常生活の介護
- 買い物や家事の代行
- レクリエーション
- リハビリテーションの補助
- 看護師のサポート
高齢者や障害を負った方ができない部分を変わりに介護するのが主な仕事内容となります。
そのため、もちろんトイレに行けない人にオムツの交換をするのも介護士の仕事となります。
ただし、想像に容易いかと思いますがオムツの交換に嫌悪感を示す介護士は一定数いるのも事実です。
私が面接官を務めている訪問介護ステーションに働く介護士に、「オムツ交換がきついと感じたことはあるか」というアンケートをしたところ、15名中10人が「はい」と回答しました。

半数以上の介護士がオムツ交換に対する抵抗を感じており、「介護士がきつい」と言われる理由の一部であることは間違いないかと思います。
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【それは事実】介護士がきついって本当?解決策を現役面接官が伝授!
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オムツ交換に抵抗がある介護士の克服方法

多くの介護士がオムツ交換にきついと感じているのも事実ですが、一方それでも長年介護士として働いているのも事実です。
この項では、どのように先輩介護士は克服したのかを中心にご紹介してまいります。
オムツ交換は介護士の仕事として仕方がないと割り切る
介護士に限らず、どの仕事でも少なからずきつい部分はあります。
まったくきついことをせずにお金を稼ぐのは至難の技といえます。
「オムツ交換は介護士の仕事として仕方がないもの」として割り切ることができる人は、それに越したことはないでしょう。
いまいち割り切ることができないという人は、他の仕事に就いた時に想定されるきついことを考えてみましょう。
例えば、営業職なら顔の知らない相手先に訪問をするというストレスがあります。
タクシードライバーならずっと座っているため腰を痛めてしまうということもあるでしょう。
このように、他の仕事のきつさと天秤にかけてみると、もしかしたらオムツ交換のきつさは割り切れるものになるかもしれません。
数多くのオムツ交換を経験する
真逆の克服方法に聞こえるかもしれませんが、数多くの排泄物を取り扱う利用者を経験するのも一つです。
なぜなら、排泄物の取り扱いは意外と慣れてくるものだからです。
おそらく、オムツ交換に抵抗を感じている人はまだ介護士として経験をしていない、もしくは経験が浅い人が多いのではないかと思います。
経験を積むとオムツ交換は当たり前という認識になり、徐々に抵抗感は薄れてきます。
現にベテランの介護士の方でオムツ交換がきついと言っている人は少ない印象を持っています。
私たちは毎日自分の排泄物を取り扱っており、それが自分のものなのか他人のものなのかという問題だけです。
そのため、ある一定の経験を積めば慣れてくる人が多いということは覚えておきましょう。
におい対策をする
きついと感じる理由として見た目はもちろんありますが、意外と「におい」に対して嫌悪感を示す人が多いです。
そのため、手袋はもちろんしていると思いますが、臭覚の対策をするのも一つです。
昨今は当たり前のようにマスクができるため、鼻クリップなどをしてにおい対策をするのも良いでしょう。
オムツ交換に抵抗がある介護士にオススメの転職先

このように、オムツの交換は「ある一定の経験を積めば慣れてくる」「におい対策をする」などの克服方法があります。
ただし、どうしても排泄物は取り扱いたくないという人もいるでしょう。
そのような人は、できるだけオムツ交換をしない場所に転職することが望まれます。
「え?介護士でもオムツ交換をしなくてもいい場所はあるの!?」と思われたかもしれません。
結論、まったくしなくてもいい場所というのは少ないかもしれませんが、頻度を極力減らすことはできます。
オムツ交換が必要な人は、自分でトイレに行けない、便意・尿意がないといった人たちです。
そのため、比較的自立している人が多い場所に転職をすれば解決できる可能性が高いのです。
比較的自立している人が多い場所の一例は、「リハビリテーション特化型のデイサービス」などです。
ここに通ってくる人たちは家の外に出られる人、またリハビリを目的としている人たちなので、比較的自立していることが多いです。
自分でトイレに行ける、または見守り程度で排泄ができる人が多いでしょう。
そのため、介護士の仕事は日常生活の介護というよりかはリハビリテーションの補助やレクリエーションなどが中心となります。
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【介護士の転職】通所介護(デイサービス)で働くメリットとデメリット【給料・仕事内容】
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逆に介護度が高い施設や病院勤務だと、オムツの交換は仕事の主軸となります。
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【介護士の転職】介護施設で働くメリットとデメリット【給料・仕事内容】
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【介護士の転職】病院で働くメリットとデメリット【給料・仕事内容】
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このように、働く場所によって介護士の仕事内容は変わってくるということをぜひ抑えておいてください。
自分らしい働き方を実現させるための転職方法

「オムツ交換はしたくない…でも介護士として働きたい…」
このように考えるのは決してダメなことではありません。
自分らしい働き方を実現させるのが、介護士として長く働き続けるコツとなります。
極力、自分が苦手なことは避けて働きたいという介護士は、介護士専門の転職サイトを利用するようにしましょう。
介護士専門の転職サイトには、転職のプロであるコンサルタントが在中しており、私たちの希望に会う転職先を代わりに提案してくれます。
「夜勤はしたくない」
「できるだけオムツの介助はしたくない」
「認知症の対応に自信がない」
このように、若干わがままに思えるような希望でも、できる限り希望に近づけた求人を探し出してきてくれます。
また、職場の内情に強い転職サイトを利用すれば、事前に雰囲気や人間関係を教えてくれます。
「ここの職場は所長さんがすごく優しいので、離職率がかなり低いんですよ」
「正直、ここは人間関係が悪いって有名ですね…」
「ここの職場は教育制度が手厚いので、未経験の人も多く活躍していますよ」
このように、一人では知り得ない情報をたくさん教えてもらうことができます。
そのほか、面接の日程調整や履歴書の書き方、給与交渉まで行ってくれるので利用しない手はないかと思います。
私がオススメする介護士専門の転職サイトは、「MC-介護のお仕事」と「マイナビ福祉・介護のシゴト」です。
MC-介護のお仕事:業界トップクラスの求人数。コンサルタントは直接現場に足を運んでおり、生の声を教えてくれる。非公開求人も多いことで有名。
マイナビ福祉・介護のシゴト:未経験者に嬉しい!採用担当者からのアドバイスつき「履歴書の書き方完全ガイド」をプレゼント中。登録をしておくだけでスカウトをもらえる可能性あり。
どちらも実際にお仕事をしたことがありますが、すごく丁寧で感じの良いコンサルタントが多い印象を持ちました。
もちろん、利用は完全無料なので、良い待遇で働きたい!と思っている介護士はとりあえず登録をして求人検索してみることをオススメします。
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オムツ交換に抵抗がある介護士の転職ポイントまとめ

- オムツ交換に抵抗感を持つ介護士に多い
- 「オムツ交換は介護士の仕事として割り切る」「数多くのオムツ交換を経験する」「におい対策をする」といった克服方法がオススメ
- オムツ交換を極力避けられる転職先は存在する
- 自分らしい働き方を実現させるには「介護士専門の転職サイト」の利用がオススメ
自分が嫌だと思っている仕事内容を続けるのは、心身ともに良いことではありません。
介護士の良さは仕事先を選べるということです。
その仕事先の特徴によって仕事内容は変わってくるため、ぜひ介護士専門の転職サイトを利用して自分らしい働き方を実現させてみてください。
心より応援しております!
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